山域:西上州 妙義山(裏妙義)
日程:2023/12/9
参加者:レイザ、群草、ナナ、ドリル(L)
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ドリさん企画で裏妙義の軍艦岩直登ルート~御殿風穴へ (^^♪
ドリさんと妙義バリに来たのは実に3年ぶりだ!
前回レポはこちら参照↓↓
旧国民宿舎裏妙義駐車場で前夜テン泊。
「お酒やめてるんですよねー、でもラム酒ならいっかー♪」とグビグビ飲み始めるグンソウ、
宴は盛り上がり気付いたら2時半を過ぎていた…(汗
6時起床、8時前に出発、
GPSで現在地を確認しながら4人であーだこーだ行ったり来たりのルーファイ、楽しいですね!
軍艦岩基部に9:30到着。
<1P目:35m(体感Ⅲ)>レイザーリード
浅いクラックに沿って生えている立木にランニング取りながら、垂壁手前の立木まで登る
ロープFIXしてグンソウ・ナナチが続き、ドリさんをビレイ
<2P目:25m(体感Ⅳ)>グンソウリード
チムニー状で本ルートの核心部。
今日のグンソウは輝いていた!
ハンドジャムを決め初カムをセットしてニヤッ、先週虎の穴で鍛えた成果が出ましたね !(^^)!
<3P目:40m(体感Ⅲ+)>レイザーリード
ボロボロ炭団岩恐怖のフェース、藪を抜けると左上フェース
右のクラックにハンドジャム+カムセットして登ると軍艦岩ピークへ(昼頃到着)!
細いリッジを越え、御殿風穴稜にぶつかったところで右へトラバースすると登れそうなリッジが現れた
ここでロープを出してレイザーリードで攀じる
ボロボロ炭団岩+土壁フェース(45m:体感Ⅳ)で恐怖との戦いでした… (^^;
本日は12月中旬とは思えないポカポカ陽気 (^^♪
目前には今春にグンソウ+ナナチがデビューした星穴岳、バックにはこれから目指す御殿風穴が !(^^)!
稜線を50mほど進むと、幻想的な光を放つ岩穴が!
やったー!御殿風穴だ !(^^)!
ランチを楽しみながら、「ここから2~3回懸垂すれば安全地帯。順調だねー」
この後「The妙義バリ」の洗礼を受ける
50m懸垂1回目を終え、ロープ回収しようとしたがビクともしない!( ゚Д゚)
ボロボロ炭団岩の砂埃を全身に受け、ゴホゴホ咳き込みながら45m登り返し、鼻の中まで真っ黒に
見るとロープが炭団岩を削り、ロープ結び目がガッチリと溝にハマっていた…
妙義おそるべし、次回からはユマール持っていこう
ハプニングに見舞われたものの、日暮れ前に無事下山
The妙義バリ、今回も大満足の1日でした (^^)/
ドリさん、企画+リーダ+車出しありがとうございました!
ナナチ、舟和の芋ようかん美味しかった!
グンソウ、次は城ヶ崎だ!
アルパインは総合力
日頃の岩トレ効果で、岳樺のアルパインレベルも着実にあがってきた
来年の山行も楽しみです
The妙義バリ、来春も皆で行きましょう (^^)v
@レイザー
クライミングシューズ持ってきた?」
えっ? 要らないんじゃなかったっけ? 「各自判断」だよ
え~~~っ!
合流早々ショック。やばいなぁ、それでなくても一人突出して力不足なのに。 と思いつつ、ドリさんの安全運転にお任せしていつの間にか眠ってしまった。
翌日は、昼間20℃近くになるとの予報だったが、夜中はさすがに冷え込んで「マット,厚いほうを持ってきたらよかった」と思いながらもしっかり睡眠をとった。
翌朝は露と結露でテントが濡れていたが、下山が遅くなってしまう可能性があったのでテントを畳んで出発した。
取り付きがすぐに見つかれば行程はそれほど長くないとのことだったが、地図とGPSとに少しのずれがあり、散策道から逸れて石垣に沿って進んだ。が、結果は…取りつき直前で元の散策道に戻った。
1Pはレイさんがリード。これぞ妙義!の砂と剝がれる岩だがさすがレイさんするすると登って行った。後続は で。
2P。「群草リードをどうぞ」と言われ怯んでいたら「次のピッチが核心でここが一番易しいところ」との言葉に押されてスタート。 先週のクラック講習の成果を発揮して、何とかクリア。実はもう一本ルートっぽいところがあったが、そこはクライミングシューズがあっても難しそうだった。
以下省略 他のメンバーのレポを見てください。
何故なら、登頂してからの方がスリリングだったから
登頂後 御殿風穴を目指した。スタートしてからずっと見えていた星穴とちょうど反対側に見えていた穴。見つけたときはブルーシートが木の間に張ってあるのかと思った。 御殿風穴という名前がついていたが、星穴に因んで私は勝手に月穴と命名。たどり着くと月穴は鮮やかな黄緑色のコケに覆われた部分がありとてもきれいだった。ここからも星穴が見える。
お昼を食べ、あとは帰るだけ。ドリさんはルーファイしながらだから時間がどれくらい掛かるか予測できないと言っていたが、私は「あっち方向」に下るだけ、と安易に考えていた。
月穴からまずは懸垂下降。足元はザラザラと崩れ砂が滝のように流れていく。先に下ったお二人さん、ごめんなさい。50mロープいっぱいまで使って着地。と思った瞬間、脳天を落石が直撃。ギャグマンガのようなタイミング。ヘルメットが無かったら、流血していたに違いない。結構な衝撃だった。
4人とも難なくクリアして、さてロープを回収しようと引っ張ったが殆ど動かない。どうにもならないのでレイさんが登り返すことになった。砂埃がひどく、レイさんが上の方で咳き込んでいるようだ。レイさんがんばれ!
後のレイさんの報告によると、支点から延びたロープがはじめに接地した部分が、岩ではなく土だったため4人の重みと摩擦で削れ、回収時2本のロープの繋ぎ目がそこに食い込んでしまったとのことだった。
今回は私個人にもアクシデント発生。なんと、ATCを落としてしまった。不注意である。
落とした直後は10メートルくらい先に見えていたが、ロープの回収やら何やらで動く度に落ちる大量の砂と枯葉で見えなくなった。仕方なくムンターで降りる。先ほど見えていた辺りを探したが見当たらなかった。ヨシキのセールの葉書が来ていた。不幸中の幸いだ。
@群草
例会山行で裏妙義に行ってきました。早朝出発が好ましい・・・ということで前乗りして6人用テントで酒盛り
これが楽しい!やめられない!
日常の楽しいことや辛いこと、翌日の山行のこと、話し始めると酒はすすむばかりです。
ボケるところはボケ倒して(笑)
真剣なところは傾聴し意見ができる
そんな昭和初期の深夜番組のようなひととき
ああ、、、酒が100倍旨くなります。
朝を迎えボーイズに起こされる女子二人、テントの外ではエンジン音が近づきます。1台、2台・・・国民宿舎前の広い駐車場にもかかわらず我々のテントに近いところで何台か停車する音が聞こえます。
そんな朝みんな朝食を支度する中、・・・そういえばレイさん、私のどん兵衛のパッケージを破り、お湯を入れてくれています。
(ナナチの心の声)えらい(=随分と)今日は親切やな~、急いでるんかな・・・そか女子二人起きるの遅かったから口には出さんけどはよ(早く)出発したいんやな、よしさっさと食べて支度しよ!!
そして3分経った頃合いにはよいしょ、とれいさんの前にあるどん兵衛に手を伸ばし蓋をめくってずずずーっと食べ始めるわたし。そこへなんと!
えええーーーっつ!て2つの視線(群草&どりさん)とな!な!な!なんで食べるんっっっ!!!といわんばかりのれいさんの計6つの視線が私に突き刺さる
いやいやいや、違うから・・・
爆笑
なぜかれいさん私のおにぎりまで自分のものと勘違いして食べ始めたから大爆笑
われらが尊敬するれいさんもボケることあり、そんな笑いにまみれた朝を出発点にして軽やかに登山を開始しました。
12月の国民宿舎は芝生に霜が降りていました。
六角形の小屋とその先のベンチ、ここでドリさん考えます。先に見える尾根らしきルートを行くか、少し手前に見える踏み後らしきルートを行くか
今回、ルートを携帯にDLしてこなかった私は完全にリーダーにおまかせモード
バリエーションですから道迷いしてもそれもつきもの、ついていきます!
バリらしい急な斜面をぐいぐいとのぼりほどなく取付きに到着。
ロープ1本、FIXで4人スタートします。
2Pをリンクし、リッジを
次の取付きもFIXで4人楽しくいきます
れいさんいわく次は甘口、そこで群草にバトンタッチ
ぐいぐいいきます
ほどなくれいさん、「あれ、今のが核心だったみたい・・・」
爆笑
群草腕上げましたね~
さらに次のPでは妙義ならではのもげまくるチキンヘッドにぼこぼことはがれる”見せかけの岩”
こんな恐ろしいとこほかにおまへん
切り開いたのはれいさん
そうこうして星穴を向かいにした風穴に到着
かなり藪りましたが秘密基地のような風穴に幼少期を思い出すワタシ
ひとりはしゃぐ。
今日もよく遊びました。ここからは懸垂、上り返しは余儀なくされましたが妙義の洗礼(土埃とたまに混じる岩)をたっぷりと浴びて安全に下山しました。
すきやきと温泉に癒され最後まで笑いの絶えないきっかり24H山行を堪能しました。
岳樺の山行はほんと楽しい!!!次回令和6年度1月の合宿も楽しみだ!足腰鍛えておきます!!!
@ナナ
今回の忘年山行は裏妙義の軍艦岩バリエーションに決定した。
妙義は楽しそうなバリエーションが豊富で山域も大きくなく体力の無い私にはうれしい。
前回はレイさんと泥まみれになりながらのバリエーションを楽しんだが、今回の山行はどうなるか。
目指す軍艦岩は旧国民宿舎の駐車場から見えるので地図で確認してから出発した。
遊歩道を進んで東屋を越えたあたりから地図やGPSを頼りに取り付きを目指した。
何とか見覚えのある取り付きに着いたので、レイさんにリードをお願いして私がビレイをして登ってもらった。
その後をグンソウ、ナナチには時間短縮のためにフリークションノットで登ってもらい、最後に私を引き上げてもらう。
軍艦岩までは3Pで、御殿風穴稜に1Pの計4Pでしたが、私はここをリードをお願いされたらごめんなさいします(^^:
風穴は日の光が当たりとても神秘的な場所でした。
昼食をここで食べ、懸垂で下山を開始しました。
最後に私が懸垂で降りて、レイさんと私の二人でロープを回収しようとしたがビクともしない。
ロープの流れを確認するのを怠って降りてしまったことをとても後悔した。
後続が登ってくるようなルートではないので登り返すしかない。
レイさんが登り返してくれて何とか回収してもらえたが、とても反省した。
レイさんリードにロープ回収にとありがとうございました!
グンソウ、2P目見事なリードお疲れ様です!
ナナチは1回もリードが出来なかったので物足りなかったかもしれません、ごめんなさいm(_ _)m
みんな無事で下山できて振り返ってみると、とても楽しくて面白いバリエーションでした。
@ドリル