乾徳山旗立岩 〇〇デビュー!? ~2025/04/19~

dakekanba-blog

山域:奥秩父
日程:2025.04.19
行程:大平牧場駐車場(7:45)⇒懸垂下降点(10:00)⇒旗立岩取付き(12:00)⇒3P終了点(14:00)⇒大平牧場駐車場(16:00)
メンバー:ガジ、ハッシー、群草、レイザー
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「マルチクライミングをやりたいんですよね~」とレイさんに
相談したのが数か月前。
一番初めに行くならココ!とお勧めされたのが「乾徳山中央陵」
ジム練や広沢寺で支点構築や、Wロープの扱い方などを練習して、今回、わくわくドキドキで行ってきました。

アプローチは、乾徳山山頂直下から、懸垂下降2回して取り付きまでトラバース。
懸垂下降はここぞとトップバッターを名乗り、早速、支点を作って下降。「外岩トップで降りるの初めて~」とここですでに大興奮のわたし。


2回懸垂後、取り付きまでのトラバースは、場所を知っているレイさんには、あえて一番後ろからついてきてもらい、場所を知らないメンバー3人で右往左往探しながらようやく取り付きまで到着。

リーダーの群草が核心の1ピッチ目をスイスイ難なくクリアー。続いて私も登り、その後はつるべで2ピッチ目をリード。初めてアルパインヌンチャクをセットしたり、Wロープの重さを体感しながら、ピナクルで支点構築。3ピッチ目は、リッジなのだがぐらつく岩が多く、置く足や掴む手、ロープの流れなど、いろいろ緊張しながら最終終了点へ無事到着~。

そこでギア類をしまい折角なのでと乾徳山山頂へ行き、記念撮影をパチリ。無事帰ってきました~。初めて尽くしで大興奮の山行でした! 色々な反省点は次に活かしていきたいと思います。

会長:いつも無事下山までお見守りいただきありがとうございます!

レイさん:オブザーバーで沢山のアドバイスをありがとうございました!

群草:車だしからリーダーまでお世話になりました!プレッシャーの中でのリードトップバッターかっこよかったです!

ガジさん:支点構築コソ連や、いつも後押しをありがとうございます!

ドリさん:印西や広沢寺で、いつも教えていただきありがとうございます!

@ハッシー

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岳樺クラブに入って初めてのマルチピッチ。
ワクワクが止まらず寝不足気味で当日を迎えます(笑)

一般登山道を登り乾徳山山頂直下から懸垂下降にて取り付き点へ向かいます。

今回は4人のため2パーティーとなり先行が群草/ハッシーパーティー、後続がレイさんと私のパーティーです。
取り付き点への懸垂下降のトップはハッシーが、1P目のリードを群草が名乗り出たため、何となく私も「1P目のリードやりまーす!」とレイさんに言ってしまった…。

ドキドキでのスタートでしたが、快諾してくれたレイさんに感謝です。
「高度感半端ないよ!」と聞いていたので大丈夫かなと思いきや、1P目の取り付きから見上げるとまあ何とかなりそうな斜度。

ただ実際取り付いてみると評判通りの高度感(右側切れ落ちている)、そして20mほど登ったところの小ハング、逆層スラブ、正直やべ〜ってかなり変な汗をかきました(笑)

ただレイさんにビレイしてもらっている安心感もあり、3P目ではピナクルやカムでの支点構築もでき、楽しむことができました。

レイさん、群草、ハッシー、いい経験となりました。そして最高の時間をありがとうございました!

@ガジ

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「様々考えていくと、私が先行パーティーのリードだよね。」と聞くとレイさんは「お好きなように」とだけ答えた。
プレッシャーに弱いへなちょこ群草は前夜吐きそうになっていたのであった。

ハッシーがリードを立候補したのだが、ここで「あっど~~ぞ~~」と快く譲ってしまっては(実は一旦譲った)いつまでも進歩が無いと見限られてしまうのでは…と、今回は私がリードすることにした。

 乾徳山の登りってこんなに急だっけ?息も絶え絶えになり、アミノバイタルを口に含んだ…はずが、グエッ、何とよく似た個包装のインスタントコーヒーだった。ドーピング成らず。

やっと懸垂地点にたどり着く。50Mを一本で降りきろうと3人で相談したが、レイさんのアドバイスにより25M×2本で降りることにした。
 アドバイスとは、1本で降りた場合、ルートが途中で曲がっていたり、障害物があったりした場合ロープの流れが悪くなる。と、先行パーティーが25Mを降りきった時から後発パーティーが下降に取り掛かることができて時短になる、ということだ。

 取り付きにたどり着き、覚悟を決める。いざ!
 アルパインヌンチャクとは何ですか?どのように使いますか? 解ってましたよ。でも、いざ登り始めると、ハーケン+クイックドロー の組み合わせしかアタマに湧いてこず、ロープの流れがずいぶんと悪くなった。また、ピナクルで支点を取ることになるだろうと散々話していたのに、人工の終了点を探していた。明らかな経験不足。ゲレンデ仕様のアタマを切り替えなければならない。

 それでも何とか1ピッチ目のお役目を果たした。2ピッチ目、ハッシーはすいすいと登っていく。ハッシーも2ピッチ目の引き上げのロープの重さに苦心しているようだった。

 3ピッチ目はⅢ級とかの情報があったのだが、結構な高度感もあるし、簡単な登りではなかった。その上、どこを触ってもグラグラと動く石ばかり、剥がれ落ちた形跡も見受けられ、それはそれはスリリングなピッチだった。

 それでも皆で登攀を終了し、頂上で記念撮影をし、下山を始めてものの5分もしないうちに下降点が現れた。え?こんな所から、一旦懸垂して、何時間もかけてピークを目指してたの?なんとまぁもの好きな人たちだったのだろうと、我ながら呆れてしまった。

@群草

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5年振りの旗立岩、新人の頃だった自分を思い出します (^^)
当時のレポはこちらクリック

今回は夏のバットレスを控えたグンソウがリーダーデビュー、ガジとハッシーはマルチデビュー!
フレッシュ感が漂います (^^♪

嬉しいことに本日は終日貸切 !(^^)!
アルパインの醍醐味の1つはアプローチなので、懸垂下降から取付きまでのルーファイは3人にすべて託します。

懸垂はハッシーがトップバッターを志願 !(^^)!

グンソウ+ハッシー組、ガジ+レイザー組に分かれてアタック

そして核心の1ピッチ目はグンソウとガジがリードを志願 !(^^)!

ハーケン駄々撃ちジグザグルートをダブルロープでリードしていきます

次第にロープの流れが悪くなって「ロープが重いですーっ!」とトランシーバから泣きが入る
アルパインヌンチャクを使ってロープの流れを確認しながら攀じりましょう (^^)

ピカピカのカムをセットしてニンマリ、ちゃんと決まっていませんよー (^^)

カラビナ1つにロープ2本クリップ、駄目ですよー (^^)

何だかんだ言いながらも、見事に3ピッチを2時間でクリア !(^^)!

時間があったので山頂直下の第一岩稜アタックを提案すると、「もうお腹一杯で~す」

みなさん、よく頑張りました (^^)

5年前の自分よりもレベルが高くてビックリ !(^^)!
今後の成長が楽しみです (^^)/

@レイザー