山域:西上州 妙義 星穴岳
日程:2019年11月16日(土)
メンバー:ムー、サトちゃん(会員外)、つのさん(会員外)
11月と言えば「西上州の山!」と、考えているのは私だけではないハズ!
と言うわけで、今年も行ってきました『星穴岳』、簡単ですがレポートを作成しました。ご覧ください。
2年連続の星穴岳。
例年であれば、八ヶ岳の氷瀑情報が聞こえてきてもおかしくないのですが、今年は暖かいようで情報はなし(・_・;)。前回の槍ヶ岳&奥穂高岳(記録はここをクリック)でも書きましたが、今がベストシーズンともいえる西上州に行くことにしました。
場所は、サトちゃん、つのさんも行ったことが無い星穴岳です。私は昨年登ったのですが、とっても楽しいルートだったので、「何度も行きたい♪」と思い再度、登ってきました。
詳細なルートの様子などは、前年の報告も参照してください(ここをクリック)。
紅葉最盛期のようで・・・
1週間前に行った方の記録では「紅葉が遅れていてイマイチ」とのことでした。確かにメディア等でも「冷え込みが遅いせいで、今年の紅葉は遅い」と言っていました。
それが幸いしたのか、当日は紅葉が最盛期のようで多くのカメラを構えた方が駐車場から、山の写真を撮影していました。
アプローチが楽♪
星穴岳の良いところは、まずアプローチが短いことです。西上州全体に言えることですが、標高が低いため短時間で済み、昼間の時間が短くなった季節でも焦らずに歩けます。3000m級のバリエーションルートでは、アプローチすることが核心になる場合もあるでしょうが、そういう心配はありません。
変化に富んだルートが楽しい☆
また、ルートは西上州の山のイメージそのものですが、奇岩・・・タワー、塔のようにニョキっとした岩峰が林立し入り組んだ険しい稜線を、何度も方向、稜線との位置関係を変えながら進んでいきます。これだけルートが変化すると道迷いが心配になるかも知れませんが、踏み跡がしっかりと付いているので心配無用で、岩登り、ナイフリッジ、トラバース、懸垂下降が続き、まるで遊園地のアトラクションのように楽しめます。そして展望の開けた場所では、太陽にキラキラと輝く紅葉が・・・飽きさせないなぁ~(*’▽’)
やはり空中懸垂がBest!
星穴岳の山頂に着くと続いては空中懸垂が待っています。
昨年は、怖くて下が見えるまで「ギャーギャー」騒いでいましたが、今回は始めから楽しく下りることができました。このルートのハイライトと言っても過言ではないと思います。
私に比べるとだいぶクールで冷静なサトちゃん、つのさんは、やはりクールに下りてきました。
実は内心はドキドキや感動していたのかも知れませんが、そうでなかったことはこの後に分かりました。
星穴コンプリート(^_^)v
空中懸垂で下り立った場所には『射貫き穴』という人間位の高さの穴が開いています。
昨年も射貫き穴は、さらり・・・で、今年もさらりと、さらに50mの懸垂下降をしました。
降り立った場所から下山方向右側へ上がっていくと5分で『むすび穴』へ着きます。ここは、最後に歩いていきましたが、先行の2人が感嘆の声をあげています。
着くとどうでしょう!直径10m(超アバウト目測)ほどの大きな穴がぽっかりとあいて、向こう側の奇岩群と紅葉した樹々が見渡せ、素晴らしい景観です。
ここで、しばし景色を眺めながら食事をしたり、良い写真が撮れないかと撮影ポイントを探したり、(穴の中で雨が降らないためアリジゴクが多いことをきっかけに)アリジゴクを飼育していた話をしたり(誰!?)と、思い思いに過ごしました。
ムー