もみもみ(樅の木)三兄弟(石尊山・麻綿原妙法生寺)~2025.10.12~

dakekanba-admin

エリア: 房総半島南部(千葉県)
日程:2025.910.12
メンバー: 群草、ドリル


千葉の山々へ地図読みの練習に急遽参加させてもらった。
石尊山から荒れ果てた道を南下。かろうじてピンクテープはあるものの、登山者が歩いた形跡はほぼ無い。痩せ尾根や斜面に薄っすらついたふみ跡をたどるばかりで、


行けども行けども同じような景色。かろうじてアクセントになったのは樅三兄弟 石尊山からは樅三郎、樅次郎、樅太郎の順で出てきた。さすが立派だ。大木マニアにとっては堪らない。


ところがマッタリ歩きすぎたのか予定のペースより大幅に遅れていた為,麻綿原妙法生寺を目指すのはやめ、引き返す。霧雨とガスも出てきてさらに薄暗く心細くなり時計を見るとまだ13時。少しペースを上げて歩く。と、あっという間に樅太郎。またまたあっという間に樅次郎。あれ?もう帰路の分岐?往路にかかった時間は何?ペースを上げるといってもこの悪路では大した違いはないはずなのに。
ドリさんも不思議がっていた。狐に化かされたかな。

@群草


今回の山行は、地図読みの訓練として、石尊山から麻綿原妙法生寺までのルートを歩いた。
このルートは、道迷いが多数報告されているルートである。
地図を見る限りでは迷うような箇所はなさそうに見えたが、藪で視界が遮られる場所があり、薄暗くなると迷いそうなところもあった。


ルートが屈曲している箇所を分岐と勘違いして真っ直ぐ進んでしまい、踏み跡が消えたことでルートを外れたことに気がついた。
位置を特定できなくなったため、スマホで確認しようとしたが、事前に地図をダウンロードしたはずなのに地図が表示されなかった。
電波も入らず困ったが、予備として別のアプリでも地図をダウンロードしていたため、何とか現在地を確認することができた。
ルートを探しながら進んだが、このペースで麻綿原妙法生寺まで行くと、帰りが暗くなりそうだったため、同行者と相談し、安全を優先して引き返すことにした。
ちょうどお昼時だったので、昼食休憩を取ってから帰路についた。
帰りは暗くなる前に安全な場所に着きたかったため、GPSを使って戻ることにした。
GPSを使ったおかげか、帰りはあっという間に到着した。
千葉の山は標高が低く、地図を見ても高低差がはっきりしないうえに、地図に載っていない地元の人が使う枝道や獣道を分岐と勘違いしてしまい、自分の位置を特定するのが難しかった。
でもオリエンテーションのようで楽しい山行でした。
群草、お付き合いいただき、ありがとうございました。

大きなモミの木“三兄弟”は、とても雰囲気の良い場所でした。

@ドリル