山域:三ツ峠山
日程:2017.3.3(日帰り)
行程:晴れ 三ツ峠山駐車場~金ヶ窪沢~四季楽園~駐車場
メンバー:Muu(L) みっちゃん
アイスクライミングを始めてから3年目を迎えるが、三ツ峠山には毎年行っています。最近はクラブの新年山行を兼ねて山頂近くの四季楽園さんに宿泊しメンバーの親睦も深めています。
今年は諸事情により、三ツ峠から湯河原の幕岩に変更したのですが「融けているんではないか?」という心配をしながらも「来年への偵察だから・・・」と思って金ヶ窪沢へ行ってきました。
平日なので誰もいないだろうと思って、駐車場へ着くと車が数台「えっ!?」驚きましたが支度をしていると、高そうなカメラを抱えた方々が下山してきました。前日にかけて積雪があったようで雪景色を撮影に来たようです。
支度が済んで登山道からアプローチ(途中でアイゼン・ハーネスを装着)して滝まで到着。着いてみて感じたのは氷に着雪があり「昨年と違うな、氷が薄い?」って思いました。実は昨年の新年山行は四十八滝沢を1日目に詰めて山荘で宿泊し2日目に金ヶ窪沢へNobuさん、Bullさんと行ったのですが、アプローチをミスして滝を見つけたところで時間切れとなっていたのでした。
みっちゃんと近くに寄ってみて雪をどけると結氷状態は悪くないようなので、早速支度をしますが、準備の速いみっちゃんに最初のリードを取られてしまいました(笑)
正面向かって右側はルンゼ上になっており、ほとんどの人が左側の氷壁を登っているようです。私たちも左側を登りました。一段上がった位置の木に支点を取りトップロープで練習している痕跡がありますが、特に難しいところはなさそうなのでこのままマルチピッチで登りました。
滝口からは一度で下まで降りられないので、途中の氷がぶ厚いところで初めてアバラコフを作り懸垂しました。降り始めた時にバックアップでとった氷柱の端っこがかけて「パキッ!」という音を立てたのでビビりましたが、状況を確認したので安心して慎重に降りました。
昼食後、今度は荷物を背負って山荘近くまで詰め上げようという(誰からの影響なのか・・・)アイデアにチャレンジしました。滝を超えてからの沢は想像以上に水量が多く、しかも積雪後で落とし穴のような状況なので、地図を見ながら尾根を詰め予定した山荘近くの登山道に出ました。最後に真っ白な富士山をバックに写真を撮り下山しました。
日帰りのコンパクトなアルパインクライミングを楽しみました♪ (Muu)