山域:西上州 妙義山(裏妙義)
日程:2025.4.29
メンバー:ガジ、ぐんそー、ハッシー
五月晴れで爽やかな風と新緑の中、取り付きへとウキウキ歩く3人。昨日の大雨がウソのよう〜。
国民宿舎跡駐車場から40分ほどで取り付きの大岩に到着。取り付きまでのルートは分かりやすく歩きやすい道。
今日の私は、2ピッチと4ピッチのリードを担当。妙義特有のポコポコした岩肌が、登る時は登りやすいのだが、、、
ルートの終了点にはかわいらしいボードがあります。

さて、登ったルートを懸垂下降するのですが、今回は間違いなくここが核心💦
ロープを投げると岩に引っかかるとの事なので、ロープは袋に入れてまずは松の木テラスへ向けて懸垂下降。2ピッチ3人降りたところでロープを引いたところ、ポコポコ岩肌にロープが引っかかりうんともすんとも、、
ガジさんが登り返しロープを回収、ロープを付け替え無事降りてきてことなきを得る。ガジさんありがとう〜。

無事に降りてこれたことを祝して、米粉パウンドケーキでほっと一息🎵
群草いつも美味しいお菓子をありがとう〜

今回も、個人的には問題と課題がてんこ盛りとなってしまい(忘れ物、視点構築、Wロープの扱い、、)先ずは一つひとつ練習や実績を積み重ねて次に備えていきます٩( ᐛ )و
@ハッシー
トリオパーティーの第二戦は木戸壁。
レイさんに三往復してこい!と言われ「よっしゃ!」と挑んだ。
だれがどのピッチを行くか話し合った結果、今回は核心をハッシーが行くことになった。
ガジさんが1ピッチ目を志願し、残りを私が。

岩肌を見上げるとポコポコとホールドもスタンスも沢山あるように見えた…が、これが曲者だ。
ガジさんは「いやぁ見た目よりキツイ」と言いながらガシガシ登って行った。いざ登ってみると確かに,何だかややこしい。おまけに、「妙義の岩は突然剥がれる」という予備知識があり、慎重にならざるを得ない。
2ピッチ目、我らがハッシー果敢に挑む。少々悩むところもあったようだが、無事クリア。
ここで、後続パーティーが「サクサク登るから先に行かせて」と脇を登ってきた。こんなんアリなんかい?と思ったが、全く悪びれる様子もなく、「アリなんかなぁ」と思わされた。
そんなことより自分のコト。
ハッシー、良く登ったね。フォローでも怖い怖い。高度感もそうだが、ぼこぼこと飛び出ているげんこつくらいの石たちのザラザラが、ハーネスやロープや服に引っかかってまとわりついてくるのだ。
3ピッチ目私がリードの番である。私の一番の心配は終了点がわかるか?なのだが、やはり心配が現実になった。シュリンゲが数本かかる終了点もどきが2か所出てきたが,どうも不安定で、それっぽくない。また、ロープもまだ残っていたので先に進んでしまったが、明らかな終了点目前にして、ロープが足りなくなってしまった。仕方なく2番目のガジさんにはすぐ上の終了点まで先に行ってもらった。
最後の懸垂は私がトップバッター。「50mロープでギリ足りる」の情報をもとに松の木テラス目指して下りた。ほんの2~3メートルのロープを残してテラスにたどり着いた。
さらに懸垂を続け無事帰着。
今回もハッシーの技術と勇気に感謝、ガジさんのここでロープをさばこう。とか、の適切な判断にも感謝。私ももっと意欲的にならねば…と思い知らされました。

レイさんスミマセン、皆お腹いっぱいで、3往復はできませんでした。
その代わり、おいしいお蕎麦やさんで別腹をいっぱいにして帰路につきました。

@ぐんそー
妙義の木戸壁右カンテでマルチピッチクライミング。
今回は私がリーダーをやらせていただきました。
3人だったので変則ですが、システムの確認含めていい時間となりました。

1ピッチ目リード→私(15メートル(比較的イージー))
2ピッチ目リード→ハッシー(45メートル(このルートの核心))
3ピッチ目リード→グンソー:結果的に45メートル(本来は30mでピッチを切り4P目に私かハッシー行くところ終了点5m手前まで行っちゃった💦)
ホールドやボルトも豊富だが意外と立っていて(ハング箇所もあり)高度感はかなりあります。
3人ともここは初見で少し迷った箇所もありましたが、無事に終了点を見ることができました。
時間も早かったのでもう一往復しようかと思いましたが、お腹が減ったと満場一致(笑)
無事に懸垂下降で取付き点へ戻ってきて終了しました。

ロープダウン(回収)でロープが岩に引っ掛かり、回収のため登り返した場面もありましたが、ロワーダウン時にヌンチャクからリングボルトへの付替えなども経験でき学び多き山行でした。
反省点は幾つかありましたが、次に繋げたいです。

@ガジ