おんな4人 冬の安達太良山を歩く
おんな4人(通称、丹沢クラブ)で厳冬の安達太良山へ。今回のリーダーはokkoさん。ジュンコさんの快気祝を兼ねての山行だ。
小屋の予約が取れず、直前まで決まらなかったが、天候にもなんとか恵まれて登頂出来た。
ラッセル、アイゼン、ピッケル、スノーシューと冬山の厳しさ、楽しさを味わってきました。
1月28日(土)
06:30 JR市川駅集合。車はジュンコさんのスズキエクシード。私は殆どペーパードライバーに近いので、申し訳ないとは思いつつ運転は3人にお任せです。
東北道を一路走って、安達太良山スキー場の駐車場へ。
10:40 安達太良山スキー場駐車場着。思っていたほど雪は多くない。
スノーシューを持っていくか否かで考えたが、折角持って来たのだからとザックに付ける。今日の行程はくろがね小屋までだ。
スキー場の脇から登山道へ入る。ジュンコさんをトップに樹林帯の中をゆっくりと登る。トレースが残っていてホッとする。
このあたりで積雪20~30cm位かしら。ほどなく小雪が舞ってきた。勢至平の手前で風に備えてアウターの下にフリースを着るが、目出帽は必要無いだろうと着けなかったのは考えが甘かった。
強風で地吹雪が舞い、時には耐風姿勢も取らざるを得ないような状態となり、顔がヒリヒリしてきた。積雪も50~60cm位になり、トレースも殆ど消えかかっている。okkoさんが先頭に立ちラッセルしながら前進する。
14:30 くろがね小屋着。一段落してから、先ずはビールで乾杯!ジュンコさん、復帰おめでとう!リハビリ頑張ったね!
夕食までのひとときはお風呂に入ったり、四方山話をしたりと楽しい。夕飯は恒例のカレーです。
20:30就寝。
1月29日(日)
5:30 起床
6:00 朝食。
1/25000の地図上でコンパスをセットし、高度を確認し、完全装備で7:30出発、安達太良山を目指す。
小屋から頂上を目指す登山者の中では私達がトップのようだ。青空が見えてなんとか天気も良さそう。アイゼンがよく効く。
竹竿が数10m毎に立っていてルートがわかり易い。okkoさん曰く、この時期に安達太良山の天気が良いのは本当にラッキーとのこと。
高度を増すごとに雪原が広がり、陽の光に輝いてなんてきれいなんでしょう。雪原をバックにハイ、ポーズ! T嬢の真新しいグリベルのピッケルが光っています。
峰の辻で小休憩。安達太良山の頂上がガスってきた。一旦、谷筋に降り、斜面をトラバース、トップを交代しながら進み、頂上への尾根筋へ出る。
風が冷たい。頂上直下の岩陰にザックをデポして頂上へ。9:20着。後から来た単独行の男性にシャッターを押してもらって4人で記念撮影。展望も良くないので早々に下山開始。
だんだんと天気も回復してきた。遥か下の町並みを望みながら休憩。
ゴンドラ駅から登山者やらスキーヤーが続々と登ってくる。
ここでT嬢はアイゼンをスノーシューに履き替える。折角、担いで来たのだからとジュンコさんと私もスノーシューを装着。
なだらかな傾斜の五葉松平を快適に下った。
10:30 ゴンドラ駅着。岳温泉でジュンコさんの知人お薦めの国民年金健康保養センターに立ち寄り、温泉(500円也)に入って帰路についた。
お疲れ様でした。皆様、ドライバーありがとうございました。