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奥多摩 高水三山ハイキング&ボルダリング

>― 山頂で焼き肉パーティー、下山後はボルダリング初体験 ―

高水山常福院にて「奥多摩をあるきませんか。」
みやさんからお誘いのメールをいただく。
「ビブラム靴をはいて山歩きがしたくなりました。奥多摩の入口の高水三山に登ろうと思っています。」

 ふーん、たまには日だまりハイキングもいいなあ。ということで奥多摩の入口にある無人駅「軍畑(いくさばた)」に集まったのは、呼びかけ人のみやさんをはじめ、みえりんさん、ヨーコさん、それにNobの4名。

 せっかくの日だまりハイキングなんだから山頂で焼き肉パーティーやろうよ!
 下山したら御岳渓谷でボルダリングもやってみない?
 …なんてことに発展していき、当日を迎えました。



■2月23日(土)晴れ
高水山頂にて 9時過ぎに軍畑の駅に降りつく。天気はいいし、暖かく絶好の日だまりハイキング日和である。青梅線の線路を横断してしばらくは沢沿いの車道を行く。集落がとぎれる頃大きな砂防堰堤が現れ、これを左から越える。この堰堤、コンクリートに緑色の吹きつけ塗装を施してある。周辺の緑に馴染むようにとの配慮からかも知れないが、かえって逆効果の感じがする。周辺の色合いはけっして緑色だけではない。それを無理に緑色に塗装する方が不自然な気がする。コンクリートは打ちっ放しが一番いい。

霜降りの牛肉を炭火の網で焼く さて、この堰堤から山道になる。奥多摩らしい杉の植林帯を緩やかに登る。やがて小尾根に至りさらに登ると常福院という古刹に着いた。お寺の人が掃き掃除をしていた。竜の透かし彫りが見事な本堂だ。一見の価値あり。

 ここから山頂まではほんの一投足である。登り着いた高水山頂からは樹々間越しに奥多摩主脈の山々が眺められる。北面には雪がべったりとついていた。
 まだ11時。昼飯は隣の岩茸石山かな?と思っていたところ、みやさんから「さあ焼き肉やりますかあ。」とのお言葉。

そういう訳で、いただきまーす!「え、もう食べるの?ここで焼き肉食べてビール飲んじゃったらあと2山の縦走できる?」
「やるしかないでしょう。ビールなしで焼き肉でもないし。」との至極もっともな返事。

 というわけでリーダーの指示のもと、さっそく焼き肉パーティーの設営にとりかかる。
焼き肉とフランクフルトは網焼きで、焼きそばは鉄板で、という本格派である。ビールも500ccが4本。おいおい、ホントかよ。竜少年代表が聞いたら怒られソー(^^;

 みえりんさん、ヨーコさんのお二人により手際よく調理され、みんなでカンパーイ!青空の下、山の景色を肴にしての昼酒は最高だ。これは病みつきになりそうである。
食べ飲みかつしゃべる。あっという間に2時間が過ぎ、ビールで火照った顔を涼風にあてながらハイキングは続く。

葉の落ちた雑木林の間を抜けていきます。 岩茸石山では北面の展望が広がる。蕎麦粒山、川苔山、有馬山、棒ノ折山など懐かしい山々の連なりが美しい。
 やっぱり低山の日だまりハイクは楽しい。葉の落ちた雑木林の下を緩やかに上下しながら辿る山道の心地よいことよ。雑木林から杉の植林帯に入るとじきで三山最後のピーク惣岳山に至る。山頂には神社があった。

林を抜けるとぽっかりと開けた岩茸石山頂に着きました。 惣岳山からは下り一方の道が延々と続く。下り着いたところは御岳駅。
 駅で一休みしたら、さっそくボルダリングを体験しに河原へ降りる。トポマップを頼りにたどり着いたところは、溶けたアイスクリーム岩とすべり台岩があるところ。「溶けたアイスクリーム」とはよくぞ名付けたものである。名前そっくりの岩肌に思わず微笑んでしまう。

岩茸石山からは北面の展望が開けています。 どうしていいかわからずに岩の周りをしばらくウロウロしていたら、白髪頭の野宿者みたいな方が近づいてくるではないか!
 でもよく見たらCさんでした(^^;

 いいところでカヌー&ボルダリングの達人にお会いした。さっそくボルダリングの手ほどきを受ける。
 ボルダリングというのは登る自信はあっても降りる自信がなかなかつかない。また、簡単なように見えても墜ちたら骨折は必至だと思うと、ビビって登れない。まことに奥が深いものである。

ヨーコさんも持ち前の好奇心を抑えることができずにトライ! それでも初体験のみやさんは6級のグレードが付いている課題を一発でクリアした。Nobは手も足も出ず。グヤジー!

 こうして朝から夕方5時までたっぷりと遊ばせてもらった。たまにはこうした山もいいものである。    (記 Nob)
ボルダリングに天賦の才を発揮したみやさん。

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