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丹沢 表尾根から鍋割山を歩く

 岩稜帯の縦走に適した靴ってないかな?
いろいろ探し回って、LOWAの靴に決めた。好みのハイカットだし履いてみたときにジャストフィットしたのが決めてだった。
 トレッキングシューズ+クレッターシューズっていう感じの靴だ。
 さて、どこで履き馴らしをするか?
 ある程度長時間履いて、アップダウンもあって、途中に岩場があれば申し分ないんだけど。
いろいろ考えた結果、丹沢の表尾根から鍋割山まで歩いてみることにする。歩程7時間30分。アップダウンも適度にあり、途中の行者ヶ岳にはかわいい岩場もある。



■8月5日(日)
 幕張本郷発 5:47のお茶の水行きに乗車。久しぶりの早起きだ。小田急の秦野駅には 8:09に着き、接続のバスでヤビツ峠へ。3時間以上かけてようやく登山口着。千葉県民の宿命とはいえ、日帰りの丹沢ハイキングも大変なのだ。

 着いたヤビツ峠でアミノバイタル1包200円なりを飲んでみる。今日は靴の履き馴らし+サプリメント体感試験?もするつもりだ。アミノバイタルにエネルゲン1.4リットルを持参した。
峠を 9:05にスタートする。富士見橋までの砂利道はいつの間にか立派な舗装道路になっていた。

 天候は曇り空。空気はひんやりとしていて今までの暑さがウソのようだ。富士見山荘から山道に入る。今日は単独行なので自分のペースで歩けるのがいい。やや速めのペースで二ノ塔の登りを進む。前夜雨だったらしく、道も樹々の葉も濡れている。樹林帯の中は風も通らず蒸し暑い。汗がどっと出てきた。

 濃霧の二ノ塔を通過し、その先の三ノ塔で最初の休憩をとる。(10:12~17)霧雨模様でじっとしていると肌寒くなってくる。一人じゃ話し相手もいないので先を急ぐことに。
烏尾山を快調に通過し、やがて行者ヶ岳の岩場に。岩場は霧雨で濡れていたが、鎖もあるし、新しい靴のグリップ力もなかなかよく問題なく通過する。

 書策(カイサク)小屋で2度目の休憩をとる。(11:03~06)依然として細かい霧雨が降り続く。 雨具を出すほどではないが、快適とはいえない。
 新大日を経て、いよいよ塔ノ岳山頂に至る尾根道で雌シカとばったり遭遇する。ほんの4,5mの距離を置いてお互いにキョトンとしてしまった。(^^;

 丹沢は本当にシカが多い。この後、鍋割山稜でも親子づれの3頭と出会った。シカの防護柵も随所に設けられており、彼らも餌探しが大変に違いない。

 塔ノ岳には11:38に着いた。ヤビツ峠から約2時間半。まあまあのペースだが、やはり50歳ともなると息が切れるもんだ。霧雨もやみガスも切れて明るくなってきた。山頂では昼寝をしている人が多かった。線路の枕木状の太い角材が敷き詰められていて休むには格好の場を提供してくれている。

 さて、休憩もほどほどに鍋割山めざして出発。金冷やしまでは下り一方の道が続くが、鍋割山稜に入ると一転してなだらかな好ましいブナの樹林帯となる。私はこの山稜が大好きだ。いつ訪れても裏切られない。鬱蒼としたブナの原生林や美しい下草など表丹沢ではとっても貴重なエリアだと思う。

 塔ノ岳から1時間足らずで鍋割山だ。山頂にある鍋割山荘の「鍋焼きうどん」は名物だ。食べたかったけど、お腹が一杯だったので断念する。こんど、クニさんと一緒に来たときにでも食べようと思う。
 鍋割山からは相模平野が大きく広がっていた。秦野の市街地が一望のもとに見える。気持ちのいい山頂だな。

 さあ、ここからは下り一方。どんどん下って、後沢乗越から二俣を経て、西沢林道に入る。勘七ノ沢や小草平ノ沢などの沢登りでこの林道を何回通ったことか。
いいかげん飽きてくる頃、大倉への山道に入り、畑を抜けて大倉バス停に着いた。(14:57)

 ヤビツ峠を出発してから6時間足らずの山歩きだったが、靴ズレもなくサプリのおかげで快調に歩くことができた。

 初めて服用してみたアミノバイタルだが、山行後の疲れが少ないのとビールをあまり欲しがらずに過ごせた。これも体内の血液濃度をサラサラにする効果なのだろうか?
 アミノバイタル、これ、買いですね。(記 Nob)                 

【タイム】
ヤビツ峠(9:05)・・・三ノ塔・・・(10:12~17)・・・書策小屋(11:03~06)・・・塔ノ岳(11:38~53)・・・鍋割山(12:40~55)・・・二俣(13:55)・・・大倉(14:57)

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