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八ヶ岳・阿弥陀岳南稜

■日時 : 2008年7月5日~7月6日
■目的地 : 八ヶ岳・阿弥陀岳南稜
■メンバー : Hammer・他1




阿弥陀岳南稜は積雪期のアルパインルート初級コースで、岩の要素が多いのと稜線からの展望がすばらしい。今回は積雪期を想定してテント泊山行となりました。

■7/5(土) 晴れ
07:00 拝島駅集合。N氏の運転する車で出発、高速道は渋滞もなく順調。

09:55 舟山十字路(実際はT字路で案内板がある)林道ゲート前に駐車(路肩スペースに20台位駐車可)、車のドアを開けた途端に猛烈な虻の攻撃で忽ち刺される。

ミツバチより一回り大きい虻で20匹ぐらい纏わりついて離れない。虫よけスプレーを吹きかけるが余り効果がない。ここから虻との戦い(?)が立場山まで続くのである。

10:10 尾根に取り付くコースが左右に分かれるが右の旭小屋経由ルートをとる。5分ほど行くとオイシイ水場がある。

旭小屋まで林道を進み、小屋の左側から尾根を目指して登る。蒸し暑い、立場川が近いので虻が多いようだ。タオルを振り回していないと刺されるので、登りで疲れヘトヘトになる。

13:50 立場山頂上は展望のない林の中、雷が心配なのでいい場所だ。もう少し先へ行ってみようと10分ほど進むと大きな岳樺の木が3本ある絶好の場所を見つける。

雷の心配はないし、展望も素晴らしい。テントを張り、外でチーズと焼いたウィンナーでビールとなる。日が高く、お酒好きなN氏にとっては量が足りなかったようだ。遠雷が聞こえる。涼しくなり虻もいなくなった。

17:00 コンビニで買ったおにぎりとインスタント味噌汁で夕飯。

18:30 就寝

21:00 目覚め外に出ると満天の星、とても静かである。夜中に雷鳴と稲光で目が覚める。激しい雨になる。西から東に雷雲が移動しているのが解かる。40分で雷雨が止む。

■7/6(日) 晴れ
04:00 起床。朝食はアルファ米で親子丼の予定が、二人とも食欲がなく水を飲んでテントをたたむ。

04:50 午後から雷が心配だったので早めに出発。青ナギの手前がビューポイント!!阿弥陀岳・権現岳が大きく見える。

05:50 無名峰。P1の手前でハーネスを装着。ここが積雪期のビバーク適地。

P1、P2は左側の斜面を越えて行く。P3は積雪期、左の広河原側に巻くように下り一段降りた所からガリーを登るのが一般的ルートだ。

P4は岩場基部から約10mトラバース後、踏み跡を辿りながら斜めに左上して稜上に出てみた。

岩基部右側から登る所がありN氏が慎重に登って行く。

落石を警戒して見えなくなったのを確認してから5~6メートル岩を登るとすぐに阿弥陀岳頂上に飛び出した。

07:55 阿弥陀岳頂上。天候が崩れそうもないので大休止、風が爽やかだ。

08:50 御小屋尾根を下山開始。途中、一般道から3分の不動清水に立ち寄る。冷たくてオイシカッタぁ~!

12:00 舟山十字路。無事下山、またまた虻の大群の大歓迎(?)を受ける。帰路、立ち寄り湯に入り仮眠。

18:00 拝島駅に無事到着、解散。



■感想
梅雨の季節で天気が心配でしたが、二日とも晴れで恵まれました。ただこの時期は虻が・・・秋とか積雪期がいいと思いました。

記 Hammer

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