小樽赤岩 ~2018.616-17~

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山域:赤岩(北海道小樽市)
日程:2018年6月16日(土)~17日(日)
メンバー:わか(L)、Assy、会員外メンバー(T平氏、師匠氏)

【1日目西壁】

①西壁正面ルート 3P (3級+、3級、3級+)

②ダイレクトルート1P  (6級-)

西奥壁ノーマルルートへ2P(4級+)3P(4級)  ★懸垂下降

 

【2日目東壁】

①テーブルリッジ 4P(3級+、3級、4級-、4級)胎内巡りから取り付きへ ★3P目はトンビが間近に飛んで来る。

②トリコニー岩・青空バンド1P(3級+)  ★リードとカム練習

 

私事で、4月から札幌に戻り、合間をぬって、外岩にも行っていましたが、今回、アッシーが赤岩に来ました。

土曜日は、赤岩本を作ったT平さんを捕まえ三人で西壁正面ルートへ。

 

 

ここは、3級ですが、3Pで高度感があり、ぜひ絶景を味わって欲しくて行きました。

2P目はアッシーもリードをして、あとは2回懸垂して降りる。

T平さんは、アッシーは登れると判断して、そのまま西奥岩へ。

ノーマルかと思いきや、1P目はダイレクト6級。私も6級は、セカンドでも経験がないので、T平さんに行ってもらう。

内地のスラブに泣かされたせいか、よく見れば、手も足もあるが、リードはかなり勇気が入りそう。

2P目はノーマルに抜けて、3P目を懸垂で終わったが、もうかなり満足。だが、日曜日もある。(^^;

その日(日曜日)は、フリークライミングの師匠に、お付き合い頂く。この方、高所恐怖症なんで、東側に行く。

久しぶりのアルパインなんで、昨日はロープを2本同時にあげましたが、今日は1本ずつにしたらやはり絡まずスムーズでした。

テーブルリッジ4Pを登り、最後はトリコニーでキャメの練習とリード練習。

東のチムニーに行けば、もっとキャメ打ち練習できたんだけど、先客がいたのでまた次回。

スラブは中々慣れないが、赤岩だと登る楽しさが味わえて、楽しんでもらえたんじゃないかな。(  @)

夜は、魚のんまい居酒屋、

回転寿司、

スープカレー

や甘味屋さん、

あちこち連れ回して満喫して頂きました。

とにかく、赤岩までは近いし、温泉も近い、道路は混んでない、人は少ない。JRも座れる。

是非、6月の梅雨時は、赤岩へいらしてみてください( ̄▽    ̄   )

あべわか

 

アカシア咲く新緑の札幌。遂に人生初の北海道へ!

あべわかさんにかねてより『ご指導賜りたい』とお願いし、どこに行こうか検討の最中、姉さんは私事都合で札幌へ戻る。

「アッシー、北海道に来れば~」のお誘いに乗る。飛行機を利用して 案外と楽に行けた。

今回、あべわかさんは、『赤岩クライミングガイド』の主筆・T平氏を初日に、2日目はサーティーンクライマーの師匠を招聘。

(もしも、私が岩場で進退窮まってしまった時に備えての人選だったらしい。)

何せ、遠く離れた北海道の地。頭の中の地図・知識はまっさら。

「エリアが広いし、グレードも色々あるからアルパインを楽しめる、時間が有効に使える。」

「内地みたいにあくせく渋滞の道を走ることなく、まず岩場で順番まちなんてない」という地元・小樽っ子、あべわかさんの言葉を信じる。

ハイキングコースの道を20分も登下降すれば、岩場の取り付きがあちこちに見える。パラダイス!

一日目、慣らし予定のルートは札幌中央労山の新人訓練中。で、とった行動は慣らしを飛ばして いきなり、本チャン。(-_-;)

岩場は浮石、崩落も多い、で休憩中に落石。凄い音とともに木の枝が折れた。ヘルメット着用。常に気を張ること。

それとカラス。食べ物を狙ってザックのチャックを空けるので木の枝に吊るすと良いそうだ。

春は山菜が取れ、夏はスズメバチ出没エリアもあるし、蛇も出るらしい。地元の、達人の帯同は心強い。

T平さんも師匠もタイプは違うが泰然自若、まさに『鷹揚』という言葉が当てはまる。

鈍牛の如く振る舞う初心者の私が、『落ち着いて練習できるように』とのあべわかさんの配慮ですが、本当に自然体なのです。

T平さんは垂直の岩場の上で小唄を口ずさみ、師匠はのんびりと構えて、それでいてしっかりとポイントは押さえて安全を確保する。

おかげ様で委縮することなく、自分のペースでリード練習やら懸垂下降、カムのセットなど有り難い経験を致しました。

我々が、関東でよく行くゲレンデではルート上に程よい場所にボルトがあり、ヌンチャクをセットするだけ。

こちらでは支点にカムをセットして、自分達で安全確保するという行為が当たり前。海岸線だからボルトもハーケンも錆びるのが早い。

2日間、程よい日差しの中で充実したアルパインを堪能しました~。1時間半のドライブで札幌に戻ってからのアフターは海の幸、山の幸、食べ物も充実。

いや~、病みつきになりますね。また、来ます!

アッシー