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丹沢 表尾根~鍋割山

この夏は久しぶりに剱岳に行く予定だ。標高こそ3000mにわずかに足りないが、山の大きさは堂々たるものだ。この山の周りにひしめく岩場に出かけるにはクライミング技術の前に行って帰ってくるだけの体力が必須となる。
そこで、夏山山行前のトレーニングの一環で丹沢の日帰り縦走を楽しんできた。ルートはヤビツ峠から表尾根を経て鍋割山まで至るものだ。
私が夏山に入る前の事前トレとしてよく利用するルートであり、適度なアップダウンと長さがあるのがうれしい。目標タイムは5時間半、さてどうだろうか?



■6月22日(日) 晴れ

1ピッチ目 ヤビツ峠~二ノ塔
秦野駅に降りたったら都合よくヤビツ峠までの臨時バスが出ていたので飛び乗る。およそ40分弱で峠に着く。
峠からは車道を富士見小屋まで歩く。前方には二ノ塔、三ノ塔と続く山並みが大きい。今日は梅雨の中休みでよく晴れているが暑い。

富士見小屋から山道となるが、樹林下の深くえぐれた泥道は風の通りも悪く蒸し暑いことこの上ない。登り一方の道にすぐにバテ気味となる。いつもこの登りが一番いやだ。
三ノ塔まで行くつもりだったが、バテてしまい二ノ塔で休憩をとる。暑さでTシャツは早くも汗でぐっしょりである。

2ピッチ目 二ノ塔~カイサク(書策)小屋
休息をとったおかげでようやく体調が上向きとなる。三ノ塔を快調に越え(9:49)、烏尾山、行者ヶ岳とアップダウンを繰り返し、カイサク小屋まで飛ばす。

三ノ塔からの展望は第一級である。振り返れば大山がどっしりと大きく見え、正面にはこれから辿る烏尾山、行者ヶ岳、新大日を経て塔ノ岳、鍋割山まで格好よく見える。今日中に見える範囲の山を歩いて大倉まで下山することを考えると疲れてしまう。(^^;

3ピッチ目 カイサク小屋~塔ノ岳
カイサク小屋まで来れば、塔ノ岳は近い。この辺りは以前に比べて植生も甦ってきており、緑の下草と樹林とのバランスが非常によい。シカ対策の植生保護柵が稜線沿いに設置されていて、シカと下草、若木たちとの共生が図られていることがよくわかる。
木の又小屋を経て一登りで塔ノ岳に着いた。人気の山だけあって梅雨のさなかでも人が多い。頂上に組まれた木柵はなんとかならないものだろうか。

4ピッチ目 塔ノ岳~鍋割山
15分の休憩の後、鍋割山にむけて出発する。この区間は本コース中一番好ましい尾根道である。表丹沢には珍しいブナの巨木の原生林下の感じの良い道が続く。
ここでちょっとした異変が。いままでなかった真新しい木道が敷かれている。湿地でもないし、道が崩れている訳でもない。それなら何故敷かれているのだろう?そのうちに気がついた。木道が設置されている箇所にはきまってブナの古木が根を張りだしていた。

そうか、張り出した根を登山者の靴によるダメージから守るために設置されているのに違いない。それならそうと看板を設置してくれた方がアピールできると思うのだが。
二俣への分岐を経て鍋割山にたどり着く。山頂は芝に覆われていて美しかった。パラグライダーやハングライダーが大空を舞っていた。

5ピッチ目 鍋割山~二俣
塔ノ岳の時と同様に15分の休憩をとってから下山にかかる。新しく購入したアプローチシューズの調子もいい。前の靴では靴擦れに悩まされていたのだが、今回は全然痛くないのがうれしい。

後山乗越までの急降下を経て沢沿いの道となり、やがて林道に出た。しばらく林道を進んだが、左手に入る山道に大倉方面の道標があったので林道から分かれて入ったが、これが間違いだった。伐採後の山道を辿ったが、これを辿らなくてもそのまま林道を下った方が早く二俣へ着けた感じだった。

6ピッチ目 二俣~大倉
二俣には家族連れがたくさんバーベキューに興じていた。5台ほどの4WD軽ワゴンが停まっていた。
ここから先は坦々とした林道歩き。さすがに飽きてきたころ大倉への分岐に着く。ここでまた道を間違える。分岐から少し入ったところでさらに分岐があり、誤って左(前方)に入ってしまった。気がついたら炭焼き小屋の前で道は終わっていた。仕方がないので引き返し、もう一方の道に入る。やがて畑道となり見慣れた大倉のバス停にようやくたどり着いた。

【コースタイム】
ヤビツ峠(8:43)・・・二ノ塔(9:32~40)・・・三ノ塔(9:49)・・・書策小屋(10:34~40)・・・塔ノ岳(11:10~26)・・・鍋割山(12:09~24)・・・二俣(13:20)・・・大倉(14:26)



■感想
大倉に着いたとき時計を見たら、ヤビツ峠を出てから5時間43分が経過していた。残念、目標時間を13分超過していた。二俣と大倉分岐でのロスさえなければ達成できただけに残念でならない。
こんなことで、あの大きな剱岳に登れるのだろうか。歳を経る毎に体力が下がってきているのが実感できるだけに不安がないといえばウソになる。
平日昼休みのウォーキングも当分続けなければならないなあ。 (記 Nob)                              

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