山域：湯河原 幕岩
日程：2022.12.10-11
メンバー：竜少年、レイザー、Ｋさん、ドリル
幕岩の岩場の周辺は散策路コースとして整備され歩きよい路であったが一部の散策路は完全に藪路となり、以前とは相当様変わりしている。
20数年前には落石が頻繁におこり僕の好きだった「テントウムシ」エリアは今は完全に藪の中に消えそこに至る道もやぶばかりであった。
大滝フェースから悟空スラブの取り付きに行けるに違いない、との一途な思い込みで大滝スラブから悟空スラブの取り付きをめざした。
藪に次ぐ藪、落ち葉の下の土は人跡未踏のためまるで雪深いラッセルに足を取られている状態に青息吐息、とそこへ黒い物体が落ちてきた、まさか仲間が？と思いきやイノシシが一息ついて走って逃げて行った。
いつまで続くぬかるみぞ、左方向から人の声、悟空スラブに違いない、ドリさん遮二無二藪を突破。
な、なんと悟空スラブの2ピッチ目の終了点ではないか。すでに午後1：30を回っている。数組の待ち時間。
終了点についたのは３時過ぎていた。そこからまた地獄の行進。山頂はこんなに遠かったか、隔世の感がある。ようやく５時山頂。レイザーチームが待っていてくれた。感謝。
竜少年
忘年例会で湯河原幕岩へ (^^♪
今回はKさんのお見合い山行を兼ねていたので、初日はゲレンデでロープワークの練習かなあと思っていたら、
竜少年：岳樺クラブルートを「竜の滝登り」で繋げるぞ！
竜少年、ヤル気満々です！ !(^^)!
全ルートを繋げると、
大滝フェイス(1P)～竜の滝登り(2P：ルンゼ登り)～悟空スラブ(3～5P)～岳樺クラブルート(6～8P)～幕山山頂(9P：歩き)
全9Pの長大なマルチピッチルートとなります !(^^)!
ちなみに、岳樺クラブルートは「ROCK & SNOW 095」で紹介されているので是非ご覧ください (^^)/
竜少年＆ドリさん、レイザー＆Kさんの2パーティでアタック (^^♪
＜大滝フェイス＞
3本のルート(5.7×2本、5.9)があるが、攀じっている人が少ないようで至る所にコケが…(-_-;)
ワイヤーブラシで掃除しながら攀じろうとしたが、「これでは日が暮れてしまう！」と諦める… (^^;
悩んだ末に真ん中の直登ルート(5.7)を選択。
えっ！、5.9はありそうなんですけど…(ToT)/~~~
Kさん、ガッツで完登 (^^)/
＜竜の滝登り＞
アプローチシューズに履き替え、ジャングルのような藪の中を突き進む。
至る所にイノシシの足跡が…
しかし、行けど行けども悟空スラブの取付きが見えず…(ToT)/~~~
標高400mを越えた辺りで左からコールが聴こえてきた。
ひょっとして、右に寄りすぎたか…(-_-;)
竜少年＆ドリさんパーティは少し下降してから左にトラバース。
レイザー＆Kさんパーティはさらに登りながら左にトラバースできるところを探すことに…
結果、竜少年＆ドリさんパーティは悟空スラブ2P目終了点付近に出て正規ルートを攀じる。
レイザー＆Kさんパーティは左にトラバースできそうなところが無かったのでそのまま直登、ドロ壁を攀じり藪漕ぎすることに… (^^;
ヤッター！迷いながらもバリルートで幕山山頂ゲット！
これぞアルパインの醍醐味です !(^^)!
Kさん、ヘビーなお見合い山行にお付き合いいただきありがとうございました！ <(_ _)>
竜少年・ドリさん、来年はリベンジしましょう！ (^^)/
@レイザー
今年の忘年山行は竜少年が幕岩のトポをみていて大滝フェイスから涸れ沢を登ると悟空スラブの取りつきに行けるのではないか、との発想で計画されました。
大滝フェイスを何とか乗り越え涸れ沢沿いに藪漕ぎをしながら登っていると、左の方から人の声が聞こえる。
声を頼りに左にトラバースすると悟空スラブの２ピッチ終了点に出た。
もう少し下をトラバースしなければならなかったようだ。
悟空スラブを登り終了点から幕山頂上を目指した。
本来であれば岳樺クラブルートを登る所を巻いてしまったため、頂上に出るのにかなりの時間が掛かってしまった。
竜少年とロープを結んでバリエーションルートを登ったのは初めてだったので、とても楽しく登れました。
ドリル