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丹沢 鍋割山から丹沢山

鍋割山で鍋焼きうどんを食べて帰るつもりが、気がついたら丹沢山に!?


 新しい世紀の初山ということで丹沢ハイキング行ってきました。
当初、鍋割山荘で鍋焼きうどん食べてビール飲んで、ゆっくり人生を考える。という予定でしたが、気が付いたら丹沢山まで足をのばしてました。
午前中うっすらと霞みがかかる中富士山がかすかに見えましたが、午後から雲とガスで視界悪くなる。
風が強く寒い一日ながら、思う存分歩くことができました。



 大倉に車を止めるつもりが、折角のジムニーなので二又まで入ることにした。
車を留めて暫く行くと、水のない鍋割山荘の水持ち上げボッカボランティア募集中のペットボトルの山に遭遇。ザックに詰めるだけ詰めると、2Lポリタン4個。ずっしりと重い。

 私を見ていた人が居たので、今更ザックから出すわけにもゆかず、そのままヒーヒーいいながら歩き出す。静かな樹林帯の中をブイブイ登る。

 息が上がってくるが、ペースを落とさずブイブイブイと登るとあっという間に鍋割山。
山荘に、「水持って来ました」と届けたら大歓迎。正月で水が少なくなって困ってたのよね。お茶をご馳走になる。

 本来ここで鍋焼きうどんのはずが、あまりにも時間が早すぎる。小屋番はランプの掃除を始めた。
山靴が歩けと言っているし、鍋焼きうどん頼む雰囲気ではないので出発する。
ザックに中にはオニギリ一個と行動食、非常食しかないのだが・・

背中が軽くなったのでここから飛ばす。

 しばし、稜線漫歩のあと大倉尾根との合流点、金冷やしに到着。「金冷やし」の意味がわからん。

 塔ノ岳につくも風は強いし寒いし、ザックから羽毛服出して着る。
貴重なオニギリをゆっくり味わいながら食そうとしたが、手がかじかんで半分落っことした。いつ買ったのか記憶が消えてしまったぼろぼろの行動食を、チャイと一緒に胃袋へ入れる。
小屋でラーメンという手もあるが、鍋焼きうどんの代わりにラーメンじゃ情けない。

 ふと、丹沢最高峰の丹沢山を見ると、なだらかな斜面。いっちょう足を延ばすか。と歩き始める。
塔ノ岳北面の登山道は凍っているが、すべりはしない。ずんずん進むのだ。
丹沢山登りになると、道はベチョベチョ。しかしこうなるだろうとゴアとケプラーの軽登山靴で来たので、かまわず登る。

 丹沢山山頂は相変わらず地味な山頂。残りの行動食を全て腹に詰め込む。寒い時期だが、中高年ハイカーは多い。ラジオ鳴らしながら登るのは止めてもらいたいのだが。

 一気に下ることにするが、寒さでキジを催す。

 大倉尾根堀山の家まではつまらない階段の下り。
そしてそこから、丹沢の中でも私の好きな道が二又へ下ってゆく。静かな道である。少しゆっくり歩こう。
樹林帯の中を縫うように一気に下っていく。沢を横切り少し登り返してあっという間に駐車場である。

 今回行動中の心拍数を出来るだけ重いザックを担いでいる時と同じにしたかったので、急ぎ足となったが、久々のハイキング。空も、富士山も、冬枯れの木立も、カヤトも優しく微笑んでくれた。

 鍋焼きうどんがどうしても食べたいので近い内にまた鍋割山に行こうと思う。
 誰か一緒に食べにいきませんか?



【行程】
自宅出発5:40~二又7:30-8:06~後沢乗越~鍋割山到着9:00
鍋割山出発9:30~金冷やし10:00-10:10~塔ノ岳到着
塔ノ岳出発10:35~11:10丹沢山到着
丹沢山出発12:00~12:35塔ノ岳到着~13:20堀山の家到着
堀山の家出発13:30~14:00二又到着
渋滞する246避けてヤビツ峠越えて自宅到着17:00
【歩速】早足

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