山域：西上州 妙義山（裏妙義）
日程：2022.4.16
メンバー：osugi、レイザー
行程：
旧国民宿舎駐車場(8:00)→右カンテ取付き(9:00)→右カンテ終了点(11:30)
→木戸の頭(13:30)→旧国民宿舎駐車場(16:00)
2月のリベンジで、まずは木戸壁右カンテへ♪
妙義は既に春、木々は芽吹いております
「右カンテはチャッチャと軽く流して、次行きましょう！」
osugiリーダの一言で、ピッチをリンクして時間短縮を図ることに。
＜1P目(25m 5.6)＋2P目(25m 5.6)＞osugiリード
フェースを直上～フェースを右上～バンドを左へ。
本日のosugiは絶好調！サクサクと攀じって行きます
＜3P目(25m 5.6)＞レイザーリード
フェースからリッジに出て松の木テラスへ。
直下は土が乗っていて、ちょっといやらしい
＜4P目(20m 5.7)＞osugiリード
右カンテ核心ピッチ。
テラスから右上してカンテを直上
osugi、核心の小ハングはハイステップでを気持ちよく攀じってました !(^^)!
＜5P目(25m 5.5)＋6P目(15m 5.4)＞レイザーリード
やさしいフェースを直上～左上して終了点へ
終了点から望む軍艦岩に圧倒されます！
軍艦岩はドリさんと行ったなあ (^^)
本日もヒル対策はバッチリです (^^)/
そしてここからは未整備のバリエーション、「木戸の頭」アルパイン！ (^^)/
＜7P目(10m Ⅱ)＋8P目(15m Ⅳ)＞osugiリード
炭団岩フェースを左に5mほどトラバース、上から水が滴り落ちる陰湿なルンゼを直上
osugiリーダ、「土の匂いに代わった！」と大はしゃぎ！ ドMですね (-_-;)
＜9P目(10m Ⅰ)＞コンテ
藪の緩斜面を登ると「悪魔の爪痕」が現れた！
＜10P目(15m Ⅳ)＞レイザーリード
「木戸の頭」核心部、3本の溝のどれにしようかな。
左の溝は立っており難度的に厳しそう、、、
真ん中は上部のメタボチェッカーに引っ掛かりそう、、、
右の溝の取付きにハーケン発見！
よし、今日はバイルとハーケンを持ってきたので、右の溝でハーケンデビューだ！ (^^♪
「カンカンカン、・・・」お、ちょっと音が変わったぞ！
引っ張ってもビクともしない、ヌンチャクを掛けて攀じる、出だし3mくらいが核心で傾斜が強い。
直上すると途中右側にリングボルト1本あり安心する。
溝を抜け左寄りに進むとナイフリッジ手前の凸岩に残置スリングの束あり、ビレイ
ナイフリッジ側から星穴軍団をバックに、本日のベストショット！ (^^♪
＜11P目(8m Ⅱ)＞osugiリード
平坦だが高度感抜群のナイフリッジ！
osugiリーダ「木戸の頭見えましたよ！」スリングで支点作りながら気持ちよさげに進みます
＜12P目(20m Ⅰ)＞コンテ
ナイフリッジ終了点からコンテで頭ピークへ。
360度の大絶景の中、贅沢にランチを楽しみ、会旗で記念撮影 !(^^)!
しかし、ここは裏妙義、これでは終わりません (^^;)
頭ピークから西方向にドロドロ陰湿ルンゼを計4回（40m→20m→20m→50m）の懸垂下降
2回目以降の支点は全てCS上で、グズグズの落ち葉がくるぶしまで埋まる… (ToT)/~~~
ヒルが這い上がってこないかビクビクでした (>_<)
久々の妙義バリ、満喫しました！ (^^)/
osugiリーダ、ありがとうございました。
次回は晩秋の妙義バリに行きましょう (^^♪
@レイザー
2月19日、まさかの積雪により急遽アイゼントレとなった木戸壁右カンテ。
レイさんと相談し、今回リベンジで再トライして参りました。
目的は木戸壁右ルンゼの先〝木戸の頭〟
レイさん特製のヒル対策スプレーを頂戴し、右カンテ取り付きへ
右カンテでは私は1,2,4Pのリードを担当、前日までの雨でヌメッてはいたものの快適なマルチで高度を上げる。
レイさん、全てのピッチをなんと登山靴で登攀…恐るべし！(◎_◎;)
右カンテの終了点に到着、しばし休憩。
右カンテから5メートル程トラバース、いよいよ本日の核心部の木戸の頭への取り付きへ。
延長1P 私リード。色々な方のレポには〝汚いルンゼ〟と散々な書かれようのこのピッチ、確かに汚い… そして何よりも突然空気が〝泥の匂い〟に変化した！岩からは飛沫がしたたり、頭上からは泥が降る。これぞ西上州！
ボルトが1箇所あるのみで、木にランニングを取りながらなんとか終了点へ
その後コンテで数メートル移動し、ハイライト〝悪魔の爪〟取り付きへ移動。
3本あるルートのうちレイさん1番右のルートをチョイス。ハーケンを打ち込む練習も織り込み、登山靴でチムニーを登ってゆくレイさん。
ボルトが全くないルート、フォローでも怖いのに…スゴイ(°_°)
私も回収がてら、ハーケン打ち込み＆回収の練習をさせて頂いた。
その後馬の背を通過し木戸の頭到着。
木戸の頭からは360度の大パノラマで、星穴や丁須の頭、西上州の全貌が望める大絶景、泥まみれになったご褒美を頂いた。
昼食後、懸垂にて下山開始。
しかし本当の本日のハイライトはこれからだった…
40m.25m,20m,35mの長い懸垂、長いパートをレイさんに押し付け(スミマセン^^;)懸垂開始。 枯葉に埋まり、苔で滑り、泥を浴び水飛沫を浴びて、、ドロドロ。
懸垂ポイントにスリング等あるものの、４回目の懸垂ポイント以外にはカラビナも無くロープの回収は力勝負、登攀よりも疲れた懸垂下降でした。
16時には無事下山、青空に恵まれ素晴らしい西上州を堪能でき、リベンジを果たすことが出来ました。
ご一緒して頂いたレイさんに感謝！ありがとうございました！
@osugi