尾白川・刃渡り沢アイスクライミング ~2019.12.21-22~

dakekanba-admin

山域:尾白川刃渡り沢(南アルプス)
日程:2020年1月25日(土)~26日(日)
参加者:KOO、Mさん

暖かいですね~。ギアを素手でいじれるなんて、、、。
さすがに1月の末ですから沢筋も凍っているだろうと安易に考えていたことに、天は我々を見放したのか!
おにぎりが凍る寒さが恋しくなる今日この頃です。
今回、卒業生のMさんとアイスクライミングに行ってきました。
尾白川渓谷駐車場から錦滝までの道のりはまるで秋山。
滝に近づくにつれ水の音がだんだん大きくなる状況にどうしたもんかと思案したものの、

取り敢えず北面のは刃渡り沢に行ってみることに。
身支度を整え登山道を歩き始めるとすぐに出てくるベータ沢、ガンマ沢、は案の定登れる状況ではなく

そんな中、登山道に残る残雪を見て一縷の望みをつなぎつつ進んでいくと、凍った刃渡り沢を対岸に確認した時にはホッとしました。

登山道突き当りから取り付きまで多少迷いましたが何とか到着。
F1、ゆるい傾斜を私がリード。前回の八ヶ岳東面は氷結状況が悪く木と凍った土にアックスを打ったイメージしか残ってないが今回はやっと氷に打ち込めたイメージを残すことができた。

F2ナメ滝をMさんリードで20m滝の手前に出る。
目の前に来ると右はシャワークライミング状態なので左にとりつくもツララのシャンデリアで蹴りこんだそばから氷が崩れ落ち、垂直から徐々にハングになってきて、スクリューを2本打った時点で手が終了。時間も3時を回ったので今日はとりあえずテントに戻ることに。

2日目、5:40に出発
初日手間取った20mの滝を高巻きして大滝へ。

弱点の左をリードで突破し終了。

暖冬のせいで中途半端な氷結状態の真ん中を2回の空中懸垂でテントに戻りました。

これからも同じ場所に行っても同じ状況に合うことは無い、一期一会を大切にクライミングを楽しみたいと思います。
改めて、装備と、訓練のブラッシュアップの大切さを再認識した山行でした。
そういう山に真摯に取り組みたい、めざしたい仲間はいつでも歓迎です。当会の活動に共感していただける方は気軽に問合せしてくださいね。腹の中でたぎらせた熱があふれ方は直ぐに問合せを、そうでない方は私もそうでしたが、経験を積んでからと言わずづ思い切ってクリックしてみましょう。まずはお見合いから。それでは次回のレポートでお会いしましょう。