山域:福島県白河市 聖ケ岩
日程:2018/9/23(日)
メンバー:ドリル、ムー、すけちよ
朝日岳東南稜を下山(レポートはこちらをクリック)してすぐにクルマに乗り込み、今度は聖が岩へ。
ここではマルチの練習をさせてもらいました。
リードもさせてもらい、良い練習になりました。
ドリル
朝日岳東南稜(レポートはコチラをクリック)から下山し、車で北上すれば福島県との県境はすぐ。聖ケ岩には9時過ぎに到着。晴れると暑い岩場なので心配しましたが、爽やかな天気で快適なクライミングのトレーニングができました。
最初に今回の目的の1つである、マルチピッチクライミングの練習に「頂上参り」を攀ぼります。1回目すけさん、2回目ドリさんの順にリードしてもらい、聖ケ岩頂上から懸垂下降し元に戻ることを繰り返しました。本チャンでは時間との勝負となりますが、回を追うごとにスピードが速くなりトレーニングの成果を感じました。
最後に、微苦笑さんも気にしている裏ルートの状況を確認します。以前よりもボルトが打たれて安全に攀ぼれるようになりましたが、そもそもここは難しい!すけさんがリードでレストしながら、時にA0して張ってくれたトップロープでも、私はA0しないと攀ぼれない。
TVゲームと同じで、「表」面をクリアしていないのに「裏」面に進んでも敵わない。まずは表のボスである「飛行機雲(上部)」「ごんた坂」をリードできることを目指すのが現実的な目標です。ただ、敵わないなりにも「裏」に挑むことで「届かなかった手が取れる」「細いスタンスに立てる」など前回からの成長を実感できることがあると、今回のチャレンジが教えてくれた。次の機会には、何を教えてくれるのか楽しみです(*^^)v
ムー
聖ケ岩はこれで3度目となりますが、ゲレンデはいつもきれいに整備されており、地元の白河山岳会様に感謝です。さっそく一番左のコース「頂上参り」をリードさせてもらいました。
小川山合宿(レポートはコチラをクリック)の帰りに買った、新しいクライミングシューズを試す絶好の機会。最初はスラブでのグリップ感が掴めませんでしたが、しだいにそのポテンシャルの高さを実感することができました。「お~、やっぱりいいですね“値段も高い”シューズは。」長時間履いても足先が痛くならないし。そんな調子でもう一往復してから次はウラ聖へ。
前回(ちょうど一年前に)来たときに課題をやり残したコースに張り切って取付いてみたものの、これがまったく出だしからダメダメで、A0しても歯が立たず。とりあえず登ってしまえ!と必死にもがくも“Z”をしてみたりと、散々な有り様。新しいシューズのポテンシャルなど、どこかに飛んでいってしまいました。
なんとか中間テラスにトップロープ支点を作り、次はムーさんが果敢にチャレンジするもその後が続かない。私の「ムーさん、回収をお願いします」のコールで撤収に至りました。去年の方がもっとマシに登れた感を感じながらも「まあ早朝からの活動で疲れもあった」ということで、課題はまた次回に取っておくことにして聖ケ岩を後にしました。
前泊+1日山行でしたが、十分に楽しませていただきました。計画してもらったドリさん、ムーさんに感謝です。 こうして楽しめるのはこれまで会を築きあげてきた会の皆さんのおかげです。今後ともよろしくお願いします。
すけちよ