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伊豆周辺 城山・南壁鎌形ハング


― 20年ぶりのパートナー復活 ―

 昔の山仲間と20年振りにザイルを組んで城山を登ってきました。10台のマルチピッチを目的にウォーミングアップとして以前にガイド山行で登ったことのあるバトルランナーに取り付くことにする。

 ところが、バトルランナー1ピッチ目(5.8)は既に他パーティーが取り付いているし、他の10アンダーのルートも全て使用中であった。やむをえず、右端のフルハムロード(10b)に取り付く。下部はやさしいが、上部はかぶり気味でボルダームーブを要求される面白いルートであった。

 終了点から左にトラバースすると、バトルランナーの2ピッチ目(10a)に合流し、鎌形ハングを目指して直上する。

 ハングが切れ込んだところにルートがとられているが、ハング出口のボルトがしっかり効いているので思い切ったムーブができる。出口上部のホールドはガバではないが下に押さえ込めば充分体を支えてくれる。思い切り引き上げた足に重心を移して立ちこめば、ハングは足下に去って乗り越し成功であるが、10aとは思えないなかなかダイナミックなムーブであった。

 ハング上でピッチを切り、Mさんの後続を待つ。久しぶりのマルチピッチでMさんは少々パンプ気味でのようである。ハング下でしばらく躊躇していたが、意を決して一気に乗っ越してくる。長いブランクにもかかわらず、10台のハングをフリーで超えてくるとは、さすがMさんだけのことはある。

 そこからは先は5.8~5.9Rで上部では10メートル以上のランナウトとなる。フリークライマーならビビルところでしょうが、アルパインクライマーの面目躍如で、むしろランナウトの快感を楽しむ余裕すらあった。

 50メートルいっぱいで終了点の立木に到着。後続のMさんの到着を待って懸垂で降りるつもりであったが、Mさんが以前に人工で登ったときには上に踏み跡があるとのことであった。
 懸垂で降りると下部でクライミングしている人たちに迷惑がかかるので、踏み跡を行くこととする。途中インナーウォールを登っている人たちの下を通って、1回の懸垂で取り付き点に戻る。

 1ピッチ目をバリエーション経由としたこともあって予想以上に時間がかかり、Mさんも久々のマルチピッチでお疲れの様子だったので、予定していたエキスカーション(10c)は次回の楽しみにまわし、他パーティーのクライミングをしばらく見物することとした。

 我々が登ったフルハムロードは他パーティーも相当苦戦していたので、少し気分を良くして早めに下山することとした。
 
10以上の自然壁のリードは久しぶりで、人工壁のグレードが自然壁でどの程度通用するのかが気がかりであったが、今回のクライミングで10前半のフェースならば確実にリードできることが確認できた。次回はもう少しグレードを上げたルートにチャレンジしたい。
(記 vibram)

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