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奥多摩・サルギ尾根から御岳山~大楢峠

     ~ 静寂な尾根と巨樹めぐり ~

歩いたコース【日時】2008年1月14日
【目的地】奥多摩・サルギ尾根から高岩山~御岳山~大楢峠~鳩ノ巣駅
【メンバー】微苦笑(L)、ヨーコ、Nob、他5名

御岳山は信仰の山として一年を通じて賑わいをみせている。サルギ尾根は御岳山をめぐる登路の中で静寂さを保っている唯一のルートではないだろうか。
今回、微苦笑さんからのお誘いを受け、この静かな尾根道をトレースしてみた。
メンバーは、微苦笑さんの友人知人をふくめて計8名の大所帯となった。



■1月14日(祝) 高曇りのち晴れ

養沢神社のトチノキ武蔵五日市駅8:20発の養沢行きバスに乗り込む。
大岳鍾乳洞入口で下車。バス停で身支度を済ませ、すぐそばにある養沢神社に参拝後、9時出発する。
養沢神社には立派なトチノキの巨樹が鎮座していた。このトチノキの他、今回あるいたコースには要所要所に巨樹があり、私たちの目を楽しませてくれた。

さて、サルギ尾根の取り付きは神社右手の急斜面から始まる。赤いテープが付けられていた。
一本調子の急斜面が続き、最初から息が上がる。
尾根につけられた踏み跡はしっかりしているので道に迷うおそれは少ない。ただし、指導標の類は一切ない。

岩混じりのサルギ尾根を登る標高700m圏に入ると急な登りも一段落して歩きやすくなってくる。
しばらく植林帯が続き、尾根すじを忠実にたどっていくと、今度は露岩まじりのルートになっていく。このあたり変化に富んでいてなかなか面白い。
左側が岩場になっているが特に危険な箇所もなくすんなりと809mピークに着いた。(10:05)
ここから眺める高岩山はまだまだ高くそびえていた。
私たちの左手には大岳山から続く馬頭刈尾根が、右手には御岳山から日ノ出山に続く尾根が樹間越し並行して走っているのが見え、疲れた身を楽しませてくれる。

高岩山山頂809mピークからからひと登りで高岩山に着いた。(10:30)
東南方向に細長い頂上には山名を書いた古い木製の標識が取り付けられていた。
高岩山からはいったんかなり下る。標高差にして約70m以上だろうか。ちょっともったいない感じがした。
このあたりから北側にあたる斜面には雪が見られるようになる。一昨日の雨が雪に変わったのだろうか。

展望台にて記念撮影(バックは大岳山)下りきった鞍部から急な斜面をがんばって登り返すと前方に大きな鉄製の立派な展望台が現れた。これが上高岩山(大グルミ沢の頭)に設けられた展望台である。
展望台には数人の先客がいたが、いずれも御岳山方面からのハイカーのようだ。
ここから先のコースは立派なハイキングコースである。しっかりとした標識も立っている。
ちょうど昼の時間なのでここで昼食休憩をとる。(10:56~11:30)
展望は広闊で、白く輝く日光連山や筑波山、新宿副都心まで見渡すことができた。
丹沢山塊にはあいにく雲がかかっていたが、関東平野を中心に雄大な展望を得られたことに感謝した。

鹿の子模様の雪の道昼食後、御岳神社をめざす。
当初は鍋割山、奥の院経由の尾根道をたどる計画だったが、下山路が長いためにあっさりと計画変更に同意する。中高年パーティーは無理はしないのが信条。
芥場峠で尾根コースと分かれて標高線沿いのゆるやかな道を進む。北面には一昨日の雪が美しい鹿の子模様をつくっていた。(ただし、凍っていてスリップに注意)
やがて、奥の院分岐に着くと一本の大きな杉の木が迎えてくれた。この巨樹、「天狗の腰掛杉」というのだそうな。
天狗の腰掛杉根元から見上げると本当に雄大で感動する。後で知ったのだが、この木は遠く中央自動車道からも見ることができるとのこと。

賑やかな人だかりがしてくると、やがて御岳神社に着く。まだ1月中なので参拝客も多かった。
神社本殿には上がらずにそのまま鳩ノ巣駅を目指すことにした。参道の途中にある巨樹「神代欅(ケヤキ)」も風雪に耐えてきた風格を漂わせているが、みやげ物屋の隣にあるため、神秘的な雰囲気には程遠いのがいかにも残念だ。

本仁田山と川苔山を遠望するさて、下山路は大楢峠を経て鳩ノ巣駅に下るコースである。
このコース、なだらかで下りやすいのだが、やや長いのが欠点である。とくに大楢峠まではほとんど標高を保ったまま歩かなければならないのでいささか歩きくたびれてしまう。
危険な道ではないのでノンビリおしゃべりしながら歩くのに向いているのだが。

中間点にある大楢峠にも立派なコナラの巨樹(幹周り4.5m、樹高27m)が立っていた。
大楢峠にコナラの巨樹というのは面白い。この樹は何度も訪れているが、今回のコースで見られる巨樹の中では一番好きな樹だ。
根元は空ろになっていたが、それでも樹勢はしっかりとしていた。これからも元気で登山者を見守っていてほしい。

コナラの巨樹大楢峠からは傾斜を増しながら下っていく。途中越沢バットレスの岩壁を右手に見ながらさらに下っていくとやがて車道になり鳩ノ巣の町並みが近づいてきた。
雲仙橋で奥多摩渓谷を渡れば駅はすぐ上にあった。

■タイム
武蔵五日市駅(8:20)===大岳鍾乳洞入口BS(8:47~55)---養沢神社(9:00)---809m(10:05)---高岩山(10:30)---上高岩山(10:56~11:30)---御岳神社(12:20)---大楢峠(13:30~36)---鳩ノ巣駅(14:36)

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