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奥秩父 笠取山

多摩源流の山 笠取山を歩く

 平日休みのT嬢とM氏に合わせて私も休みを取り、大好きな笠取山へ行ってきた。 この時期の笠取山は一年中で一番美しい。山桜が満開で唐松の新緑がやわらかな春の陽差しの中で輝いていた。爺ヶ岳の道迷いの反省から、今回は地図と地形を照らしあわせながら、のんびりと歩いた。
■5月11日(火)
 夜10時 新宿駅南口集合。M氏の車にて一路、中央道塩山から一ノ瀬高原に向かう。平日の夜とあって渋滞はなく、M氏が笠取山は4、5回目ということで道を良く知っており、夜中0時半には登山口に着いた。


■5月12日(水)
 鶯の泣き声で目覚める。なんという贅沢なことでしょう。
7:30出発。地図(1/25000)で現在地の確認をするが初回から失敗、「ここは登山口だから一ノ瀬ではないよ」とM氏に指摘されてしまった。

 山道の両側にはスミレがいっぱい、春ですね~。芽吹きの美しさに歓声を上げながら沢沿いを行く。
笠取山は全山水が流れているような山だ。砂地(花崗岩)の川床のせいか水が一層きれいに感じられる。オオカメノキの白い花が清楚で美しい。T嬢は地図と首っ引きで歩いているが四苦八苦しているようだ。

ヤブ沢峠で休憩。M氏にお湯を沸かしてもらってコーヒーブレイク。笠取小屋へ続く林道を車が行く。地図上で林道を捜すがよくわからない。林道だと思ったら境界線だったりして、「地図の記号から勉強し直しだね。」とT嬢と私。
林道を暫し行くと笠取小屋。周りは山桜が満開。クラブの竜少年さんが18歳の時、独り泊まったという小屋。きっとその頃の小屋の面影はもうないかも。「18歳の竜少年さんに会いたかったね。」とT嬢と私。(Tちゃん、君は未だ生まれていないよ。)

それから広々とした伐採林を左に見て分水嶺に着く。荒川、多摩川、富士川の分水嶺。「フーン、ここで出世コースが分かれるんだ」と神妙なT嬢。山座同定にはちょうどいい場所なので地図を広げる。雁峠の向こうの山は? Nobさんに教えられた北上式でやるとすぐに判明。「Tちゃん、自分でもう一回やってごらん」と私。爺ヶ岳でT嬢に助けられ泣いた私がここではえらそうに、我ながらおかしい。M氏はニコニコしながら見ている。

 急登を行くと頂上だ。頂上からの景色にウットリ。萌黄色の樹々の中に山桜の薄桃色がおくゆかしい。秩父の春はやさしさに溢れている。ここでも山座同定をする。

平日の山ってこんなに静かだって知らなかった。T嬢が竜少年さんに登頂メール。ゆっくりのんびりして下山開始。シャクナゲが所々咲いていて足を止める。水干(ミズヒ)に到着。多摩川の源流だ。岩が濡れ、数秒毎に一滴落ちてくる。M氏曰く「いつも干上がっているんだけれど、濡れているのは初めて見たよ」。一滴を手に取り口に含む。「ナンカ感動的」とT嬢。この一滴が自宅近くの多摩川に辿り着くにはどれくらい時間がかかるんだろう?と悠久の時に想いを馳せる。

笠取小屋の前の芝生で1時間のお昼寝タイム。それから来た道をゆっくりと戻った。駐車場には登山ツアーのバスが止まっていた。平日でも来るんですね~。M氏に自宅まで送ってもらった。Tちゃん、Mさん、楽しかった! ありがとう!                       (記:ヨーコ)


【コースタイム】
7:40作場平・・・8:10ヤブ沢分岐・・・8:50ヤブ沢峠・・・10:00笠取小屋・・・10:50笠取山頂上・・・11:00水干・・・12:15笠取小屋・・・15:00作場平

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