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巻機山 ~紅葉と小屋とナメ沢~

■日程:2008年10月17日(金)夜~19日(日)
■メンバー:ヨーコ、その他(2)





「巻機山の避難小屋に泊まって紅葉を堪能したい」とT嬢。

過去3回行ったことがあるというジュンコさんは「沢コースを登りましょう」という。

しかし、ジュンコさんが登ったのは何年も前というので色々調べると沢コースは過去に何度か大事故が起こっているとのこと。

塩沢町役場、地元の民宿、キャンプ場の管理人等に問い合わせをすると「通行可能だが雪渓が残っているので要注意」との話だった。

緊急連絡先をお願いしたNobさんからも色々ご心配頂き、念のためT嬢が補助ロープを持参した。

T嬢、ジュンコさんに助けられ、秋晴れの天候にも恵まれて、紅葉真っ只中の巻機山を満喫して来ました。

10月17日(金)
19時妙典駅集合、T嬢の車で出発。関越道を行く。塩沢石内インターから巻機山山麓桜坂駐車場へ。

23時半着。既に10台位が駐車している。テントを張り、軽く夜食を取って就寝。

10月18日(土)
百名山の為か、夜中から続々と車がくる。大型バスも来る。殆どが日帰りで井戸尾根コースをピストンするようだ。

私達はゆっくりと朝食を取って8:50出発。数分も歩くと井戸尾根コースと沢コースに分かれる。


「沢コースは入山禁止」の大きな看板が・・しかし、当然のように沢コースを行く。30分程歩くと割引沢出合。

ジュンコさんの経験から右の巻道を行く。樹林帯の中、濡れていて滑りやすい。1時間程でヌクビ沢出合に出る。

10分の休憩の後、ジュンコさんを先頭にゴーロ上の河原を赤印を頼りに行く。滑りそうな岩、手の届かない所ではシュリンゲを出してもらいながら慎重に登る。

ナメ滝と紅葉が本当に美しい。「行者の滝」は左岸を四つん這いで登る。雪渓が崩れているところも岩を崩さないよう、そっと登る。

2時間ほど登り標高1430M付近でコーヒータイム。沢の水を沸かして暫しの休憩、紅葉真っ盛りの沢の中に居るのは私達だけ、空は真っ青、まさに至福の時です。

ここから稜線までは急登に次ぐ急登で本当に疲れた。トラバースは補助ロープを使ったりしてゆっくり慎重に14:40稜線着。八海山、越後駒が正面にきれいだ。


ザックを置いて割引岳をピストン。巻機山山頂散策は明日の楽しみにして本日はこのまま避難小屋へ、15:50着。

避難小屋はとても立派で驚いた。トイレはバイオ、使用後、前に20回、後ろに10回自転車漕ぎをしてバイオを促進させるそうだ。

宿泊者は15人位、二階に陣を張って居場所を確保。米子沢の源頭から水を汲んできて楽しい夕食です。

今夜の食当はジュンコさん、無洗米を炊き、玉葱を炒めて美味しいキーマカレーを作る。担ぎ上げたビールで乾杯! 贅沢な時が流れて・・20:00就寝。

10月19日(日)

6時前起床。外はガスっているようだ。

今朝の食当は私。ご飯、味噌汁、納豆、シャケ、佃煮という岳樺流朝食です。

テルモスと地図を持って頂上散策に出発。

雲も切れて空は晴れ渡り、池塘も澄み渡り、風も爽やか、巻機山本峰から牛ケ岳までのんびりと行く。


越後三山、至仏山、平が岳、谷川連峰、遠くに妙高、火打、霞んで見えるのは北アルプス・・

名残は惜しいけれど下山です。

避難小屋10:05発、桜坂駐車場13:00着。六日町の五十沢温泉湯元館に寄り、汗を流して帰路に着いた。

Tちゃん、ジュンコさん、ドライバーありがとうございました。

記:ヨーコ

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