山域:三ツ峠山
日程:2018.3.3(日帰り)
メンバー:Muu(L)、みっちゃん、Qちゃん、Nobu(OB)
3月に入った途端に春の嵐が吹き荒れて「アイスは終わったか・・・(*_*;」と思っていた。でも、当会を卒業したNobuさんと久しぶりにご一緒するということで、融けていたら「道の無いルートを登る(^^)/」と言うことで登山口駐車場に集合。
Nobuさんは、名刺代わりの満面の笑顔で登場、以前と同じイデタチに懐かしさと思い出がよみがえる。真似て購入したNanoAirフーディーは、最高の着心地で、いつも着ている。積雪量で(?)スパッツを着用しないスタイルも理由を聞かずに勝手に倣っている。現地への短いアプローチを進む中で、最近の山行の話しになったが、Nobuさんが登ったルートはどれも「僕には難し過ぎるのでは?」と思ったが、今後の目標をたくさんもらった気になり、やはり話していて楽しい♪
現地に着くとビックリ、昨年よりも立派な氷瀑!ルートも多く取れる。そんな時、Nobuさんの支度は特に速い!素早く交代でリードして2本のルートのトップロープ(50m×1本、50m×2本)を設置して、4人で独占して登る。初心者向けの氷瀑だが、何しろ今季アイスは2度目(;^ω^)・・・とても良いトレーニングになった♪(その証拠に上腕付近が筋肉痛になりました。)
初心者のQちゃんも平爪アイゼンからスタートし悪戦苦闘していたが、最後にはみっちゃんに借りたモノポイントアイゼンでガツガツと登っていく!みっちゃんもQちゃんへ自分の知識・技術・経験を伝えようと、ビシビシと声をかけている。
来季のアイスは今回参加できなかったKoo(コー)さん、すけさんも加えて開幕ダッシュを決めることができそうな予感が膨らんだ!
ムー
下界では花粉が飛び始め、アイスクライミングシーズンがそろそろ終盤を迎える頃、今年も三ツ峠の金ヶ窪沢にやってきました。
今年の氷結具合も楽しみでしたが、今年はNobu師匠も参加したいとの申し出に楽しみも倍となりました。
私はいま自分のビジョンを実現する為に、新たな挑戦に向かって急登を登っている最中ではあるものの、現実の登山からはすっかりご無沙汰してしまっています。
しかし、金ヶ窪沢はアプローチも近く初心者向けの氷瀑で、日帰りで目いっぱい楽しめるのです。久しぶりでも安心ウキウキです。ところがウキウキ過ぎてお昼ご飯を車に忘れてくるという失態をしてしまいました(反省)
Nobu師匠は登山口で再会してから終始ニコニコ、師弟関係のMuuさんは久しぶりでドキドキの様子。さすがNobu師匠はガンガン難しいラインを攻めていきます。どんどん挑戦する姿はやはり尊敬しますし、いまの自分の新たな挑戦にもエールをもらった気がしました。
新人のQちゃんはやる気充分、燃える闘魂具合は半端なく氷をも溶かす勢いです。初めてとは思えないほどの安定ぶりで、今後の期待は◎です。帰りにお楽しみの郷土料理のほうとうで体を温め、今年のアイスクライミング納めとなりました。
みっちゃん
今まで全く興味のなかったアイスクライミングもこの先必要になるかもしれない。講習会にでも参加しようかと考えていた。そんな矢先に「トップロープで、アイスクライミング体験、アックスも貸し出し可能」という会山行企画に〝渡りに舟〟と飛びついた。
場所は金ケ窪沢。見事に全面結氷している。
「こんな凄い所、初心者の私に登れるのかな〜」と思いながら、アックスの使い方、アイゼンの蹴り込み方など一通り教えてもらいロープは結ばずに練習。サクサクと登っていくムーさんの姿とは対照的に振り下ろすアックスも蹴り込む足もブレブレ。一発で決まらない。が、いつまでも練習しているわけにもいかず、トップロープで登る事に。いざ!笑ってしまうくらい体が上がらない。なかなか難しい。が、何回か登らせてもらううちに、なんとなくだがコツが掴め、楽しい♬とさえ思えるようになった。ひとえに自分はほとんど登らず私の指導にあたってくれたみっちゃんのおかげです。
貸し切り状態だった為、アイススクリューの使い方やアバラコフ支点の作り方も教えてもらうことができ、実り多い一日だった。と感じるとともに、仮にも「バリエーションをやりたい!」と言っている者として基本が全くなっちゃいない自分の未熟さを痛感した。山に行かなくても出来る事は沢山ある。地味に努力していきたい。
岳樺の大先輩Nobuさん、ムーさん、みっちゃん、機会がありましたらまた宜しくお願い致します。入会して間もないのに色々な事にチャレンジさせていただける会長はじめ、会に感謝の気持ちでいっぱいです。
Qちゃん