奥多摩 水根沢
【目的地】 奥多摩 水根沢溯行
【日程】2004年9月1日(水)
【メンバー】JJ、あんみつ(以上岳樺クラブ)、あやさんの3名
今年の夏は7月6日から連続して30度を超す真夏日が40日間続いた。山は矢張り沢が好い、とのことで急きょ水根沢で水浴びをすることにした。
水根沢は今回で3度目、水が綺麗で小滝と綺麗な釜が多く有り楽しめる所と認識していた。台風16号の後1日置いての水曜日でもし水量が多く危険であったらクライミングに変更する様クライムシューズ持参で出かけた。
■9月1日(水)
沢に入ったのが9時半、水門の下から入り、水門を巻かずに登る、一寸緊張する。
あの綺麗な沢が水は濁って水量が多い、しかし危険を感じる水量ではないと判断し、そのまま濁った水の中を歩き始める、かなりの山砂と砂利が岸に溜っている。
小滝も何も釜が無くなって釜の上を足首迄の深さで水浴びどころでは無く泳ぐ所が無い。
あやさんは何処までも水の中を歩きあんみつさんは岩を歩く、そこで好みの問題だがゲームをする事にした。あやさんとあんみつさんが交代でトップを歩く事にする。
ルールは 『トップの歩いたルートを後ろの者は外してはならない』というもの。少しは緊張感が出るのではと期待をする、右岸の岩にスリングがぶら下がっている、『此処はこうしてへつるのだ』とやって見せるも足が埋まった土に付いてしまい室内壁のボルダリングでマットに足が付いてしまうような調子を二人は観ていて、『ばーかみたい』とさっさと先へ歩いて行ってしまう。(^^;うーん 此処は本当は立て無いくらい深い釜だったのだぞーと言っても理解してくれまい。仕方なく二人の後を足首迄の釜を『此所は深かったのにぃ!』とついて行く、、、。
なぬ! あのゴルジュをあやさんがステミングで滝を登っている、、、、。
ここは泳いだんだよ、、、釜が無い、、泳がないから滝に行きステミングで行っちゃう。
ここは本来なら巻く所だぞ、、(声が小さくなる)ルールだ巻かずに行くのだ、、。
あんみつ姫はルート図を見てる、説明と合わないのだろう、ヘつりが無い、、?
『少しは怖がったらどうなんだ、、、可愛くないねー』と自分の出番が無いままに大滝にやってきた。やっとトップをやらせて戴く、滝を登ってからロープを下ろして二人に使って戴く。みなさん大人ですからJJの出番を素直に譲ってくれる。(^^)
ワサビ田から上は水の濁りが無くなり水根沢本来の水質に変わる。
若いあやさんは水から上がろうとせずにあくまでもジャブジャブ登って行く、、、。
体脂肪を極力下げてるクライマー?のJJは身体が冷えてカメラ振れが直らない。二人に気付かれぬ様に後から陽の当たる岩上を探して登って行く、、、。
半円の滝をあんみつ姫がまたまたステミングで登っている。下ではあやさんが心配そうに見ている。ルールだからね行かなくっちゃ、、、。
写真を撮っている内にあやさんが登りはじめていた。ポケットへカメラを仕舞っている内にあやさんが下にいる??? 『落ちャった、あーびっくりした』。
終了点の景色が違っている、そのまま登って行くと右岸にスリングが下がっている。(新しいからTimTamの松浦さんのスリングかも)
やっとへつるのだ、嬉しい出番だ、、、。調子に乗ってそのまま登って行く小滝もあり楽しいのだが流石に、あんみつ姫から『間違いだよ 昼にしましょう』とSTOPが掛かる。昼食後、小滝の下りは20mのロープで釜にざぶーんと懸垂下降、、、。
13:30に終了点にもどり着替えて一休みし下山する。14時頃に駐車場に戻りザックを整理し帰路に向かう。
天気も良く楽しい沢でした。(記 JJ)