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八ヶ岳・赤岳登頂

■日程 2010年4月24日(土)・25日(日)
■目的地 八ヶ岳・赤岳
■メンバー 竜少年(L)、take、マーメイド、toku
■天候 24日・25日ともに晴れ
■記録者 マーメイド、竜少年、take、toku

■GWの山行のトレーニング、雪山の更なる経験を積む及び来期冬山の為の偵察をかねて
赤岳登頂を目指す事を目的として行う。

4月24日(土) 赤岳鉱泉に宿泊
       八ヶ岳~美濃戸山荘~北沢ルート~赤岳鉱泉

07:20  ヨシキスポーツ前出発(takeさんの車で)

10:50  八ヶ岳山荘駐車場着
 思っていたより早く現地に到着。幸先良いスタートとなる。
 ここで着替えと食事を済ませる。

11:20  出発(赤岳鉱泉へ)
 天気は快晴。少し風が冷たいと感じるが、歩き始めると背中が暑くなり、汗が流れ始める。ウェアを脱ぎたいと思いながらだらだらした登り坂をひたすら歩く。

12:30  美濃戸山荘到着
 ここで少し休憩。ここから北沢ルート・南沢ルートに別れるが、私たちは北沢ルートの方へ歩く。ここから少しずつツルツルに氷っている雪が所々現れる。ひたすら歩く。しんどいなぁ・・・と思いながら。山を歩くのは、3/27・28に雪訓と天神尾根を登って以来山に行っていないので体が重いです。1回ぐらい山を歩いておけばよかったと後悔する。

13:40  アイゼン装着
 少し歩くと雪が解けて岩と草が現れる。休憩をしながら歩くと辺りは雪景色に変わる。天気が良いので歩いていて気持ちがいいです。雪が積もっていても春は訪れているのですね。あたたかい光で包まれています。水の流れる音、鳥のさえずり、樹木、草の揺れる音、この空間にしばらくボーッとしていたいです。
 都会にない自然の音色で  す。途中で大同心と小同心を教えてもらう。竜少年が、“今年は小同心をやるから”と言っているが、私は無理!!

14:45  赤岳鉱泉到着
 人口で造られた氷壁が解けていて立ち入り禁止になっている。 当初はテントという案も出ていたが、山小屋は暖かく、快適です。部屋に入ると、どっと疲れが出てウトウトしてしまう。 途中tokuさんは、“石尊稜に偵察に行ってきます”と出かけた。竜少年・takeさん・私は、部屋でまったりと過ごす。

18:00  夕食
明日の赤岳登頂を願ってビールで乾杯!ここのご飯は本当においしいです。

19:00  就寝

4月25日(日) 赤岳登頂
       赤岳鉱泉~中山乗越~行者小屋~地蔵尾根~赤岳~文三郎道
  ~行者小屋~中山乗越~赤岳鉱泉~美濃戸山荘~八ヶ岳山荘

05:00  起床

06:00  朝食
 朝からガッツリご飯を食べる。天気予報を確認。

07:00  出発
 外は、空気がピーンと張りつめていて寒いと言うより冷たい。
 アイゼンを装着していると指先が冷たくなる。

07:15  
 小橋を渡り石尊稜への分岐まで歩く。今年の冬に予定している取り付きまでの道を確認。引き返して中山乗越を歩く。指先の冷たさも消える。竜少年、マーメイド、takeさん、tokuさんの順で歩く。樹林の道をひたすら歩く。歩きやすいと感じる。

07:35  中山乗越の終了地点へ出る。

07:45  行者小屋到着
 休憩をとる。ここでは、テントがたくさん張っている。
 ここから地蔵尾根を歩く。薄暗く、所々木と木の間から太陽の光が射し込んできている。辺りが明るくなり急登になったのかなぁと思い始めたころに後ろを振り返ると北アルプスのパノラマが目に映る。すばらしい眺めです。
 しばらく歩くとルートがずれている事に気づきトラバースする。ピッケル・アイゼンを使い横にカニ歩き。これが初めての経験の為、横に竜少年、私の下にtakeさん、その少し下にtokuさんが待機。ありがたいです。慎重に歩く。

 ホッとしても気楽に登れる山ではないと感じる。次第にツルツル状態が多くなり、片手に鎖、もう一方ではピッケルを使いながら登っていく。

09:20  地蔵尾根分岐点到着
 休憩。少し風は冷たいが展望は素晴らしいです。

 ここから赤岳展望荘を通り、赤岳を目指す。手に届きそうな所にあるのに歩くと遠いです。ひたすら足元だけを見て登る。私にとって急登です。

まだかなぁ、まだかなぁと思っていると・・・

10:20  赤岳頂上到着
 “おつかれー”と握手を交わす。ホッとした。ここで休憩。Tokuさんの淹れてくれたコーヒーがとても美味しいです。竜少年・takeさん・tokuさんのおかげで赤岳の頂上に立つことができ感謝です。展望は360゜日本アルプス、富士山も見えます。

 ここから文三郎道を下ります。最初の所だけは、ロープをつけてピッケル・アイゼンでしっかり足場をつくってから降りる。そこから下の道は、自分で後向き下降をする。ここでヒヤリハットがあったが、怪我もなく本当によかった。竜少年がどんどん先に行ってしまう。最初は、ピッケルを刺してアイゼンで足場をつくっても足が滑ったらこのピッケルも抜けてしまうだろうか?と思ったら怖くなった。
 でも、もう夢中で降りている。すごい格好です。下降する姿も美しくありたいが、そんな事なんて言っていられない。

 慎重に降りていくと途中で講習が開催されていて何回か足止めされる。
 その間に現在位置から赤岳取り付きを確認する。竜少年・takeさん・tokuさんで盛り上がっている。そのうちに私の左足(特に内足)が疲れて力が入らなくなり、心も挫けてヘナヘナと座り込む。すかさずtakeさんがフォローしてくれ助かりました。こんな弱い自分が情けないです。しばらく下りが続く。

13:20  行者小屋到着
 休憩をして自分自身をリセットする。ここまで降りてくると空気が暖かく感じる。

13:55  赤岳鉱泉到着
 休憩をとりひたすら歩く。

15:40  美濃戸山荘到着
 休憩後ただひたすら歩く。今日は、よく歩いていると思う。最後の最後にダラダラした登りを歩く。

16:50  八ヶ岳山荘到着

21:20  ヨシキスポーツ前到着。解散

〈感想〉
 天神尾根で雪山デビューして雪山は2回目です。自分一人では成し得ない事を竜少
年・takeさん・tokuさんがいたから歩く事ができました。困った時にいつも手を差しのべてくれて感謝です。雪山の歩行も完全なものではなく、アイゼンをつけると自分の足ではない別のものになってしまう。歩行も遅くなり、速く歩くにも歩けない。

 今後の課題として脚力・体力をつけようと思った。また、気持ちのゆとりも必要と感じた。今回は天気にも恵まれて目に映る景色は、一言で言うと本当に美しいです。美しいものを美しいと美味しいものを美味しいと一緒に感動できる仲間がいるから自分も頑張れると思う。Takeさん運転お疲れさまでした。みなさんありがとうございました。

(マーメイド)



 久しぶりの雪山山行で天気に恵まれていい山行ができた、と思う。
しかしながら、ヒヤリハットもあった。

 このところの寒さで雪もシッカリと締まり、従来の春山のザクザク腐れ雪のイメージは無く、アイゼンとピッケルをキッチリ効かせないとスリップの恐れもある。そんな状況に地蔵尾根はあった。稜線真近で斜度もキツクなり、アイゼンとピッケルを効かせて一歩一歩トレースに沿って登っていた筈であったが、足元を気にする余り、トレースから外れ、とはいってもトレースはあったのだが、正規のトレースではなかった、上へ上へと追いやられて、フと気がつくと、5,6メートル外れていた。直上すれば斜度は更にキツクなる。5,6メートルとは言えトラバースを余儀なくされてしまった。まだ十分に雪慣れしていないメンバーもいたことを思えば、堅雪、急斜面のトラバースを強いたことはリーダーとしていかがなものか、一歩間違えればと思うと反省すること大である。

 対策としては、トップを歩く人間は兎角前へ前へと進み勝ちであるので、パーティ全体として、全員が全体の行動を注意深く、一歩一歩を確実にして、もし、少しでも変だ、と思えば、声掛けすることが必要と思われる。

 雪山では何が起こるかわからない、何が起こっても不思議ではない、ことを思い、ロープの準備も必要であった、と思われる。全員が無事であったことが一番の収穫である。

(竜少年)



 す、すばらしい!!
無風・晴天、次回山行時の取り付き確認をしながら
「最初は石尊稜がいいですかね~ それから・・・・・」
などと会員を育ててくれる竜少年トレーナー。
憧れのバリエーションの世界へ一歩近づける実感がある。
赤岳山頂からはアルプスの山並みを眺めながら冬山の素晴らしさを満喫する。

 また今回は自分への課題、反省の多い山行でもあった。

☆ロープワーク
   状況判断による確保の方法が自分で考えたことと竜少年が
   行ったことは一味も二味も違っていた。
   勉強不足。

☆滑落   
山頂下の鎖場を下っているところで転んではいけない
   場所であった。登りの人と交差した時にバランスが崩れ
   そのまま体が流れていくのを感じた。脚に人とぶつかる
   感触があり気が付くと滑落停止で氷面に刺さっているピックが見えた。
   「あぁ・止まってる」
   猛反省しています。

(take)


24日(土)天気は上々。
 予定より1時間早く鉱泉に到着。
ちょっと、一杯呑んで石尊稜の取付付近までお散歩。
今日はこれまで。赤岳鉱泉名物?のカツ煮を食べて明日に「勝つ」!
夜空、西南西にはオリオン座がよく見えました。
20時就寝。

25日(日)快晴!
 もう、これだけで感想終わりでOKぐらい。
無風。雲ひとつなし。
6時にしっかりと朝食をとって、7時鉱泉出発。
石尊稜の取付付近までいって、中山乗越。
一本入れて地蔵尾根から上がります。
ほぼコースタイム通りかな。

前回の西黒尾根の悪天候とうって変わって、爽やかに登れました。
こんな清々しい山行は、そう味わえないぐらい。
(深酒NG。早寝早起き・・・・・・・・・基本動作ですね)

【反省点】
 終始シンガリだったので、ルートがよく見えた。
しかし、ルート補正の意見ができなかったことは大きな反省。
(地蔵尾根のチョい急登の最後)
 それと、文三郎下り、点在するちょっとイヤラシイところ。
自身の恐怖感はなかったが、パーティ全体ではドキドキした。
やっぱり、ザイルは用意すべきだったか。と。

 でも、結果オーライでないが、今山行はとってもよい経験だった。

 GW、白馬!
気持ちよく登りましょう!!

(toku)

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