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初めての北海道登山 千栄(ちさか)山の家での6日間

旧い山の友が北海道の山々に魅せられご夫婦共々、遠い小倉(北九州)より日高(北海道)の地へ移り住んでもう5年の歳月が流れただろうか。

彼は札幌の社会人山岳会に入会して慣れない山スキーに苦労しながらも、札幌のその仲間と北海道の山々を精力的に歩いている。

その友より、地元日高の仲間と町興しの一貫として町所有の旧教員住宅を借用・整備して広く一般の方に登山や魚釣り使用して貰うことを目的にしたゲストハウス「千栄(ちさか)山の家」をオープンするので来られたし・・・云々の連絡を受け、友の案内にて冨士丸が北日高の比較的登り易い「チロロ岳」(1,880m)を目指すことにした。



【10/02(火)】
新千歳空港ロビーにて久し振りに友に再会して日高町.千栄(ちさか)へと彼のマイカーにて車の少ない一般道をひた走る。

この9月にオープンした「千栄(ちさか)山の家」に第一号のゲストとして入る。夕刻、近所の牧場へ行き搾り立ての牛乳を美味しく戴き、翌日はと友との一時をノンビリ過ごす。

【10/04(木)】
今日は本来の目的の「チロロ岳登山」を行うので4時前に起き出し未だ暗い道を登山口(650m)に車を40分程走らせる。

このチロロ岳への登山ルートは曲り沢を遡行して一旦尾根を乗っ越して、更に二の沢を駆け上がると言った沢登りの様なコースである。

どうやら日高の山々の無雪期は沢から主稜線・頂上にたつと言うのが一般的な登山方法の様である。
従って正規の国土地理院(1/25000)の地図にはこの登山ルートは全く記載されていないが、昭文社(1/50000)の地図には登山ルートは記載されている。

只、実際に歩いて見ると僅かな踏み跡と僅かな赤布を頼りに右岸・左岸とルートファインディングを要する基本的には登山道の無いコースであり、ザックに初めて熊除けの鈴を付けて結構な急登をひたすら登り続ける。

チロロ岳.西峰のコル付近はヒグマの餌を求めての掘り返しが有り改めて北海道の登山だなと認識する。

西峰コルよりはビッシリと生えている低い這い松を掻き分けて「チロロ岳」(1,880m)の頂上に立つ。

遠く北側には大雪山系そして南側には大きなカールを抱えた幌尻岳の展望を楽しむ。下山は登って来た通りのルートを慎重にルートフアイデイングをしながら登山口へと急ぐ。

■千栄(ちさか)山の家(04:30)→ 曲り沢登山口(05:10-05:20 歩き始め)~ 尾根乗越(07:25-07:40)~ 西峰コル(08:25-08:35)~ チロロ岳(09:00-09:30)~ 尾根乗越(10:25-10:35)~ 曲り沢登山口(12:30 歩き終り/12:35)→ 千栄(ちさか)山の家(13:00)

【10/06(土)】
明日(10/07(日)は帰京するだけであり、この日は「伏美岳(ふしみだけ)」(1,790m)へのハイキングを行うことにする。

メンバーは友と奥様(彼女も小倉時代の冨士丸の山仲間)と関東から移り住んでいるYさん(72才)と富士丸の4名。

友の運転にて先ずは日勝峠(日高と十勝を分ける)を登り十勝平野方面へと車を走らせる。登山口の無料駐車場(740m)は20台程度は駐車が可能だった。

伏美岳への登山ルートは麓の芽室町の「芽室山の会」が長い年月を掛けて尾根道を切り開いたルートでありその努力・労力には頭の下がる思いがする。ゆっくり・ゆっくりと北日高の山々の景色を眺めながら「伏美岳」の頂にて暫く憩う。

北西には一昨日(4日)登った「チロロ岳」そして南西には幌尻岳・・・遥かなる紅葉の日高の山々の展望を楽しむ。

■千栄(ちさか)山の家 (04:00)→ 登山口(05:45-05:55 歩き始め)~ 伏美岳(09:00-09:40)~ 登山口(11:45 歩き終り/12:00)→ 千栄(ちさか)山の家 (13:30)

【10/07(日)】
6日間お世話になった「千栄(ちさか)山の家」に感謝を込めて、風呂・トイレ・部屋の掃除をする。石勝線のJR「占冠駅(しむかっぷ)」まで送って貰い、秋の装いの景色を車窓より楽しみながら帰途に着く。



【感想】
前々から北海道の山は日本アルプスと「1,000m」の高度差の感がある(北海道の山の2,000mは日本アルプスの3,000mに匹敵)と聞いていたが、チロロ岳では1,700m頃より這い松帯が現れその実感を持った。

斜面方向・高度・・・等にても異なるであろうが5・6月も雪渓を登っての登頂が可能とのことである。是非とも来年の残雪期の時期にもう一度「千栄(ちえい)山の家」をベースに日高の山々を歩きたいと考えている。

記 富士丸

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