八ヶ岳 南沢大滝 アイスクライミングトレーニング ~2020.2.11~

dakekanba-admin

■山域:八ヶ岳 南沢大滝
■日程:2020/2/11
■参加者:KOO、Mさん

当初、足尾渓谷ウメコバ沢でのアイスクライミングを計画していましたが、暖冬のため確実に登れそうな八ヶ岳の南沢大滝に変更することにしました。

放射冷却で冷え込んだ朝でもオーバーペースで登れば汗だくで、日帰り装備の軽さからついついピッチが上がってしまいます。

明瞭な踏み跡を入って滝に着くと段取りの早い3人組パーティーが2本トップロープを張り終えていていました。例年に比べるとやはり氷結状況の悪い大滝で右半分はかなりの水滴が落ちていて実質登れるのは左半分。そんな中、先行パーティーの方が良ければロープを張るのにトップロープを使わせて頂けるというので遠慮なくお借りしロープを張らせていただきました。そんなやり取りをしている中、Mさんが3人組の一人の顔をみて、中島健郎さんに似ているって言われませんかと声を掛けたら「よく言われるんですけど本人です。」との回答に声を合わせて「え~」と言ってしまった。

映像のイメージから上から下までテルヌアかと勝手に思い込んでいたため本人をソックリさん扱いしてしまい大変失礼をしてしまった。聞くと大学の仲間で八ヶ岳のいろんなルートを登って下山前に立ち寄ったとのこと。思わぬところでシスパーレ北東壁を登頂した二人のうちの中島健郎さんに会って日帰りですが来たかいがありました。

私たちがトップロープでトレーニングをしていると、ロープを回収するために上って行ったピオレドールクライマーは、滝の裏に消えるとツララにぶら下がり正面に出てくるのですが、スマホを出すのが遅くていいところを撮り損なってしまった。写真の掲載を了承してもらいましたので載せさせてもらいます。

  

その後、上がってきた2人組は信州大学医学部山岳会の面々で依然当会に所属していたOBのこと知っているようでいろんな出会いがある1日でした。

今回のトレーニングを2週間後に生かしたいと思いつつ久々のちゃんとした雪景色を後にしました。

山と人に優しい出会いを今後も楽しみたいと思う穏やかなトレーニング日和の1日でした。

@KOO