秩父 両神山金山沢 右俣
【日時】2008/5/3
【目的地】 秩父 両神山金山沢 右俣
【メンバー】 微苦笑、他2
予定では赤岩岳へ登る計画であったが、三峰口駅で目を覚ますと山に霧がかかりやがて小雨が降り出してきたので、計画を変更して「金山沢」を登る事にした。
師匠の生まれ故郷である小倉沢部落を通り過ぎ、上落合橋と落合橋のあいだの駐車場に停める。途中は「山吹」の花が咲き乱れ黄色の花にかこまれた山吹街道である。
車のすぐ後ろから沢に降り下流の落合橋の下をくぐり左から合流する沢が今日の目的の「金山沢」だ。恥ずかしながら「沢登り」は今回が始めてである。同行のIさんから渓流シューズを借りての初挑戦である。
雨具を身につけ早速に遡行し始める。雨が降っているので水が多いのではないかと心配したが初めての私が困るほどに水量はなく快適に登ることができる。
白い岩肌のナメが幾つか続き小雨に煙る木々の枝から落ちる雫が雨具に当たりとんとんと音がして、流れに入ったり、溝を飛び越え、石を乗り越え、岩を抱き進む。
大きな滝は無く1ヶ所だけ右に巻いたところがあった。師匠の話だと今回は倒木が多くそれが無ければもっと沢がきれいに見えるとのことであった。上部には小さいが雪渓が残りフエルトシューズで慎重に登る。
急傾斜の源頭は右へ進み落ち葉の厚く積もったガレ場を慎重に登る。落ち葉の下では踏み出す足の重みで石が落ち着かず3人は十分に離れて這い上がる。
稜線に出ると両神山山頂はすぐで登山者の話し声が聞こえる。稜線を上った登山者と話をしながらシューズを履き替え行動食を口にする。
稜線を少し戻り通行止めの板の下がったロープをまたいでくだりに入るが、このルートが駐車場に一番近いと師匠の判断である。稜線からの15分くらいは慎重に歩を進める。
つまずくとかなり下まで落ちることになる。終点は落合橋のたもとである。
雨の降る中の沢登りデビューでありました。流れの中をジャブジャブ歩くのいいもんですね。又行きたくなりました。