山域：奥秩父
日程：2023.6.4
メンバー：ナナ、コッシー
行程：5:30乾徳山登山口～8:45懸垂下降地点～14:00乾徳山山頂～17:00乾徳山登山口
コッシーと前乗りで向かった旗立岩
“のび太くん”は3秒だけどコッシーは1秒
しかも静か、、、なんとコッシーはどこでもいつでも眠れる王子
静かな夜を迎えて早朝
出発は5時半
しよっぱなの登りで嘔吐なワタシ
ゲロゲロ
コロナから体力落ちたとは言えこんなに不甲斐ないとは不覚でした
やたらと休憩を挟んでやっとこさ懸垂地点に到着しました
見ての通り凹角を滑るように下降
あちこち引っかかりながらの下降
2回目も同様に50m✖️2本で降りるが手前で切りすぎた
(先人のレポはよく読もう‼️)
ここから取り付き探し
前回筆頭岩〜金鶏山で身をもって学んだことは、、
『道迷たら降るべし』
このへんかな〜という辺りでやっとこさ取り付きを見つけました。ここで結構タイムロスしちゃいましたがなんのその！お楽しみはこれからです。
先行パーティ2組
人数にして7人
そして私たち2人
後ろには4人パーティとソロ1組
ここは人気があるということですね
そして順が周ってきました！さてさて1P
まぁなんとゆーか、、
これ5.6か、と思いながらクリップしていきます
ピナくるで支点
ナチプロで支点
支点構築や高度感、楽し、嬉しマルチで
勉強になりました。
下山時はこれまたなんとも、、
ここの下りがまたながい
ははは
左膝内側の悲鳴がBGMになりーの(´ｰ｀)
足の速いコッシーに頑張ってついていきーので兎にも角にも長〜い下山道、無事降りてきました。
今日は久しぶりに登山しましたが歩けない自分がよく見えた山行でした。
体力資本、なんとかしよ、と本気で思いました。
こっしー、ありがとうね😊
下山少し遅くなりました。
そんな下山届けを待って遅くまで待機してくれていた会長とドリさん、
いつもありがとうございます。
次も楽しみたいと思います♪
@ナナ
乾徳山旗立岩に行ってきました(^^
土曜が雨予報だったので、急遽晴れ予報の日曜に予定変更してナナチとアタック！
前夜、入山を大平高原からにしようとアクセスすると、何と車両通行止め。前日の台風2号と梅雨前線による大雨の影響で、土砂崩れでもあったのだろうか。
引き返して、乾徳山登山口に到着。そこで、翌日のアタックについて相談。ナナチに好きなところリードして良いよと話したところ、目を輝かせて「いいんですか。では、1P目行きます！」
と期待の持てる返答で大変ありがたい。やる気度マックス感が伝わってきた(^^
翌朝、取り付きまでコースタイム3時間以上あるのかと考えると、足取りが重い。
5:30出発で、ゆっくりと歩き始めるが、すぐに息が上がってしまう。ナナチに迷惑かけられないなーと思い、ナナチを見ると私以上にグロッキーな状況(@_@)
聞くと、「朝食を食べてないのに、吐きそうー」とかなり深刻なようだ。私も体力不足を感じていた最中だったので、ちょうど良いと休憩を取りながら、急がず焦らず、それまでにも増してゆっくりと進むことにした。
扇平からは眺めが素晴らしく、何といっても甲府盆地の先に富士山が綺麗に見えている。テンション上がり、癒されるな〜。これだから山はやめられない。
扇平から約1時間で取り付きの懸垂ポイントに到着。ここから、中央稜の全貌が見え、既に取り付いているパーティーが見えた。
懸垂で2ピッチ降りたところからトラバース。岩の取り付きは、いつも迷うが今回もお約束のように迷った。後からトポ図を確認すると別ルートの踏み跡を辿っていたようだ。
そうこうしているうちに、ようやく中央稜の取り付きを発見。先行の5名パーティーを待つ間、めるもちゃんの話をしていると思ったら、ナナチが昼寝し始めて、とても気持ち良さそう。
中央稜1P目ナナチリード(30m,5.6)
事前に会長から1P目が核心かもと聞いていたが、目の当たりにすると一見簡単そうにも見える。が、いざ取り付いてみると、欲しいところにホールドが乏しく、難しい。小ハングを右に越えるが、これは間違いなく5.6以上はあるな。核心にはピトンが凄い数打ってあるのも納得。セカンドでもハラハラした。ナナチ良く登ったなー。
2P目コッシーリード(40m,III)
快適なピッチ。支点が少なかったので、練習もふまえカムを2つ使った。
終了点は安定しているが、先行パーティーがいたのでピナクルを利用して支点構築。
3P目ナナチリード(20m,III)
緩傾斜帯で、すぐ稜線に飛び出す。最後は気持ち良いクライミングができた。
第一岩稜上部1Pナナチリード(40m,III)
第一岩稜の上部の取り付きまで移動し、順番からすると私リードの番なのだが「リードどうする？どちらでも良いのでナナチの好きな方で。」と、既にお腹いっぱいの私はとりあえず質問を投げかけてみる。
すると「リード、やってもいいんですかー♪」と嬉しそうな回答を頂いたので、リードをお譲りする。ホント、やる気、凄いな(^^
1箇所、難しい箇所が現れるがナナチは軽々とこえていく。このピッチは、終了点が乾徳山頂というのも良かった。
下山後に立ち寄った「やまなしフルーツ温泉ぷくぷく」は、甲府盆地が見下ろせる立地にあり、景色がとても綺麗だったので、お勧めです。露天には、名前の通りフルーツがぷくぷくと浮いてましたww
今回感じたのは、ライトアルパイン12の凄さ。これまでアタックした、いくつかのルートはどれもとても印象深いので、全ルート完登を目標にして行こうと思います。
久しぶりに1,000mを越える標高差&マルチピッチと、今の自分の体力と技量を試すには、ちょうど良い貴重な機会でした。
ナナチ、同行ありがとう。やる気の高さに感服しました。また、行きましょう！
@コッシー