小川谷廊下シーズン2 ~2023.7.2~

dakekanba-admin

山域:西丹沢
日程:2023.7.2
メンバー:レイザー、コッシー
行程:8:10玄倉~9:15小川谷出合~15:00終了点~17:00玄倉



今シーズン初沢行は、岳樺ブラザーズで小川谷廊下へ (^^)/
水量豊かな谷で、その美しさは丹沢一と言われています。
昨年のコッシーレポを見て、いつか行きたいと思っていたところにコッシーのお誘い、テンション急上昇⤴️

本日の都心は真夏日のカンカン照り!
こんな時は沢行に限ります♪

今回の核心は3ヶ所。
<CS越え>
アブミを岩溝にかけ左足、右手の壊れたボルトにスリングをかけ右足で立ち上がるが、、、フォールドが無いぞ!
指が入りそうなポケットにバイルをかけ、左足をあげてマントリングして気合いで突破!
ジムでアブミ特訓した甲斐がありました( ^ω^ )

<大岩の登り>
傾斜のわりにツルツルですべるスベル!

<滝上部の横断>
昨年はスイっと越えられたそうだが、今年は水量多くコッシー果敢にアタックするも水流に耐えられず、、、撤退か!?

ここで必殺カギナワ登場!
ポイっと投げるも水に流され、3度目にバッチリ決まり見事に突破! (^^)v
コッシー、すっかり忍者ですな(笑
この勇姿、ビレイに夢中でフォト収められなくて残念。

最後は崩壊した古代遺跡のような堰堤をくぐり、ナメに癒されて遡行終了。

噂通りの美しい谷で水量多く、ほとんどの小滝が直登できるので登攀要素も高く、充実した沢行でした。

コッシー、素敵な沢行を計画いただきありがとうございました!
また行きましょう♪
♪( ´▽`)

@レイザー



当初、土曜に予定していたマスキ嵐沢は、雨のため日曜日に変更になった。参加者も変更となり、このタイミングでレイさんから、行く場所を変えても良いですよと連絡が入る。
うーん、どうしようか。。。
悩んだ末、レイさんと2人であれば、昨年最後まで遡行できていない小川谷廊下に再アタックも良いのではないか。山頂を踏んでいない山は、また行きたくなる感じで、どうも消化不良だったしな。良いタイミングという事もあり、打診したところ二つ返事でOKを頂く。

少しでも早立ちしたいと思い前回より30分早いバスで玄倉へ向かう。思えば昨年も7月の初めの日曜日。丹沢湖では奇しくも昨年と同じくカヌーマラソンが開催されていた。

林道を1時間ほど歩くと、入渓点に到着する。昨年より少し手前から沢に降りる。今回は懸垂せず、何とか沢までたどり着くことができた。

序盤に登場するチョックストーンの滝。アブミを持参していたので、レイさんに渡すと、サクッと超えてしまったではないか(@_@
さすが、レイさん!
これでは、せっかくの鉤縄の出番がなくなってしまったではないか。

流石に2回目ともなると、ロープ不要な箇所と、ロープ欲しい箇所がすぐわかる。この勢いで廊下をグングンと進む。

とある滝にて、右から取り付き途中で左に抜けたかったのだが、昨年より水量が多く左に行くのはちょっと無理。ハーケン打って一息つくと、ふと鉤縄を思いつく。物は試しで投げてみると、3度目で引っかかった。ここで役に立ったか。持ってきて良かった(^^

つるつるの大岩、ここもレイさんはカッコ良く超えていく。私はいつもの通り岩の下を潜る。

天気は快晴で暑い日であったものの、廊下はあまり日が差さず、水に浸かっていると少し寒い。そんな中、胸くらいまで浸かる箇所もあり、お水と戯れるのも、充分堪能できたと思う(^^

大滝を巻き少し進むと、昨年の終了点、小デッチ沢出合いを通過。ここから先は初体験だー。
とはいえ、ホントの終了点まではもう間も無くであった。最後の滝は左から巻く。その上には半壊した堰堤がドーンと登場する。かなり巨大で迫力があるのだが、もともと何の目的で作られた物なのか、とても不思議だ。

堰堤が見えてくると右岸から入る沢沿いに進み、網の目のように張り巡らされた鹿避けネットを避けながら中ノ沢経路へ。

林道で沢装備を片付けていると、ヒルが出てくる。明らかに昨年より多くついてるなー。でも被害は少ないので良しとするか。

玄倉に着くとレイさんと乾杯!予定していたバスに乗車でき、無事に帰宅の途に着くことができたのが、何とも嬉しかった(^^v

今回は、急な予定変更であったものの、レイさんのおかげで最後まで遡行できたし、小川谷を満喫できました。もう思い残すことはありません。
やっぱり沢は良いな。今年はあと何本行けるのかなー?
またご一緒しましょう!

@コッシー

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