表妙義 金鶏山 ~2021.10.16~

dakekanba-admin

山域:妙義山
日程:2021.10.16
メンバー:アーサー、コッシー
行程:
10/16(土) 8:30桜の里駐車場→10:10金鶏山→14:00筆頭岩取り付き→15:00駐車場


コッシ-と妙義金鶏山へ行ってきました
金鶏山を縦走し締めに筆頭岩でクライミングを行う予定だった。

金鶏山はかつて登山道として一般的に登られていた山のようだが今現在廃道となっている。
しかしながら急峻な岩場やルートファインディングが存分に楽しめることからその筋のマニアにとっては魅力的な山のようだ。

早朝自宅を出発、コッシ-を迎えに大都会へ向けて走る。
天気予報は曇りだが今にも雨粒が落ちてきそうな天気だった。

濃霧のなか、峠道を走ると鹿の大群が車を横切りびっくりした。
やがて桜の里駐車場に車を停め登山口まで30分ほど車道を歩くと登山口が見つかった。

この日は山全体が雲の中にすっぽりと入っており幻想的な雰囲気だった。
樹林帯をしばらく登るとやがて滑り台状の岩場に到着、変わった形をしており中央部はツルツルの滑り台、左右がボコボコとして全体が凹状の岩塊となっている。

登り始めはほどほどの斜度だが後半部はかなり急になり、落ちたら麓まで滑り台を滑走することになる( ゚Д゚)。

やがて尾根に出てしばらく歩くと石碑や鳥居にたどり着く。
しばし休憩しポカリとアンパンを食しながら昔の人はどのようにして重い石碑を担ぎ上げたのだろうか・・思いに耽る。

さてこの金鶏山 地図を見る限り尾根を進めば筆頭岩へたどり着くと思われたが、ところがどっこい岩の頂部で高確率で行き詰る。そして周囲の巻道を探し、わずかな踏み跡をたどり、そしてまた行き詰る。
以前レイザーさんと妙義富士を歩いた時を思い出した、地図やGPSを見ても思い通りにいかない所が面白い。
そんな事を何度も繰り返しながらも進んでいく。

途中地図ではあるはずのトラバース道が見つからず下を覗いてもガスっており何も見えない。
コッシ-に確保してもらいクライムダウンして下方を見渡すも木の頭頂部しか見えず、あきらめて登り返すとスマホが無いことに気づく。
クライムダウン途中ずり落ちた時に落としたようで、半ばあきらめかけたが再度降りて探すと小さな棚に引っかかったスマホが見えた!
ルートは見つからないがスマホは見つける事が出来たのだったww
コッシ-に手間だけ取らせてしまい申し訳なかった。

終日雨は止まずどうにかこうにか筆頭岩の取り付きにたどり着くとお互いロープを出し岩を少し触るだけに留めて下山した。

今回天候には恵まれなかったが、おかげでルートファインディングを存分に楽しめた山行だった。
今回断念した筆頭岩には晴れた日に再度訪れてみたいです。
また前回の谷川岳に続き同行頂いたコッシ-には感謝です、ありがとう!

アーサー


マルチピッチの本チャンルートに行きたいと思い、以前レイさんからⅢ級程度で取り付きやすいのではないかとお勧めされていた筆頭岩を計画した。

当日は曇り予報の降水確率10-20%で天気は大丈夫と思っていたが、インターを降りる頃から雨が降り始めた。(*_*)
霧雨のような中、レインウエアを着て歩き始める。
金鶏山登山口は注意看板のあるところ、よく見ると枯葉の下に石の階段が。。旧登山道であったことを感じる。
しばらくすると岩場になり、すべり台のようなルンゼ状の地形が現れる。どうしたらこんな形状になるのか不思議。

金鶏山山頂には、石像や小さな鳥居などがあり、従来は人の往来があったことを偲ばせる。

その後、大きなヒキガエルが現れ、アーさんが手掴みでつかまえてしまう。カエルが苦手な私は、とてもとても触ることなんてできないので、目を疑うくらいの衝撃を受けた(@_@)

筆頭岩へ続く稜線は踏み跡が入り組んでおり、何度か行きつ戻りつしながら進むが、1か所とてもわかりにくい場所に出会う。稜線上に踏み跡がしっかりしているがどう見ても行き止まりになっている。GPSで確認すると少し下をトレースしている記録があり、ロープを使って降りれるかトライしてみたが、ダメ。そうこうしているとアーさんがスマホを紛失していることに気づく。再びロープを使って同じ場所をトレースしながら降り、奇跡的にスマホを発見し、事なきを得た(^^)/
結局この場所は、100mほど踏み跡を戻って本来のトラバースルートを発見するが、1時間以上のタイムロスになってしまった。

楽しみにしていた筆頭岩は、終日の霧雨で岩が濡れており、トライするのはやめにした。次回の下見のため、下部を少しだけ登って、下山とした。

終日に渡り小雨に降られ、周囲は真っ白、視界は常に10-20mくらいで、景色は一切なし。
今回も雨雲を引き寄せているのではないと思うほどの雨男ぶりを発揮してしまったw
筆頭岩は、天気の良い日に、改めて挑戦するゾ!
アーさん、これに懲りず、またお付き合いくださいませ(^^)。
帰りに立ち寄った田島屋さんのお蕎麦が美味しかったので、こちらもまた行きましょう!
運転お疲れ様でした。

コッシ-