谷川岳雪訓と西黒尾根
04/22
昼食後、雪訓に入る。今年は雪が多いので近場の斜面で訓練を行えるとの事。近場で出来ればそれにこしたことはない。遠くへ行く時間を訓練にあてる事が出来るのだから。
滑落停止の訓練から始まり、スタンデイングアックスビレイ及びこの状態での自己脱出の方法、スノーバー、デッドマンを使用した支点の取り方とその検証。
実際にこれらのギアを使用しての登高。理論上の理解と実際に使ってみるのとはかなりの違いを感じた。
特に、スタンデイングアックスビレイでの自己脱出方法については、支点に負荷をかけた場合、脱出者の行動がかなり制約される。
また、デッドマンをアンカーにする場合、実際に雪中に埋め込み、負荷をかけて、どのくらいの負荷に耐えられるものなのか体験してみないとわからないし、また本体の埋め込み角度、足のワイヤーの出す角度、それぞれがその働きに非常に影響する要素なので良く理解することの必要性を感じた。
04/23
翌日は西黒尾根への登高。竜少年は、風邪気味の為、センターで休む事になった。
m3nb氏、ヒロリン氏、小生の三人で出発。斜度の有る樹林帯を快調に登る。
(実際は、小生、快調ではなく、頭ガンガン、吐き気ムラムラ)。
樹林帯を出た所で、アイゼン着用。懺悔岩あたりは尾根も痩せていて、雪もくさっていて緊張させられる。
懺悔岩では、m3nb氏がかなりの時間かけて懺悔していた。
「懺悔する事の多い人は大変ね」とのヒロリン氏の呟きは小生の空耳か?
そう言えば、来る時の車の中でm3nb氏曰く「私も若い頃は大変だった」と言われていたが、小生その時は(大変苦労された)のか(大変悪かった)のか理解できなかったのだが、真摯な懺悔の姿を見て、後者であることを納得しながら歩を進める。
懺悔岩からは急な斜面の登高が続く。雪が腐っていてトラバース気味の所は雪が崩れて歩きずらい。
頂上直前にトップのヒロリン氏に代わって小生をトップにしてくれたm3nb氏の計らい有りがたく思う。
顔のわりには優しい心を持った人だなあと思った。それとも、先程の懺悔の効果か?
肩の小屋で一服後、天神尾根を下る。あっというまに懺悔岩が左上に見える。
ヒロリン氏の速いこと。下りの速い人は、足腰が強いと言うが、まるで天狗の化身のようだ。いや、女性の天狗は聞いたことがないからヒロリン氏の前世はカモシカだ。
今度聞いてみよう「ヒロリンさん、ツノありますか?」と。
そうこうするうちにロープウエイの発着所に到着。今回の山行も一応ここで終りだ。
竜少年さん、ヒロリンさん、m3nbさん。有難うございました。
■コースタイム ベースプラザ発 05:30 → 西黒尾根登山口 05:40 → 谷川岳頂上着 10:40 → 頂上小屋発 11:20 → 天神平ゴンドラ駅着 12:40