.トップページ -> 雪山・雪稜 -> 上越・谷川岳西黒尾根~天神尾根

*掲載内容についての注意がございますのでこちらをご覧下さい→

上越・谷川岳西黒尾根~天神尾根

【日時】2008年4月20日
【目的地】上越・谷川岳西黒尾根~天神尾根
【メンバー】竜少年、Nob、ヨーコ、tomo、Hammer




■4月20日(日)曇り、時折晴れ間、大半はガスの中
前夜土合駅に20時40分頃に着き、21時過ぎにはベースプラザに入る。

プラザ内は空いており、早々に寝場所を決め、少しビールを飲み(私はコーヒーでしたが)、明日、早出なので寝る(寝場所により室温が違うみたいなので、注意した方が良いと思います)。

20日午前4時前には起床し、曇り空の小雨がチラつく中、5時15分に出発。

ちょっと風も強い。西黒尾根に上がる前までは雪が無い雑木林の急斜面を登る。出発早々、ちょっとした藪こぎもあり寝起きの体には辛い。

送電線鉄塔のある尾根上に上がると、草や低木、岩などが所々に出て、雪が少ないと感じた。

登るにつれ、雪は深くなってくるが、アイゼンは必要ではないらしい。

私といえば、雪山デビューなので、右も左も分からない状態で、後ろにNobさんが付き、ピッケルの持ち方、足の運び方を教えてもらう(Nobさん、ありがとうございました)。

広い斜面なので気持ちは良いが、雪はズブズブで踏ん張りが効かない。

斜面がきつくなりキックステップで登るが、時々ズルズルと滑る。

岩場の通過が特に難しく、雪と岩の間に落ち込むこと度々あった。

8時頃、「ラクダの背」でアイゼンを着ける。

この頃に、トップが竜少年からNobさんの替わり、私といえば前から2番目となり(出発時は後ろから2番目)、ひたすら、Nobさんの後を付いていくのが精一杯で、その後のコース状態を余り覚えていない。

いくつか覚えていることといえば、アイゼンを付けた後、雪が滑らなくなり調子が出てきたことと、雪面上に多くの亀裂が入り、ルート取りに苦労をしたこと(ルート取りは私がした訳ではないが・・・)

他のメンバーがそのまま通過できる雪面を私だけ踏み抜くのは、やはり体重のせいだろうかとずっと考えていたこと。

ザンゲ岩の手前の急斜面もひたすら登り、Nobさんがザンゲ岩の手前で「頂上まで5時間を切るぞ」と明言し、その後の急斜面もまたひたすら登り、そして10時6分にトマの耳に付いた時には、そこが頂上だとは分からず、ようやく休憩ができると、早々に座ってしまった(失礼しました。それだけ、一生懸命に登っていたということかな?)。

結果的には何とか登頂でき、それも5時間を切る好タイムなので、自分では、まずまずかなと秘かに満足した登山でした。

下山は雪斜面を重力にまかせ、ぐんぐんと滑るのも構わずに降りてしまい、ロープウェイ山頂駅に着く頃には、やたらと疲れていました。

ベースプラザには午後1時前に到着し、14時発のベースプラザ発水上駅行きのバスに乗った後、14時38分水上駅発高崎行きの列車に乗り、帰路につきました。

雪斜面だと踏ん張りが効かないので一定のリズムや足取りで歩かないと、非常に疲れることが分かったので、次回には、この経験をいかしたいと思いました。

皆さん、私の雪山デビューをサポートして頂きありがとうございました。お疲れ様でした。

(記 tomo)




■コースタイム
ベースプラザ(5:15)---鉄塔(5:52)---ラクダの背(8:03~8:14)---トマの耳(10:06~10:21)---熊穴沢の避難小屋(11:15~11:25)---ロープウェイ山頂駅(12:20)

雪山・雪稜の最近記事(5件)

上記以外の記事は「雪山・雪稜」のカテゴリーページをご覧下さい。

PageTop

Copyright © 2006-2024 山の会「岳樺クラブ」 All Rights Reserved.