梅雨の晴れ間に西上州のマッターホルン 碧岩西稜~2023.6.17~

dakekanba-admin

山域:西上州
日程:2023.6.17
メンバー:ナナ、コッシー
行程:5:50三段の滝・碧岩登山口~6:40三段の滝~11:35碧岩山頂~14:00大岩山頂~15:50三段の滝・碧岩登山口



コッシーと2人、本日は碧岩マルチと大岩への縦走を兼ねて西上州へ参りました。
梅雨の合間、見事晴れ間に出会えた土曜日でした。0500駐車場には他に車なくチャンスかも、と2人でニヤリ!6台ほど🉑トイレあり。
0530辺りは明るく快晴が予想されそうな青空の元でスタート。大小さまざまな橋と渡渉を繰り返して3段の滝を目指します。そこは前日までの降雨で大迫力な滝に仕上がっていましたが左上ポイントである先が気になり先ずは大スケールを横目に進みます。

取り付き下部のケルンはレポの言葉通りに進むと比較的容易に見つかりました。

そこから少しですが左寄りの落ち葉ルンゼを左上すると取り付きです。
ワタシがチェーンスパを装備してる間コッシーはケルンで積み木遊び
さて、行きましょう!
取り付きから1p目

こちらは終始草付きやピナクルそして立木の中でのマルチです。岩面は2〜3箇所、ハンガーやボルトはほぼなし

素早い視点作りには良い練習場となるでしょう。なので中間支点はほぼアルパインヌンチャク、カムも(少々)使えますしロープの流し方にはうってつけの練習にもなります。

下降では怪しいトラロープが垂れ下がっていますがロープ出して懸垂でささっと下降するのが早いです。

ピークでランチをとってからの大岩への縦走に向かいます。

前々回ワタシは筆頭岩からの金鶏山の縦走がことのほか大変だったので気を引き締めてスタートしました。
が、なんとも素直なルート

大岩への分岐で看板が出ています。
景観もよく迷うこともなくあっさりと大岩のピークに到達できました。

ここからは下山です。
分岐から三段の滝へ向かいます、やや滝の上から降りてくる形になり改めてその迫力に惹かれて足が止まります。
あたりの草木は水が呼ぶイオンの風にたなびいて大合唱しており天然のクーラー
上高地の風穴に負けないとても気持ちの良い空間にしばし癒されてからの下山となりました。
3段の滝、タイミングが良かったのでしょう、見応え大あり、あたり一面がマイナスイオンの大変素晴らしい滝でした👍

ここからは🅿️まではあと少し
癒されたワタシ等は軽快な足取りで下山しました。

今回大岩からの下山途中で
二子岩〜くくり岩まで行っても良かったと思いましたが気分は完全にコロンビア(すき焼)モード
また次回の縦走に加えることにしました。

コッシーとワタシのヒル被害は相当です。2人の被害トーナメントは優勝者をつけられぬほど
そんなわけでワタクシ、
今回ズボンイン、シャツインのなりふり構わぬ出立に虫除けたっぷり、ウエストハーネスに塩とミントという完全防備で立ち向かいましたが何と!こちらではヒル被害0
でございました。
Phew~💦

下山後まずはしおじのお湯
疲れがとれる良質の温泉です。おすすめできます。
そして待ってましたのお食事処でいつもと同じく豚チョイスです。完食してホクホク気分で帰路につきます。
関越道は渋滞なし。2時間弱で都内まで走れました。
コッシー運転お疲れ様でした。
次は沢ですね、よろしくお願いします。

今回も楽しくそして安全な山遊びができました。ありがとうございました。

@ナナ



3時集合という、かなり気合の入った時間だ。
もちろん現地は一番乗り。というか、貸切か?
登山口で歩き始める前にナナチ先生の10分ヨガ教室に参加。体が硬いアタシはなかなか大変だが、調子が良くなった気がする。

始めは沢沿いに沿って歩き、3段の滝上まで。

右岸にある赤テープとケルンのある場所から斜面に取りつく。
少し踏み跡に沿って右上し、ルンゼに戻る感じで行くと良い感じで西稜の取り付きに着いた。
「登山靴でも良いらしいよ」とナナチは言うが、ここは迷わずクライミングシューズに履き替える(^^;
コッシー1P目III級に取りつく。

ツルベで行こうと、交互にリードするが4P目くらいから薮まじりの歩きが多くなり、I-IIが続く。途中コンテにするが、どうも効率が良くない。このパターンでのロープの扱いが課題だな。場所によっては、ダブルも扱い難いし。

何Pか進むうちに、息の合ったナナチとの関西弁のやり取りも楽しかった(^^
「ホナ、イクデー」
「エエデー」
「ノボルデー」
「ハヨ、ノボッテコンカイ!」

そうこうしていると、山頂少し手前に岩場が登場。直登もできそうだが右の方にピトンが見えたので、右にルートを取って回り込む。岩乾いていてとても快適だ!

そこから直ぐの碧岩山頂にて、ナナチ特製ランチをご馳走に。いつも山頂ではコンビニばかりの私にとって、健康的で活力の湧く美味し食事でした。ありがとう!

碧岩直下の下山路は、念のため懸垂で降りる。
その後、大岩まで足を伸ばす。登ってきた碧岩とこれから上る大岩が綺麗に見えている。山頂からは360度の大パノラマに見惚れる。

下山途中に二子岩、ククリ岩の標識を発見!時間があれば足をのばしてみたいものだ。

3段の滝を通過。登りではあまり感じなかったのだが、ここでマイナスイオンに大感激!全身に浴びて、なかなか滝から離れられない。ホント、気持ち良かった。

帰りの車内で、ナナチと反省会を行う。時間がかかり過ぎるのだが、根本的な解決はなかなか出てこない。今度どうするべきか諸先輩方にも確認してみよう!
時間短縮は、大いなる課題だ!経験あるのみか。

今回もナナチのおかげで充実した山行となりました。次回もイッタルデー!

@コッシー

カテゴリーnews