小川山 ~2020.9.4~

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■山域:小川山・ガマルート
■日程:2020/9/4
■参加者:レイザー、ドリル

 

2週連チャンで来ました、小川山♪
今回はガマルート(5.8、8P)のトポを頼りに「スラブ状岩壁の頭」まで登り詰めました (^^)v
しかもラッキーなことに終日貸し切りでした。

マルチピッチ2回目となる私の今回初ものは、
1.初「つるべ」
ドリさんと2人だったので、ピッチごとにリードを交代して登りました。
2.初「リーダー」
当初計画は、妙義山木戸前ルンゼでドリさんリーダー。
雨天時の第二候補で小川山私リーダーを予定していたので、まさかのビックリ ( ゚Д゚)

まずは、ドリさんが快晴の中ガマスラブ(5.6)を颯爽とリード。気持ち良さそう(^^♪
次いでガマルート取り付き点から1ピッチ目(5.8)が私の番。
左のフレークを手に持って直上し、一つ目のダイクの上に立ち、そこから横にトラバースしてスラブを登っていくルート。
ちょっと緊張しましたが、左手のフレークがしっかり持てたのであとは「自分のスメアを信じて攀じる!」のみ。

2ピッチ目(5.5)は緩傾斜の凹角だが、ドリさんそれでは物足りないのか右隣のライン(5.7)を選択。
3ピッチ目(5.7)は緩傾斜スラブから最後5mほどの立った凹角を抜けて下部岩壁終了。
4ピッチ目の樹林帯は2人でロープ持って移動。

核心の5ピッチ目(5.8)「おむすび岩」
名前の通り、ツルったしたシュールな岩でホールドが乏しい (^^;)
途中にある穴、どうやってできたのかとても不思議です。
過去レポやヤマレコでは、バンド内の残置ピトンにお助けスリングがかかっているとのことだったが見当たらず… (^^;)
何とかバンドまで攀じって中のピトンを発見しヌンチャクをかけ、バンドの溝にカムをかけ直しながら少しずつ右上。
なかなか緊張しました (>_<) 6ピッチ目は高度感のある岩のリッジ歩き。 7ピッチ目(5.4)は緩傾斜の岩場。 そして、フィナーレは核心の8ピッチ目(5.7) コルから4mほどの垂壁をバンド~クラックと攀じる、高度感が半端ありません (>_<)
バンドに沿ってカニ歩きし、そ~っと左にあるクラックを覗いてみると「あー、隙間が大きくて手でジャミングできない」 (T_T)

諦めかけましたが、「鋸山のアイビーが攀じれて(正確には完登出来ていませんが…)、このクラックが攀じれないハズは無い!」
四苦八苦した結果、キャメロット#3を手掛かりに足はしっかりジャミング効かせて攀じり、無事にトップアウトできました (^^)v

最後はスラブ状岩壁の頭まで30mほど歩き、立木を支点に50m懸垂下降。
もちろん、得意のロープバッグを使用しました (^^)

帰りはクライマー御用達の「ふじもと焼肉」で、やっきーにく♪ (^O^)/
そして前回寄った日帰り温泉「南相木温泉 滝見の湯」へ

未だに興奮冷めやらぬ、充実した山行でした。
ドリさんには、細かいロープワークの手ほどきを受け、とても勉強になりました。

<反省点>
1.リーダーの資質が足りず
トポ、過去レポ、ヤマレコ等十分に事前情報を入手したにも関わらず、5ピッチ目終了点で「ルートミス」と判断、5ピッチ目取り付きまで懸垂下降で戻る。
再確認の結果「間違っていない」事が判明。
結果的には2人とも核心の5ピッチ目をリードで攀じれたので、練習にはなりましたが…

2.懸垂下降点の判断
トポを参考に50mロープ×2本で1回で降りたが、下降点がずれてしまいロープ回収に苦慮(力技)した。
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「技術はもとより、経験がまだまだ足りない」と自覚した山行でした。
うーん、クライミングは奥が深くて楽しくてやめられまへん!

レイザー


 

今回はレイさんがマルチピッチの練習がしたいとの要望で小川山のガマルートへ日帰りで行ってきました。


二人ともガマルートは今回が初めて行くルートでが順調にピッチを進めていきました。

しかし5ピッチ目の饅頭のような岩にボルトが1本も無いのは変だと思い、ルートを確認するのに時間が掛かってしまいました。
結局は間違っていなかったのですが(^^;


色々有りましただ無事登ることができました。レイさんには難しい所ばかり登ってもらい有難うございました。
とても良い経験ができた1日でした。

ドリル

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