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那須連峰 三本槍ヶ岳 地図読みトレーニング山行

0/14(土)

ボクにとっては入会後最初の山行なので、≪非常に楽しみであった≫のと、≪粗相をしてはいけないという緊張≫とが交錯していて、不思議な気持ちで当日を迎えた。

何よりも、みなさんを乗せて運転することが何より緊張した。初めて路上教習を受けたときと同じくらいに。


昼過ぎに今回利用させて頂く那須の宿に到着、早速、地図読みの復習を始める。

周囲の木々を目標物の山に見立て、全員でコンパスを向ける。

そしてコンパスのリングを回してから、地図にあてがう。

正順・逆順を何度か繰り返して、操作を確かなものにする。

しかし、つくづく思う。針が磁北を差すことを発見した人と、コンパスのリングを考えた人は偉い。

明日は、いよいよ山の中で実践だ。


10月ともなると、那須の夜は十分に冷える。

今回利用させて頂いた宿には薪ストーブがあるので、古い角材から薪作りをして備えた。

ノコギリとナタを使って十分な量の薪をそろえた。周辺を散策しながら、火だねになりそうな枯れ枝を拾ったりもした。

夕日に照らされ、枯れ木を引きずって歩く時間がとても豊かに感じた。

夜はみなさんにボクの歓迎会を開いていただいた。美味しい料理、美味しいお酒、楽しい話、まぢめな話。

素敵な歓迎会だった。具だくさんのヘルシー鍋の味が忘れられない。

10/15(日)
5:30。那須ロープウェイの乗り場付近にある駐車場はどこもほぼ満車だった。

峠の茶屋で最後の身支度をした。

那須岳は強風で有名だけれど、この日はとても穏やかで峰の茶屋まで快適に歩けた。少しずつ陽光を浴びる朝日岳が美しかった。


地図読み。峰の茶屋で最初の実践だ。

「我々はどちらへ進めばいいのか」「あの山の名前は?」コンパスと地図を操ればすぐにわかる。

毎度、コンパスの機能に感心する。


峰の茶屋からは、朝日岳~三本槍岳~大峠と進んだ。

紅葉に囲まれながらの歩きとなった。

その間の紅葉は見事だった。

金色のキャンパスに紅。深い緑のキャンパスに紅。こうも見事に塗り分けられるものか!?という紅葉だった。

紅葉に囲まれて幸せな気分になりながらも、地図読み練習も実施する。

突然、「今どこでしょう?」と出題されることもある。

しかし、2つの対象物を捕らえれば、その交点から現在地がわかる。

大峠に到着するころには、全員がコンパスと地図を使いこなしていた。


大峠からは、峠沢・中沢・赤岩沢の3つの沢を越えて三斗小屋温泉に向かった。

どの沢も豊かに水を流していたため、それを越えるのに少々苦労した。

三斗小屋温泉は突然現れた人里という感じがした。

あまりに穏やかな空間だったから、そこでの小休止ではほんのりと眠気に誘われてしまった。


三斗小屋温泉からは1613m峰を巻くようにして峰の茶屋へ登り、往路を辿って峠の茶屋へ降りた。

夕日が朝日岳から鬼面山へ続く斜面をまっすぐ照らし、最後に紅葉は赤く燃えた。

1/25000の地図をこれほど親しく身近なものとして感じた山行は初めてだった。

けれど、地図読みとは、コンパスを使いこなすことだけにあらず。

山の地形・道の走り具合・等圧線の間隔と流れ・植生状況などを地図と現地から読み取ることがホントの地図読みだという。

そういう意味では、ボクの地図読みはまだまだ未熟だ。これから継続して訓練する必要がある。

■メッセージ
「有名観光地」との印象が強い那須ですが、それは高原地帯のことであって山稜はきびしい自然の世界が広がっています。

チシマザサの緑とツツジやナナカマドの紅、それにダケカンバの黄が織りなす那須の紅葉に巡り会えることのできた楽しい山行でした。

新入会員のシルさん、周りはみなオジサン・オバサンだらけですが、世代間の垣根を乗り越えてこれからも安全第一で達成感のある山行をしましょう。(Nob)

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