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中央沿線(大菩薩) お坊山・南尾根

今年に入って3回目のハイキングである。
歩きなれてきたので今回は地図読みに重点をおいた山行を計画した。
場所は中央沿線、南大菩薩のカテゴリーに含まれるお坊山とした。お坊山は何回か計画してもなかなか訪れる機会のない山だった。日の短い時期にこの山を訪れる場合、山頂までのアプローチが長いため、千葉からだと大急ぎの山行となってしまうからだ。
アプローチを短縮できないかなあとWebで検索していたら、お坊山東峰から南に派生する尾根からの記録があったので、これを参考に訪れてみた。
予想どおり、実に静かな山歩きを楽しむことができた。



■1月15日 晴れ後曇り
送電線鉄塔への標識8:58笹子駅着。千葉から出て行く場合、この電車に乗るのが精一杯である。歩き始めが遅いためすぐに出発する。
甲州街道を西に400mほど行くと、まもなく笹子川にかかる日向橋が右手に見え、それを渡って中央高速をくぐり高速道沿いに西へ行くと、小沢をわたる手前に「公団笹子線 No9 No10」の白い標注が建っている分岐に着く。
その標柱に従い、山道を小沢沿いにしばらく行くと左手に流れが近づき、赤テープがあったのでここで小沢を横断し右岸に移る。

沢を横断したら途端に踏み跡が怪しくなってきた。ついに見失ってしまったため、やむなく左手の尾根の山腹を適当に登り始める。不安定な斜面を木に掴まりながらの急登をしのげばやがて南尾根末端部に立つことができた。
たどり着いた地点は819.9mの標高点をもつ送電線鉄塔No.10から50m程上だった。
尾根上には送電線巡視のための踏み跡が続いていたが、巡視路が左(西)に山腹をトラバース気味に回り込んでしまってからは尾根上には踏み跡も消えてしまった。

南尾根には道がない踏み跡は消えても明瞭な尾根筋なので迷う心配はない。心配はないのだが、歩きづらいので今年初めてのハイキングである竜少年さんはかなり疲れてしまったようだ。
部分的に急な箇所では木を掴みながらの登りが続く。やがて、左手に見えていた笹雁の方が低く見えるようになってきた。

山つつじの枝が目にうるさくなってくると傾斜もおち、しばらくでお坊山東峰の広々した山頂に飛び出した。頂上は樹林に囲まれているが樹間ごしに南大菩薩の雄峰である滝子山の山容が大きく広がる。
やや遅れて着いた竜少年さんを迎えて、さっそく西峰まで往復してくることにした。

お坊山西峰から滝子山を望む西峰までは約5分ほどの距離である。たるみには大鹿峠に向かう山道が分かれていた。たどり着いた西峰からは眼前の大菩薩、奥秩父や南アルプスの峰々、それに真っ白な富士山が樹林越しに眺めることができた。
昼食はザックの置いてある東峰で摂った。誰もいない高原状の山頂は本当に静かだ。この山を訪れた幸福を感じる。クライミング専門でハイキングはあまりやらない竜少年さんもこのあたりの山々のファンになったようである。

さて、下山は東峰から南東方面にのびる南東尾根をたどることにした。
コンパスをセットして緩やかな山稜を下り始める。この尾根には道が付けられていたが、なぜか尾根に直角方向(南北方向)に緩いジグザグをつけて下っているため、時間がかかりそうだったので尾根通しで踏み跡を拾いながら下ることにした。

棚洞山からお坊山をふり返るしかし、これが失敗だった。尾根が広い箇所で踏み跡を見失い、だんだん南にずれてしまい、尾根に戻るのにヤブこぎをする羽目に。
その後も尾根すじに下山するのをこだわるあまり、道を見失う場面があった。最初から時間がかかっても南北方向に蛇行しながらつけられた道をとれば良かったのかもしれない。
棚洞山(1201.4m)、入道山(922m)にはそれぞれ立派な山頂標識はあるのだが、尾根自体には指導標はまったくないのが不思議と言えば不思議である。

ユーモラスな案内板入道山の先、標高960m圏で尾根が二つにわかれる。ほぼ真っ直ぐに下る尾根すじの方が顕著なので引き込まれやすいが、ここは左手に緩やかに下っていく道をたどる。実は最初、真っ直ぐ下ってしまった。おかしいと感じて現在位置の確認をしたところ支尾根に入り込んだのを確認し、慌てて登り返した。

この後ははっきりした道を尾根沿いに下り、傾斜が急になると高速道が眼下に見えてくる。降りたった登山口には原壮年会の手作りの看板が設置してあり何とも微笑ましかった。
吉久保のバス停に出ればあとは甲州街道を辿るだけだった。(記 Nob)

【コースタイム】
笹子駅(9:00)・・・819.9m峰上(9:46)・・・JP(10:17~27)・・・お坊山東峰(11:27)・・・西峰往復10min・・・東峰(11:40~12:10)・・・棚洞山(12:46)・・・入道山(13:06~15)・・・吉久保(14:10)・・・笹子駅(14:33)

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