御坂 三ツ峠・東面フェース
2回連続で雨にたたられる。魔法の靴も濡れた岩場には無力?
土曜日は昼まで晴れ日曜日は雨という天気予報を信じて、土曜日に登りに行った。
結果は歩き出しからポツポツ来て、登り出したら本降りになった。まあ雨の訓練ということで4ピッチを登りきったが、フラットソールも濡れた岩には無力であった。
翌日の日曜日は快晴になり、多くの人達が天気予報を恨んだに違いない。
【天気】 雨
【参考資料】 白山書房刊、関東周辺の岩場
【時間】
8時 韮崎出発
9時30分 林道終点に駐車
10時15分三ツ峠
11時登攀開始
13時15分終了
13時30分山頂
14時30分車戻り
16時30分帰宅
【詳細】
降り始めた雨の中、雨具を着けての登攀開始である。草溝ルートはやさしく見えるが、朝一番のリードは恐ろしいので、錦少年にお願いした。
10mくらいで右にトラバースする個所が怖そうである。しかし不安を感じることなく、その後のクラックも順調に登ってビレー解除のコール。
2番手もトラバースは怖い。雨で滑るし落ちたら大きく振られる場所である。
クラックはリードのセットしたキャメロットを回収しながら行く。残置フレンズをみつけた。回収できそうだったがそのまま残しておいた。
2ピッチ目はバンドを20mほど左に移動した、短いチムニーである。錦少年がリード。
今回は事前の打合せが不充分で、9mmロープが40mと50mになってしまった。
10m余るほうが絡んでしまい時間を食う。
ここを終了後、テラスに座って昼食を取る。視界はまあまあ富士吉田の町も見える。雨が降ってもいても、明るいのが救いである。
3ピッチめリード交代。3級+のやさしいルートであるが、雨で滑って恐ろしい。
落ちそうなのでこまめにプロテクションをとっていく。その後第3バンドを左に大きく進み、チムニ-を登ろうとした本降りになったので、元に戻り、やさしい4ピッチ目を終わった。
1時30分に三ツ峠の山頂。川のように水が流れる道を、さっさと下った。
アイスクライミングのほうが、天気のはずれが無くていいよなあ。と二人で話した。
2週前の土曜日のみずがき山も雷雨で撤退、翌日は快晴だった。
ついていない二人である。
(記 Sugi)