房総 鋸山南壁フリークライミング
たった二人で鋸山を終日独占!
■2月5日(土)快晴
先週大挙して鋸山訪問の後、今日の参加者を募集したところ、粛として声なし。ま、クニさんに教えてもらった、一人登りを試してみるか、と内心は思っていたところ、微苦笑さんが参加表明。む、む、うれしい~。
風も無い穏やかな土曜日、微苦笑さんのレガシィで一路鋸山へ。Nobさんから、写真は、あそこで撮りなさい、海に向かって、アングルはこう、と細かい指示をケイタイで受けたまわる。
野猿の鳴き声に迎えられて、最初は流星群。でも一味変えて、流星群の左のクラックに限定。これは、先週田中師匠に言われていたこと。仮に「流星群スペシャル」と命名して竜少年がまず取り付く。右側にあるクラックが見えているのに使えない、ワォー、これは10a以上はあるぜ。落ちに落ちる。
続いて余裕の微苦笑さん。途中までは、ノープロブレム。しかし、さすがの微苦笑さんも苦労している。
う~ん、もう一回!!。やはり上部の左側のクラック限定は特別だぜい。流星群スペシャル(仮称)10aはある。
次は当然、サソリでしょ。二人とも息を切らせて何とかクリア。それも2回。流星群スペシャルのほうが、むつかしい???。
もう、ここまでで、へろへろ。長い休憩は海を見ながら、熱いコーヒータイム。さて、やはり、トライアングルでしょ。と微苦笑さん。竜少年はここが大の苦手。ま、ビレイしますよ。
微苦笑さんがすごかった。トライアングルの天井に達し、左手が上のガバに触った!!、あ~、いける~、あ~、ら~ク。おしい。オ、オシイイー。
竜少年はやはり、左足があがらず当然のラク。
最後は サウスポーを微苦笑さんやりたい、という。え~。前に竜少年は何回かやったけど、反重力どころか全重力をやってもらっても一歩もいかなかったんだぜ。やだな。
左手をカンテに添えて、右手は細かい。右足に乗り込み、左足を思い切り上げて、立ち込む。う、できた。左手をズ、ズ、と上に探って、右足を乗せると、お~、お~、
デキタジャン。あとは、左に回りこんで大成功!!。微苦笑さんの半重力のおかげと思いながらも、半分は出来たか、と苦しい息の中で思う。
それに負けじと今度は微苦笑さん、ぐ、ぐ、と2度ほどテンションがあったが完登。
さすが心境著しい微苦笑さん。
二人なので、もう、限界。今日の鋸山はここまでとしました。でも、流星群スペシャルやサソリクラックの課題、トライアングルの課題、サウスポーのひきつけの課題、あー、課題だらけだ。
(記 竜少年)