山域:上州 武尊山
日程:2018年4月8日(日)
メンバー:ムー(L)、Koo(コー)、ドリル
前日の雪訓に参加して「日帰りはもったいない。」と、翌日に登る山・ルートをメンバーで検討していた。いつものように「地図とにらめっこ」する日々が続いた結果「武尊牧場からの上州武尊山」となった。このルートを選んだ理由は、比較的なだらかな斜面が続きスノーシューが使えること、そして、長い時間歩けること、でした。
最終的には、上記の選択理由は満足するルートだったが、登頂を考えると難易度の高いルートであった。ルート検討の際に、山頂手前に立ち塞がる壁は夏ではクサリ場なので「春なので岩場のクサリが出ているだろう!」と安易に考えてしまった。行ってみてクサリが見つからなくて、正面だけでなく右や左に回り込んでルートを探したが、用意した装備(30mロープとわずかなギア類)では攻略するのは困難と判断した。
今日1日のために千葉から往復して参加してくれたKooさん、初の雪山挑戦で山頂を目指したドリさんには本当に申し訳ないことをしてしまった。完全に準備不足。反省です。
しかし、今回の山行でも良い経験をたくさんしました。下山(めったにない敗退)の相談や、迷いやすいルートの確認をメンバーでしたことです。いつも余裕を持って、今回のようにメンバーで相談できれば、メンバー全員のレベルアップにつながると思いました。
ムー
スノーシュー山行は来年にお預けです。
仕事の都合で雪訓に参加できませんでしたが、残り少ない雪山を登るため夕方にMuuさん、ドリさんと合流して一路道の駅へ。
翌日4時起床、段取りをしてスキー場駐車場へ。
季節外れの冬型、寒気の影響でかなり冷え込んでいるのが「ひしひし」と伝わってくる中、武尊山に向けて出発。
雪の消えたスキー場(跡)の斜面は動物のウンコだらけ。足の置き場を探しつつ斜面を登っていきます。
途中、きつい勾配斜面をさけて道路を歩くと、凍った道路を降り出した雪が積もり目隠しになりブラックアウトしたアスファルトが隠されており、慎重に歩くが最終的には3人ともすってんころりんと足を持っていかれてしまった。
これがブラックアイスバーンかと思いつつ、リフトトップ(跡)へとたどり着く。
今年新調したスノーシューをインフルエンザで使いそこなって、初スノーシュー山行かと思いきや、寒波で締まった雪の歩きやすいこと。来年までカラーボックスで眠らせることになってしまいました。
なだらかなブナ林は新雪ならスノーシュー山行にもってこいのルートに思え、来シーズンの候補地に思えました。
ところが、途中プロテクション無しに登るにはリスクが大きい急登が現れやむなく撤退。武尊山登頂には今回阻まれた急斜面対策を練る必要があり、また途中の尾根は強風と豪雪でできたナチュラルウエーブの雪面が行く手を阻むことが想像され、なかなか侮れないルートです。
また下りでは、目標物が無く迷いそうになる斜面で、GPSで確認しながら下りてきました。
色々課題を突き付けられる山行でした。
Koo
谷川マチガ沢での雪訓の翌日、上州武尊の山行に参加しました。
武尊牧場スキー場(跡)から登り始めましたが、なかなかの急斜面で何とかリフトトップ(跡)にたどり着きました。
そこからしばらくは、なだらかな斜面でしたが、だんだん傾斜がきつくなるにつれ、足取りが重くなり、鼓動が速く鳴り始めました。
これは前に経験したシャリバテかと思い、水分と炭水化物をすぐに取りましたが余り改善せず、その後はかなりきつい山行になってしまいました。
シャリバテだったのか分かりませんが、疲れない体づくりを行わなければと思った山行でした。
ドリル