リベンジ!屏風岩東壁雲稜ルート ~2026/08/10-12~

dakekanba-blog

山域:北アルプス
日程:2026.08.10-12
メンバー:コッシー、レイザー(L)
行程:
<10日>上高地バスターミナル(12:30)⇒横尾(15:00) 渡渉ポイント下見 テント泊
<11日>横尾(02:45)⇒T4尾根取付き(04:15)⇒登攀開始(05:30)⇒T4テラス着(07:15)⇒登攀開始(08:00)⇒5ピッチ目終了点(15:00)⇒横尾(19:15) テント泊
<12日>横尾(04:15)⇒上高地バスターミナル(07:00)
装備:ダブルロープ50m×2本、カム(#0.3~3)×2セット、クイックドロー×12本他

<雲稜ルート>
1P目(5.7,50m)レイザーリード:顕著なコーナークラック。小ハングを越えピナクルテラスへ
2P目(5.9,40m)コッシーリード:小垂壁を右上、フェース~左上ルンゼ
3P目(Ⅳ+・A1,40m)レイザーリード:垂壁をアブミ登攀
4P目(Ⅳ・A1,40m)コッシーリード:前傾壁~恐怖のトラバース~ルンゼ
5P目(5.7,40m)レイザーリード:スラブのクラック~スラブ
懸垂下降8回でT4尾根取付きへ

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@コッシー

昨年、敗退の屏風岩。 

前回は体力消耗してしまい、反省の多い内容でしたので、今回はとにかく体力温存、最後まで安全なクライミングを続けることを心がけました。 

初日は、偵察なしのため、朝移動で横尾入りするのみ。ちょうどTJAR開催しており、上高地から横尾の移動中に選手の方に何人かとすれ違いました。皆、本当にたくましそうです。

横尾は、いつ来ても良いテント場だと思います。翌日のクライミングに向けて、快適に過ごすことができました。前夜祭は、レイさんが日本酒を持って来てくれ、美味しくいただきました。 

アタック当日は、まだ暗いうちに取り付きに向かいます。
昨年あった雪渓がすっかりなくなっており、明るくならないと取り付きの場所がよくわかりません。
しばらくすると、もう一パーティーが到着し、先を譲ることにしました。 

今回は、昨年とは全てのリードを入れ替える作戦。奇数ピッチをレイさん、偶数を私がリードすることにし、アタック開始! 

T4尾根は、これで3度目となり、難なくクリア。 

1P: 一番心配していたピッチ。フォローながら、昨年のリベンジを果たすことができました。

2P: リードで取り付く。とにかく落ち着いて、無事にクリア。 

3P: アブミ登攀。昨年つけた3mmスリングは健在でした。前のパーティがつかえており、途中でピッチをきることに。ビレイポイントが安定しておらず、そこでのビレイはなかなか辛いものがありました。

4P: 苦手としている前傾壁を乗り越え、恐怖のトラバースへ。ピトンが抜けないように祈りながら、慎重に進み、なんとか切り抜ける。ルーファイしながら、終了点へ。 

5P: 泥付きクラックあり、なめりフェースあり、とても嫌らしい。フォローで取り付くも、気の抜けないピッチでした。 

6P目を見上げると、緑が生い茂っていたので、今回はここまでとし、懸垂で取り付きに戻ることにしました。

当初予定していた屏風の頭まで抜けるには、もっとスピード感のあるクライミングをしなければ、ならないと思いました。それでも、今回は思い残すことはない充実したクライミングができて何よりでした。

台風が近づいていましたが、この日は雨が降られることもなく、無事に登り切ることができてラッキーでした。
横尾に到着すると、すでに暗くなっていましたが、レイさんと祝杯をあげることができました。

深夜から雨が降り出し、翌朝は雨の中を上高地へ。

今回は、長らく気になっていたルートへ再挑戦し、無事にリベンジを果たすことができて、ホッとしました。

レイさん、一緒にアタックできて、本当に良かったです。
また、天気予報とにらめっこしながら、度重なる日程変更にも関わらず、チケット手配&変更までしていただき、ありがとうございました。

来年は滝谷定着しましょう!

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@レイザー

昨年のリベンジでコッシーと1年前から企画、当初7月3連休を予定していたが生憎の雨で延期⤵
三度目の正直となるか!

昨年のレポはこちら↓↓

憧れの屏風岩雲稜ルートへ ~2025/07/19-21 – 山の会「岳樺クラブ」 (千葉県勤労者山岳連盟加盟)

T4尾根取付きに4:15到着、昨年あった雪渓が無い
暗くて取付きが分からず、夜明けを待つ間に1パーティに先を越される

本日はこの2パーティで貸切!(山の日なのに嬉しい!!)

正午までに6ピッチ終了点到着を目指し、5:30登攀開始!

T4尾根をサクッとこなし、雲稜ルート取付きへ

今年のコッシーは昨年と違うぞ (^^)v
前回2h掛かった1ピッチ目を30分でクリア !(^^)!
2ピッチ目も見事にリードクリア

今回の屏風岩にかけた意気込みを感じます

3ピッチ目のアブミ登攀、先行パーティが弾切れ(ヌンチャク使いすぎ)のため途中でピッチを切る
仕方なく、その手前のリングボルト2ヵ所でピッチを切り終了点を構築
リングボルトは今にも折れそうな曲がり具合、垂壁で足のスタンスもない状況、、、

コッシー:このリングボルトでセルフとって良い?
レイザー:いや、一人支えるので精いっぱいだと思うのでその下でビレイしてくれる?
コッシー:この体制辛いので、早く登ってねー

お互い、限界ギリギリの緊張感です (^^;

4ピッチ目はコッシー苦手の前傾壁乗っ越しだったが、コッシーこれも見事にクリア !(^^)!

5ピッチ目、他のレポには「このピッチはコーナーを中心にクラックが発達しておりフィンガー~ハンドジャムができると気持ちよく登れます」とのことで期待していたが、、、
草付き・苔コケのクラック&スラブ(体感5.10b)で、A0せずには攀じれない恐怖でした (T_T)/~~~

ここで時計を見ると15時。
6ピッチ目は草付きルンゼで登攀要素も少ないし、ポツポツと雨が降ってきたのでここで終了することに

懸垂下降8回でT4尾根取付きへ
日が暮れる前に渡渉ポイントを通過

<所感>
これまで経験したマルチピッチの中で最難関のルート、コッシーと2人でリベンジ達成でき感無量です! !(^^)!
来年は滝谷に定着して各ルートを制覇しましょう (^^)/