梅雨だけど三ツ峠でクライミング! ~2021.6.26~

dakekanba-admin

場所:三つ峠
日程:2021/6/26(土)
参加者:レイザー、アーサー、コッシー、ドリル


今回も悪天予報で急遽予定変更、日帰りで三ツ峠山屏風岩へ♪

ドリさん号が2:30に出発してくれたお陰で、9時前に屏風岩へ到着 ♪( ´▽`)
しかし、朝方まで雨が降っていたようで左フェースは滝のように水が滴り落ちている (゚o゚;;

「こりゃダメか、」と半ば諦めかけたが中央フェイスはほぼ乾いていてラッキー! ε-(´∀`; )
既に2パーティが一番人気の中央カンテルートに取り付いていた。
ガチャ装備しながらトポとザイルパートナーを確認する。
アーさんとコッシーは、本日マルチ本番デビュー!
そこで1組目アーさん+私、2組目コッシー+ドリさんで中央カンテをアタックする事に。

1P目(20m、Ⅲ): アーさん、コッシーリード
2人ともデビュー戦なのに「リードやらせて下さい!」とヤル気満々! (^^)
階段状の岩場を颯爽と攀じって難無く第一バンドの終了点へ。

2P目(Ⅳ、25m): アーさん、コッシーリード
私:「3P目が核心。カム無しでリードできるのはここまでですが、やってみますか?」
アーさん:「もちろん、やらせていただきます!」
出だしが滑り易くて少し厄介だが、しっかりルーファイしてランぺを左上しクラック手前の終了点へ。
さすが、デビュー戦とは思えない活躍振りです!
鋸山や日和田山での練習成果が出ていますね (^^)

3P目(Ⅳ+、20m): 私、ドリさんリード
本日核心のクラック。
古いハーケンに頼らずに積極的にカム+ナッツを使用しハンドジャムで攀じっていく。
しかしクラックに手を入れるとヌルヌルと、、、濡れてるやん (・_・;
ビビリなので、1.5m位毎に支点作って何とか突破。
なかなか痺れるピッチでした。

4P目(Ⅳ、35m): 私、ドリさんリード
ルーファイの核心。
コーナーから左のカンテに出て直上するのが正規ルートだが、最後がよく分からん (・_・;
登りやすそうなルートを選んで攀じったらぺツルのボルトが2つ、終了点を発見!

こうして4人とも無事にトップアウト! (^^)v
ここまでは良かったのだが、懸垂(25m→50m→20m)を50m×2回に短縮した結果、
1発目でロープ回収出来ずに他パーティに助けて貰うというハプニングが、、、(・_・;
反省します。

その後、ライトアルパイン12景の1つ、亀ルート(3P、5.7)へ♫
1P目(5.7)の急なフレーク状クラックはヌルヌル、ツルツル! (><)
ハーケンにヌンチャク掛けてA0せずには攀じれなかった、、、(//∇//)

ここでタイムオーバー。
3P目の八寸バンドは次回へ持ち越しとなりました。
1P目終了点から懸垂下降で脱出して下山。

終日ガスっていて富士山は拝めなかったが、気温は快適でした ♪( ´▽`)

アーさん&コッシー、
本番デビューで初リード、おめでとうございます!
ドリさん、
深夜からの車出し、ありがとうございました!

レイザー


三つ峠は過去に何度かハイキングで訪れたことがある
その度に山頂付近でクライミングをしている人達を見て、いつか自分もやってみたいと思っていた
クライミングに興味を持つようになったのがここ三つ峠だった

季節は梅雨真っ只なか、前日まで雨が降っていたが夜が明ける頃に雨は上がったが山は厚い雲に覆われている

この日はレイザーさんとペアを組ませていただいた
最初の簡単なピッチは「あーさん行ってみましょう」との声を頂きリードをするも簡単ではなかった・・しかしなんとかなんとかクリア大汗
しかし支点構築にもたつく、、もっと練習必要!
その後のピッチはレイザーさんリード、下から見ていてとてもスムーズな登攀にしびれたその後セカンドで登るが非常に難しく何度かフリーズ。自分も早くリード出来るように訓練しなければいかんです
この日は懸垂下降時のロープ処理がスムーズに行えず、相当時間をかけてしまった
心配だった雨に降られず岩場での練習は本番さながらの緊張感と集中力を養えて満足いく一日だった
会の皆様ありがとうございました。

反省点:ロープ捌き・確実な支点構築・登り返し・登攀技術・忘れ物w

アーサー


出発は、自宅まで車で迎えに来て頂き、皆さんには遠回りになってしまいましたが、ありがとうございました!

当初予定の稲子岳から2日前に天候により予定を変更した三つ峠は、終日ガスが出ていて展望は望めなかったが、とても涼しくて過ごしやすい。さすがレイさんの判断。

現地到着後、すぐに新調したトランシーバーの確認を行ったところ調子が悪い。と思いきや、マイクの接続があまく、アーさんに接続しなおしてもらい正常動作になる。その後、ドリさんとアーさんのトランシーバーも調子が良くなく、トランシーバーが壊れる山か?と話ながら確認を進めていると、グループ設定だと反応しなかったり、バッテリーの問題があったりで、機器の扱いは慣れる必要が感じた。

まず始めに、中央カンテに取り付く。ドリさんにビレーをしてもらい、緊張の1p目の下部フェース。
登っている途中にロープが引っかかる感じを受け、何度かドリさんから、「ちょっと待った」コールがかかる。この時は、どこかの岩に引っかかったかな、と感じる程度であったが、その理由は、後になって判明することに。

続く2p目の斜上バンドもリードをさせてもらう。到達した確保点が足のすくむような場所で、恐怖心から確保したロープに体重をあずけることができず、
へっぴり腰でビレーすることになってしまった。

3p目は、ドリさんリードでクラックへ。私にとっては初カム(セカンドなので回収するだけですけど ^^;)という事もあり、そのカムに興味深々。

4p目もドリさんリードで最終ピッチへ。かなりの緊張感だが、セカンドということもあり何とか乗り越える事ができ、終了点へ到達した。

その後、終了点から1回目の懸垂で降りた地点での出来事。紫のロープを引こうとしたその時、どれだけロープを引っ張っても、どれだけロープを大きく振っても、ビクともしない。どうもロープがスタックしてしまったようだ。何ともならないので、ドリさんが登り返して確認してくるか、という時になって、別パーティーで懸垂で降りてきた人に下降点の結び目を解放しもらうよう伝えることができ、事なきを得た。
そこから2回目の懸垂も、紫ロープがほとんど団子状になっていて、ほどくのに時間を要し、それはそれは大変な懸垂となってしまった。この紫ロープはキンクがひどいようで、本チャンで使うのは厳しそうであった。

休憩をはさんで、亀ルートへ。
2p目のバンド帯から上がるところが、とても難しい。ザックを背負ってリードするレイさんもドリさんも凄すぎる!セカンドでも登れるかどうか、不安な私は「テンション!テンション!」と叫びながら、引っ張り上げてもらった感じで、笑顔で引き上げてくれたドリさん、ありがとうございました(^_^*)

時間切れで、ここまでとなり、八寸バンドは、次回のお預けになった。

ミつ峠は、とても開放感のある岩場で、私にとっては初めてづくしの楽しいクライミングになった。
丁寧にご指導頂き、ホントに感謝。ありがとうございました。
また反省点も多かったので、今後も継続して改善していかなければとの思いを新たにした機会であった。

コッシー


はじめは稲子岳南壁左カンテを予定してたが天気が悪い。
そこでレイさんが天気が持ちそうな三ツ峠を提案してくれた。
三ツ峠は初めてクライミングを見た場所だ。
その時は自分には絶対に無理と思っていた。
あれから数年が経ち、自分がここを登れる日が来るとは何とも感慨深い。
今回は反省点は沢山あった、仲間と楽しく登ることが出来てとても良い山行でした。

ドリル