山域:小川山 野猿返し
日程:2024年5月18日(土)
参加者:群草、ドリル
わたしの目標に向けてのトレーニングになるとお誘いいただきました。
予てから名前は聞いていたのでワクワクは止まりませんが、緊張のせいでまた吐き気。
このメンタルどうにかせねば。
林道ゲートが閉まっていたためすぐ下に車を止めて歩き始めると地元の山菜取りの人が、ゲート開けられるよ。と声をかけてくださった。おっ!より近くまで車で行かれると思ったが、100メートルも行かないうちにアスファルトに大きな穴が空いていてプリウスちゃんには酷だと思い、元の空きスペースに車を戻して、歩いて出発。
後ろから来たパジェロミニは果敢に挑み、無事穴を通過していった
渡渉点はすぐにわかり、靴を脱ぎ水に入る。ツメタ~~~~い
渡った地点少し先にケルンを見つけ、程なくとりつきに到着。
ここで先程パジェロミニのパーティーとスタートがほぼ同時になった。このパーティーは初めてではない様子だったので、お先にどうぞ!と先を譲った。
私たちはネットにアップされているトポやレポを参考にしていたのだが、ボルトなど打ってないので各ピッチあっち?こっち?と迷いに迷ってかなり手間取ってしまった。
2ピッチ目を終えるころには先行パーティーはすでに見えなくなり、声も聞こえなくなっていた。
初めに渡渉した川の音がかなり大きく、飛行機に乗っているときのようにずっと「ゴ~~~~~」と響き、お互いの声も聞こえにくかった。トランシーバーは必須だ(汗)。
1ピッチ目はリードさせてもらったが、カムを使う必要があったり、支点構築の場所選びなどアタマを使う必要があり、あとはドリさんが頑張ってくれた。
フォローで行ったとはいえ、5ピッチ目はちょっと怖かった。ドリさんありがとう!
終了点では(後にこれは間違いだと知りましたが)ドリさんがティーパーティーを開いてくれて気持ちのいい眺めとともに至福のひと時。
いざ下り。藪藪藪をガサガサ猪のように下り川の音が間近に聞こえてきたので渡渉点を探してうろうろしたが、下流に行きすぎてしまっていた。
無事朝の砂防提に戻り靴を脱ぎ川へ入った。朝より冷たく感じて、途中で足がつってしまった。歯を食いしばって渡り切ったが、「ああああーー」とか「冷たい――」とかの声さえ出なかった。
車に戻り、ケモノ除けの「オマエダケハユルサナイ~」とか、「ガオ~~~」とかの声を聴きながら装備を解除。
「また来る!」と言うと、ドリさんは『群草が全部リードしてくれるなら考える』というので、次は私がドリさんを誘えるように修行に励もうと思った。
@群草
今回は小川山野猿返しに行ってきた。
一度登ったことの有るルートなのでそんなにてこずらないと思っていたが...
最後に大失敗をしてしまう。
取り付きは堰きを渡渉してケルンを目印に進むと迷わずに辿り着いた。
はじめのピッチは群草にリードしてもらった。
川が近いためか群草の声がよく聞こえない。
この先のピッチは声が通る範囲でコマ切れで進んだ。
このピッチを切りすぎたのが悪かったのか、終了点を勘違いしてしまった。
終了点と勘違いした所を懸垂したため下るのか難しい。
ビミョーな段差に、滑るはでかなり苦労して下山した。
今回一番の核心だった(^^;
群草、もう一度リベンジしたいのでお付き合いよろしくお願いしますm(__)m
@ドリル