山域:谷川連峰ほか
日程:2024/10/12~13
メンバー:群草、ドリル
1日約10時間×2日 が標準の馬蹄形を、日没時刻や帰りの交通状況など気にせずの~~~んびり2泊で行きましょうよ!とドリさんに提案した。だって、せかっくの3連休、山の空気を満喫したい。但しそうなると水と食料を余分に担がなければならない。まぁカメさんチームだから大丈夫。
まずは白毛門目指してひたすら登り始めた。下界は28度だか30度になるとの予報の通り、山の上も暑い。汗だくになりながらも白毛門到着。紅葉シーズンには少し早かったが、色づいている木もあった。
お天気にも恵まれ、これから行くルート、明日のルートを眺めることができた。
白毛門まではひたすらの登りだが白毛門を後にしてからは笠ヶ岳、朝日岳と程よく登りと下りを繰り返し山の空気を満喫した。朝日岳からはぐっと下って今日のテン場の清水峠避難小屋を目指す。
避難小屋が間近かに見えてからが長く感じた。遠くからもよく見えていた三角屋根の建物は電力会社の保守のための建物で、少し手前の黒くて小さくて目立たないのが避難小屋。我らは出発が遅かったせいもあって、避難小屋はすでにいっぱい。どころか、避難小屋周りのテントが張れそうな場所も先客のテントで埋め尽くされていた。
仕方なく電力会社の建物の周りに僅かなスペースを見つけてテント…ではなく今回はツエルトを張った。ツエルト泊はこの夏実践済み。
水は2日分を予定して持ってきていたが、水場方面から歩いてくる人がたっぷりの水を持っていたので尋ねてみると、チョロチョロだが時間をかければ十分汲めるそうだ。ただし、「悪路でした」とのこと。
二日目の朝ものんびりと支度して6時に清水峠白崩避難小屋を後にした。
この頃から時計回りの登山者とすれ違う。トレランのスタイルで、声をかけた何人かは1日の行程だそう。しかも夜中の12時とかに出発して…と言っている人もいた。
そういう楽しみ方もあるのかと感心した。
茂倉の避難小屋にもう一泊する予定の私たちはガスに見え隠れする山並みを眺めながらのんびり歩いた。
蓬ヒュッテで炭酸飲料と、念のための予備の水を仕入れる予定でいたのだが、小屋は閉まっていた。「営業していません、避難のためなら入っていいよ」みたいなことが書いてあったので、どんなところかと覗いてみたら、小屋番さんが居て、「水はまだ汲みに行ってないからありません」という。コーラならある。というので購入。これまで控えめにしていた水分補給だが、炭酸ののど越しの良さにがぶ飲みしてしまった。
のんびりはしていたがほぼコースタイムで歩いてきたので、今日明るいうちに下れるのではないかとドリさんが言うので、茂倉岳避小屋には泊まらず下ることにした。
茂倉岳、一ノ蔵谷川……どんどん人が多くなり、トマ・オキの耳は観光地のような賑わい。
肩の小屋では何の行列かと思ったら、トイレ待ちの列。どう見積もっても1時間待ちだな。
ドリさんはロープウェイで降りることを希望していたが、ここまで来たら西黒尾根でしょう。肩の小屋からロープウェイまでだって、結構時間かかるよ。それにこんなに混雑してたら、ロープウェイの待ち時間が1時間とかあるかもしれないよ!“と説得して西黒尾根で下山。
何とか日没までに山岳資料館までたどり着きヘッドライトの出番はほぼなかった。
長い下りに少し膝が痛くなったけれど、お風呂に入って、無事水上ホルモンでおいしいお肉を食べることができました。
今回もとても良い山行でした。
@群草
紅葉がきれいな谷川馬蹄形を群草と楽しんできた。
何年も前から行きたいなと思いつつやっと登ることができた。
今回は白毛門からの反時計回りで登ることにした。
まずは白毛門の登山口から白毛門をめざして歩き始めた。
高度が上がってくると木々の間から一ノ倉沢が見えて思わず足が止まる。
白毛門を越えると紅葉がきれいな稜線歩きが続く。
ヘロヘロになりながらなんとか朝日岳までたどり着いた。
ここからは今日泊まる予定の清水峠の白崩避難小へと下った。
もしかしたら小屋に泊まれるかもと淡い期待をしていたが、小屋の周りはテントだらけ。
軽量化のためにツエルトにしたことを少し後悔した...
翌朝は霧で視界がほとんどきかない状態で出発した。
霧がなけば景色が良いのだろうが仕方ないので黙々と歩いた。
蓬ヒュッテを過ぎた辺りから霧も晴れて、昨日歩いた白毛門から朝日岳が良く見えた。
谷が迫力ある一ノ倉岳を越えて谷川岳に着く手前で、シャリバテになってしまった。
何とか食べ物を口にして肩の小屋まで歩いた。
ここから西黒尾根を下り始めたがシャリパテの影響で足取りが重い。
樹林帯に入ってさらに足がもつれ始める。
何とか林道に出たときは丁度日が落ちた。
念願の谷川岳馬蹄形を縦走できてよかった(^^)
@ドリル