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奥多摩 大雲取谷

― 苔むす原生林下の静かな沢登りを満喫 ―

 5月の幕岩クライミングの時にご一緒した松戸山の会のTさんから沢登りのお誘いがあった。
 このところ、仕事が忙しく、月~金は帰宅が23時近い日が続いており、土日は家で疲れをとりたいという気持ちも強かったが、気分転換に思い切って出かけてみた。
 しっとりひんやりとした苔の感触、深い釜や淵、焚き火を囲んでの合唱、と楽しく充実した二日間を過ごすことができた。
 誘ってくださったTさんに感謝!

【日 程】2001.6.23~24

【メンバー】 松戸山の会(6名)、アルパインクラブシャンティ(2名)、
        岳樺クラブ(Nob)、三郷山の会(1名)  計10名



■6月23日(土) くもり
 武蔵野線三郷駅に7時15分集合、出発。外環道~関越道~圏央道と高速をたどり、青梅街道から日原林道に入る。途中高速で渋滞に遭い思わぬ時間消費を強いられ、林道奥の唐松橋上に着いたのは12時近くなってしまった。

 身支度と食事を摂りさっそく入渓する。唐松橋で唐松谷を分け、大雲取谷に入る。久しぶりの沢登り、渓流シューズから侵入する水の冷たさが身にしみて緊張感がみなぎってくる。
梅雨のさなかだけあって水量は豊富だ。

小魚止ノ滝を左岸から直登する さっそくゴルジュ帯の様相を呈してくると、小魚止ノ滝6mが現れる。右から高巻くのかなあと思いきや、右手のいやらしそうなコーナー部を直登するという。いやはや、私だったら巻くだろうなあ。(^^;

 もっとも巻き道も悪そうなので、直登もいい判断かもしれない。松戸のSさんがトップでザイルを延ばす。下半部がツルツルのスラブ状でいやーな感じ。途中1箇所残置ピンがあった。時間の消費も考えて巻き道組と直登組に分かれる。私は直登したが、トップをやれと言われたら考えちゃう登りであった。

 長沢谷を1:1で右に分け、本流は左に曲がる。とにかく水量が多いのに閉口する。腰までの渡渉はザラである。水は青く透きとおり、フカフカの苔の感触がなんとも言えず心地よい。ただ、岩に付着したヌルヌル苔は苦手だなあ。このところクライミングでの乾いた岩にしか触れていないので慣れるのに時間がかかってしまった。特に高巻きでの身のこなしがぎこちなく、松戸山の会やシャンティの仲間達の歩きはかなり勉強になった。

たき火を囲んで 16時、今宵のビバークポイントに着く。左岸の一段高い平地でテント3張りは楽に張れる。さあ、ここからは火祭りの饗宴である。付近に散らばっている流木を集めてきて火をおこし、盛大な焚き火を囲んでの夕食である。なにしろ総勢10名の宴会だ。酒とつまみには不自由しない。食後は歌集を開いての歌合戦に夜の更けるのも忘れる。

 今回は4つの山岳会の合同チームということでそれなりに楽しい一時をもつことができたと思う。焚き火のおかげでパンツもすっかり乾いてくれた。

■6月24日(日)曇りのち晴れ間

大雲取谷の溯行
 5時起床、7時出発。水量は依然として多い。溯行図にもある朽ちた丸木橋に7時20分着。さらに進むと、深い釜に守られた小滝に行く手を阻まれる。ここは高巻きをしないで左岸から水線沿いに突破する。突破するが胸までの渡渉を強いられてしまった。うっ、寒!!

 8時15分、右岸から小雲取谷が合流する。合流点には赤布が垂れていた。この谷は以前、近藤和美さんと二人で溯行したことがあり、懐かしかった。

小雲取谷出合付近にて 小雲取谷の先からはS字峡が始まる。難しくはないが淵や釜が深く、へつりが楽しめる。ここを越えるとしばらくは平凡な流れが続き、8m大滝を迎える。水量は豊富で迫力はあるが、左側から容易に越えることができる。

 大滝を越えると、流れはおだやかになり源流の雰囲気を伝える。右手に一段高い平地があり、そこから大ダワ林道へ上がれる踏み跡があったので、溯行終了とした。(10時20分)
 踏み跡からは容易に林道(といっても踏み跡だが)に上がれ、そのまま出合に向けて下った。ブナをはじめとする広葉樹の豊かな樹林帯で、紅葉時期や新緑時期にはさぞ美しいだろうと想像できる道である。
 途中、長沢谷を通り、車のデポ地点には12時30分に着いた。(記 Nob)

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