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奥日光スノーシューイング

■日時 2008年1月30日~2月1日
■目的地 奥日光・戦場ヶ原/高山周辺、刈込湖周辺
■メンバー 微苦笑(L)、Nob、ヨーコ



■1月30日(金) 小雪混じりの雨
今シーズン初めてスノーシューで遊びに行ってきた。
天気予報は雨を表示していたが、歩けなければ保養所で温泉とビールでのんびりしようと思い出かけた。
高山への登り10:30 赤沼茶屋前で身支度を調える。
雨に小雪が混じり、周りの山々は雲やガスに隠れ見晴らしはない。戦場ヶ原を湯川沿いに自然研究路を泉門池に向かう。木道は雪に覆われているがところどころ風に飛ばされ露出している。
木道から外れて歩くことを禁ずる立て札を見ながらスノーシューの履き心地を楽しむ。ベンチでスープを飲みながらあたりを見渡しても歩いている人はいない。

泉門池から小田代原南側にあるバス停を目指す。
バス停の東屋で一休みして、鹿避けの柵沿いに進み途中から右折して石楠花橋を目指す。
15:30 保養所に入り温泉で冷えた体を温める。


■1月31日(土) 湿雪のち曇り
朝から風雨が強く、今日から参加のNobさんヨーコさんとの合流場所を保養所に変更し、昼まで天気の様子を見て午後からの行動を決めることにした。

お昼前に雨から雪に変わり小雪がちらつく程度なったので、散歩のつもりで高山の入口付近まで歩くが、稜線まで上がってみようかという話になりそのまま登り始める。

頂上はすぐそこ稜線に出る頃には西ノ湖方面に青空が見え雪もやんだのでそのまま高山山頂を目指す。
高山へは稜線に出てからが意外と長い。いつも記念写真を撮る大きな指導標からも小さなアップダウンが続き、そろそろ飽きてくる頃最後のひと登りで頂稜の一角に着く。
ここからは雪に覆われたなだらかな山頂まで一投足である。

高山頂上にて強風の山頂で写真を撮り一服してから、夏道を外れて北東に延びる尾根を下る。
スノーシューは登りも下りもかなり急な斜面を歩けるのでありがたい。急な登りは爪を立てるといい。アイゼンの前爪で登る要領だ。
北東尾根は樹林が密生しているが尾根筋もはっきりしているし短いので安全だ。ただし、雨を含んだ重い雪質のため滑りやすかった。

北東尾根の下り
戦場ヶ原に降り立ち、鹿の防護柵を出てからはコンパスで石楠花橋を確認し湿った重い雪の中を歩く。
16:30 保養所に入る。

【タイム】
竜頭の茶屋(11:52)---鹿柵入口(12:05)---木の大きな指導標(12:48)---高山(13:40~55)---鹿柵出入口(14:50~15:01)---石楠花橋(15:53)---竜頭の茶屋(16:20)


■2月1日(日) 小雪時々晴れ間
蓼ノ湖西岸を巻く風はあるが青空が出て8:46のバスで竜頭の滝バス停から湯元に向かう。
バス待合室で身支度を調え、温泉源の脇を抜けて金精道路に上がりスノーシューをつける。夏道の左側(西側)から蓼ノ湖(たてのうみ)に向かって下る。
がさがさと凍った雪の上を快調に歩き、小さな湖の西側を巻いて樹林の中を小峠を目指す。

小峠の直下にて
小峠まではスノーシューにとってはちょうど良い緩やかな登りが続く。やがて風の通り道になっている小峠にたどり着いた。
時々強い風が吹くが陽が差し雪上歩行を満喫する。
昨日まの小田代ヶ原・戦場ヶ原周辺の重い雪と違い、さらさらの雪の上を刈込湖に向かう。

刈込湖へ向かうやがて湖への道を下っていく。数ヶ所ある階段には雪が付き、雪の急斜面になっている。
たどり着いた刈込湖畔は、真っ白に結氷し吹き渡る風は雪を舞い上げ身体を冷やす。
相談の結果、メンバーの体調も考慮して山王峠越えはあきらめ小峠まで戻り林道を使って湯元へ戻ることにする。

白銀の刈込湖畔途中、光徳への赤いテープがまかれた古い分岐で一休みしたが、林道の反対側(西側)にも『湯元へ至る』という古い道標があった。
湯元までの近道になればと思い、コンパスで確認しながら進んでみた。
20分程で金精道路を眼下に見下ろす地点に出たが、道路へは急斜面でロープがなければ危険で下りられず、やむなく元に引き返す。

その後は林道を素直に下り、やがて金精道路の入口に合流する。ちょうど兎島の東側に位置するが、ここでスノーシューをはずして湯元のバス停まで車道を歩いて戻った。

【タイム】
湯元(9:05)---金精道路(9:20~23)---小峠(10:11)---刈込湖(10:46~11:00)---小峠(11:35~45)---光徳分岐(12:20~13:05)---湯元(13:44)



■感想
お疲れ様でした温泉に入り、ビールを飲んで、素敵な洋食(?)をおなかいっぱい食べ、雪の上を歩いてきました。
スノーシューは雪上歩きの最高のツールです。シーズン3回程度は使ってみたいものです。
Nobさん、ヨーコさんお疲れ様でした。
(記 微苦笑)

1月31日トレースマップ

2月1日トレースマップ

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