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丹沢 早春の東丹沢主脈縦走

おんな4人 残雪の東丹沢主脈を歩く

丹沢は塔ノ岳までは日帰りが可能でよくトレーニングで登るが、塔ノ岳を越えると様相が一変し、静かで落ち着いた雰囲気になる。それも冬であればなおさらのこと、登山者は少ないし、雪の富士山を眺めながら稜線を歩く楽しさを味わえる。今回は天候にも恵まれ、登山学校の気の合う仲間4人で雪の丹沢をたっぷりと堪能してきた。
■3月12日(土) 晴  8時15分渋沢駅集合、バスで大倉へ。中高年ハイカーでバスは結構混んでいる。ピッケルを持っているのは我々だけでチョット恥ずかしい。ピッケルかストックか迷ったが、前夜、蛭ガ岳山荘に問い合わせしたところピッケルの方が良いとの返事だった。

大倉で準備を整え9:00出発。麓は春のような暖かさで「これでは汗をかきそうね、汗をかかない程度に歩きましょう」とゆっくりと歩き出す。T嬢を先頭に四方山話をしながら歩く。雑事場で尾根に出る。風が冷たい、富士山の左端だけ見える。ここからはしばらく歩くと階段が始まる。バカ尾根は20年ぶりというokkoさんは階段状に整備された登山道にビックリの様子。11:25堀山の家で小休止。ここからもまたまた階段の連続、時折、後ろを振り返りながら、富士、愛鷹山、箱根、伊豆の山々、初島、大島を眺めて息を整える。

12:34花立山荘着。名物のお汁粉で元気を回復する。この辺りから雪が現れはじめ、鍋割山へ分ける金冷やし(標高1400m位)辺りから積雪10cm~15cmになった。プラブーツのT嬢は「やっと雪だ~」と嬉しそう。

13:40塔ノ岳着。記念撮影。尊仏山荘でトイレを拝借して丹沢山へ。一旦下り、そしてまた登る。積雪50cm位かしら? 左に富士山、右に神奈川から東京の市街地を見渡せるこの尾根が私は大好きだ。日高を過ぎ、広々とした竜ガ馬場を過ぎて15:50丹沢山着。暫し景色を楽しんでから小屋の中へ。
みやま山荘は建て替えられたばかりで木の香り豊かな清潔な小屋だった。先ずはビールで乾杯、夕食までの楽しいひととき、ストーブで暖まりながら女4人の会話は楽しい。小屋主の石井さんはヒマラヤ8000m峰も登頂しているプロガイドさんとか。明日の行程を相談し「蛭ガ岳から焼山方面」と決める。今晩の宿泊者は4パーティー10名。夕食は焼肉、美味でした。20:30就寝。


■3月13日(日) 晴

5:30起床。美味しい朝食を頂き、早朝の富士を仰ぎ、アイゼンを装着して6:45に出発。
今朝は冷え込むとの情報だったが風は無くそんなに寒くは感じられない。蛭ガ岳を目指す。アイゼンがよく効く。空の青さと雪のコントラストが美しい。

ツノジュンさんの「この空を写真に撮りましょう!」の言葉に笑顔でハイ、ポーズ! 不動ノ峰を越えるとさらに富士山が美しい。このコースの一番の難所といわれる鬼ガ岩は慎重に下る。じわじわと登って8:50蛭ヶ岳山頂着。

富士山を眺めて30分の休憩。ここから姫次までは長かった。地蔵平まで標高差320mを急降下、樹林帯の中を小さなアップダウンを繰り返しつつ10:58姫次着。お湯を沸かしてコーヒーブレイク。11:32富士山に別れを告げ出発。20分程歩くと八丁の頭に出る。東根への道標がありトレースもしっかりついている。
皆で地図を出して確認しあいこのコースを下ることにする。樹林帯の中、標高差1000mを下る。北面なので雪も深く凍っているところもあったが、アイゼンを付けていたのでガンガンと急斜面を下った。13:50林道着。15:20発のバスに間に合うべく東野バス停へと急ぎ14:45着。お疲れ様でした。(記:ヨーコ)



■感想
雪の丹沢を縦走したくてT嬢を誘った。丹沢に雪が付くタイミングとT嬢の休みが合ってやっと実現出来た。ツノジュンさんもご一緒してくれて、思いもかけずokkoさんも参加してくれることになって、女4人の丹沢は最高だった。

行く前にかなり情報収集をしたが、結果的にはピッケルは必要無かった。竜少年さんのアドバイスどおりシュリンゲ・カラビナを持っていたのでストックで充分だった。しかし、もしもトレースが全く無くてラッセルということになれば、今回のコースは無理だったと思う。
このコースで女4人でのラッセルでは時間が何倍かかるか判らないし、地図読みもしっかり出来ないといけない。次回は西丹沢方面へ下山してみたい。(ヨーコ)



 雪の季節の丹沢を歩いてみたいと思いつつ、なかなかそこに足が向かなかったのは丹沢の"近さ"のせいか・・?それとも 認識不足か・・?
しかし今回ようやくその機会に恵まれ、女4人力強くもかしましく、春まだ浅い丹沢を縦走してきた。

 3月の丹沢は東と西ではまるで季節が違うかのようで、雪のない大倉尾根をプラブーツで歩いている私は少々まぬけだったが塔ノ岳を越える頃より雪も深くなり、本領発揮。
またすっかりハイカーの数も減り、静かな山歩きを楽しめた。 
今回なにより素晴らしかったのは富士の眺めで、裾野まで綺麗に姿を現してくれたのには感謝、感謝。思わず手を合わせたくなった。
 新築間もない『みやま山荘』での一夜も快適で、こんなに近くてステキな丹沢にしばらくは通ってみようか・・と今では思っている。
次回はツツジ咲く5月にぜひ山行を組んでみたい。(T嬢)



雪深い丹沢は「私の美しさに気が付いてくれた?」と囁きかけてきました。
大きく裾野を広げた富士山は「丹沢から眺める姿も素晴らしいだろう。」と、疲れた身体を優しく癒してくれました。
つつじ、ぶな、唐松の木々は「花も 紅葉も 落ち葉も美しいよ。」と、
控えめに又おいでよと誘惑してきます。
丹沢=沢 と言う捉え方をしていた私にとって、これは意外な発見であり、もう一つの丹沢の魅力に惹きつけられてしまいました。

たぶん来年の冬も、丹沢山や檜洞の頂に立っているだろうと思います。
季節を変えて身近な丹沢を もう少し歩いてみたいとも考えています。
快く山行に加えていただいた皆様に感謝しています。ありがとう。(okko)

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