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富士山 富士登山とお鉢めぐり

竜少年さんのトレーニング山行にお邪魔した。
富士に行った事のある人は、口々に『夏の富士山は行くもんじゃない』と話す。
しかしながら、夏のわずか2ヶ月間で30万人もの登山者を受け入れる富士には、きっとそれなりの魅力があるはず。
山の"食わず嫌いはしない"を信条にしているものの、なんとなく後回しにしていた富士だけに、私にとってはとてもタイミングのよい山行だった。

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■7月3日
 集合場所の新宿駅9番線ホームにはあちらこちらに自転車を担いでいる人が・・。もちろんママチャリではなく、競技用のアレである。
 久々、竜少年さんとの山行。行きの電車の中は近況報告会となった。あっという間に河口湖駅に到着する。
 五合目に向かうバスを待っていると、一人のおじさんが近寄ってきた。最初はなんとなく富士の説明に耳を傾けていたが、駅前のみやげ物店に連れて行かれ、気がつけばおじさんのペースにすっかり捕まり、当初予定していた宿泊先より白雲荘の方が標高が高いので、翌日のアタックには都合が良いから宿泊先を変更しろ・・と。なるほど地図を見てみれば確かに某山荘より高いところにある。歩行距離にして約30分。これが吉とでるか凶と出るか行ってみなくてはわからないが、おじさんに運命預けることに決定した。(まったくスーパー営業マンである)

 五合目は沢山の観光客でにぎわっている。その中にあの自転車を担いでいる一群が・・。
ここまで走ってきたのであればすごいことだ。
 腹ごしらえをしてさあ出発のはずだったが、さて登り口がわからない。竜少年さん、かなり昔に富士に登ったため登り口をすっかり忘れている。そこで25000分の1地形図登場。後にも先にもコンパスをあわせたのはこれ1回きりだったが、やはり必携だと実感する。
 
 最初厚い雲の中に富士は頭を隠していたものの、しばらくすると、青空も出始め梅雨時としてまずまずの天気。六合目まではハイキング気分。七合目にはいると富士の懐に入ったなーと実感するような溶岩と砂礫の道が続く。

 登山道に建っているのか、たっているところに登山道を作ったのか山小屋が延々と続いている。(軒を連ねているといった印象だ)それがまるで山岳民族の集落のようで、もちろん行ったことがないけれどこんなところかしら・・なんて一人思う。
そうこうしているうちに某山荘が見えてきた。"あ、その左肩に白雲荘が見えるよ。なんだ近いじゃない"とヨーコさん。

 おじさんにしてやられたか、と思いつつ某山荘にたどり着くと、めざす白雲荘はまだまだ上だった。(やっぱりおじさんに感謝・感謝)
 山小屋到着後、ビールを飲みながらしばし団欒。6時には布団に入った。
しかし富士の山小屋は24時間営業。人の出入りが激しくて、まったく寝かせてもらえなかった。     

■7月4日
 ほぼまどろむ事も無く、0時30分布団から抜け出した。外に出てみると暗い中を大勢の登山客が登ってくる。さながら大蛇のように闇の中のヘッデンが蛇行しているのは、毎年恒例の光景なのだろう。

 午前2時出発。とにかく行列。立ち止まることしばしばで、人の歩行ペースにあわせダラダラ歩く。
1時間程歩いた所で激しい睡魔に襲われた。標高にして3600m付近。これは寝不足のせいか、空気が薄いせいか、立ち止まる度にストックにもたれ目を閉じる。後のヨーコさんが氷砂糖を口にいれてくれた。このお陰でなんとか生き返ることができた。
登山道の脇ではすでに何人もの人がしゃがみこんでいる。(お互いにつらい)

3時半、空が少しずつ明るくなってきた。できることなら頂上でご来光を見たいものだが、この渋滞ではたどり着く前に日は昇ってしまいそうだ。少しペースを上げる。ようやく頂上の鳥居が見えてきた。

 4時12分頂上到着。感動もそこそこにまずは御来光を拝むためのスペースを探す。人だかりは避け、ベンチもなにもない、わずか風がよけられる場所に腰を据え、ご来光を待つ。
 4時30分ご来光。いつ見てもこの瞬間は厳かで美しい。
 休憩を挟んで、お鉢巡りに出発。風が強く、身を切られるような寒さに3700mを感じてしまう。
裾には雲海が広がり、その中に八ヶ岳・甲斐駒・北岳を確認。No2の山があんなに小さく見えることに、富士の大きさを実感する。

 半周ほどまわった所で朝日に映し出された影富士が(写真を見て下さい!!)。
天気・登頂・御来光・影富士・・"初めて登ったにしては恵まれすぎだよと"と竜少年。それもこれも
普段の行いが・・なんていったら世間から叩かれそうなので一人心の中でつぶやく。
 富士測候所跡地、3776mの三角点で記念撮影。ようやく"あー自分は今日本で一番高い所にいるんだなぁ~"、じわじわと感動がこみあげてきた。
残りの1/4周からは河口湖・山中湖が綺麗に見え、しばし休息を取った後、埃舞う下山道を下った。



■感想
 初めて富士に登ってみて、とても楽しかった。決して行かない方がいい山なんかではなかった。
 また、他の山では決して見られない、富士だけが持つ山の光景がいくつもあった。
 その1:各山小屋による登山客の呼込み合戦。
    (他の山には決して無い。)
 その2:外国からの登山客が非常に多い。ここはどこ?って感じ。
    (やはり富士は日本の象徴か?)
 その3:若いハイカーが非常に多い
    (山でこんなに若い人にあったのは初めて。若い人も山やるんじゃない!)
    ついでに、こんなに計装備でいいのかしらと思わせるほど、結構ラフな格好で
    山に来ちゃうのね。(でもここは日本一高いところ)
 その4:頂上でへたり込んでる人が、多かったなぁ。
   (たいてい、頂上でははしゃいでるか、感動に浸ってる人が多いのに)

 今度は綿帽子をかぶる頃に再び登ってみたいと思った。(記 T嬢)

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 僕の方は、8月の6000Mチャレンジの前哨戦で目的が幾つかある。
 一つには、富士山で身体がどうなるか、本格的に7月中旬、下旬にそれぞれ富士山で高所順応を行う"さわり"である。頭痛や吐き気などが出るか、でないか。
 二つ目は、5月の怪我以来の左足首痛および右膝痛がどうなるか、もし、痛みが強くなるようなら、6000Mは望めない。また、順調なら登山隊へ費用を振り込む。
 三つ目は、5月の怪我以来、身体が変わってしまったような気がする。例えば、もう数年履いている靴が当たるようになってしまった。致し方ないので、中敷を4700円でヨシキのEさんに勧められ買ったのでその具合を確認する。
 …といった事である。三つとも上手くいったので、6日みずほ銀行で払い込んで来ました。
 それは兎も角として、当初は一人で行く積もりであったが、よーこさん、T嬢が一緒に付き合ってくれたので、嬉しかった。(記 竜少年)

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