ちょっと手強い!?鶏冠谷右俣 ~2022.9.3~

dakekanba-admin

山域:奥秩父
日程:2022.9.3
メンバー:レイザー、ピーコ、コッシー
行程:
9/3(土)  5:20西沢渓谷入口-6:30鶏冠谷出合-9:00逆さくの字滝-12:30大滝40m手前の枝沢-13:30戸渡尾根登山道-16:30西沢渓谷入口



前回の赤谷川本谷がハードだったので、今回は癒しを求めて鶏冠谷右俣に参加 (^^♪
ガイドブックには「全般に快適なナメとナメ滝が連続し、奥秩父の沢の楽しさと魅力を満喫できる好ルート」
しかもコースタイムは、たったの5h程度 !(^^)!
今日は昼頃に下山して、のんびり温泉に浸かろうっと思っていたのだが…(^^;)

西沢の分岐までは、快適なハイキングコース (^^)

入渓ポイントには親切に標識があります

魚止めの滝は右側を巻く

3段12mのナメ滝が現れ、早速癒される (´▽`)

そして本日の核心、20mの逆くの字滝!

コッシー果敢に攻めるが、ツルっと滑ってウオータースライダーのように流され直下の淵にドボンッ! (>_<)
すぐに起き上がっていたので問題ないと判断、たわしで岩のヌメリをゴシゴシ掃除しながら慎重に進み残置スリング(3つあり)をキャッチ、無事に2人をビレイ (^^)/

今思い返せば、コッシーの容態をもっと確認し、ここ(9時、標高1,400m)で引き返すべきだったと反省します

その後、ゴルジュ帯の25m滝と30m滝を高巻き

待ちに待った、ナメ滝のオンパレード !(^^)!

フリクションも良く効いたので、皆で果敢にアタック (^^)/

しかし水量は多いし、雨が降っていて寒いし、体力はどんどん消耗していく… (ToT)/~~~
ヘロヘロで下山してみると既に16時半、10時間以上の沢行となってしまった ( ゚Д゚)

沢登りは予測困難で難しいなぁ、もっと経験を積まねば! (^^;)

@レイザー



西沢渓谷近辺でナメを満喫できる沢を探していて、目に留まった鶏冠谷。
快適な沢登りをイメージしていたのだが、振り返ってみると前半は巻きが多く、後半に出てくるナメ床ナメ滝群についた頃には既にお腹いっぱいの状況で、「どこまでナメが続くんだー」というなんとも贅沢な悩みを抱えながらの遡行となった(^^

天気が心配であったが、午前は何とか持ちそうとの予報の中、出発!
鶏冠谷出合いでは、1パーティーがちょうど徒渉をしているところ、我々も続いて入渓していく。

魚留の滝10mは、結構迫力あり、左岸から巻く

3段12mナメ滝は、直登が難しそうなので、右岸から巻く

逆さくの字20mは、下段が取り掛かりやすく、次第にツルツルになってくる。そこで足を滑らせてしまい、滝下まで滑ってしまう(>_<)
腰を打つが、幸いにして歩きに支障はなさそうで、そのまま進む。

その後、二俣を過ぎると、25m滝の左岸巻き、30m滝の左岸巻きと超えていく。

ここに来て、ようやくのナメの登場!
それはそれは素晴らしいナメがどこまでも続く!

同じようなナメ滝が次から次へと登場し、どれがどれだかトポ図をみても判然としないが、それくらいの多くのナメを満喫であった。

大滝40m滝下の枝沢を上がると、大滝が遠くに見える。水が霧状になって落ちてる。

少し枝沢を詰め上げると赤テープがしっかりと続いており、ほとんどトラバースしながら戸渡尾根登山道まで、続いていた。
登山道に出たころには歩き始めて既に8時間経過、癒しはあったけど、それよりハードだったとの想いを噛みしめながら、下山の支度を整えた。

今回は不注意から、あわやという滑落をしてしまい、もう少し慎重にすべきだったと、深く反省しています。
同行頂いたレイさん&ピーコには、不安な思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
どうしたら防げたのかじっくりと考え、二度と起こさないよう細心の注意を払って行動できるよう、肝に銘じて行ければとの思いです。

@コッシー



不安定な空模様ではじまった鶏冠谷右股

本来の左股予定を
天候を考慮し右股へと変更
体力に不安がある私としては一安心‥だったのだが

蓋を開けてみれば、
頻繁に降っていた雨により水量が増していたためか
右股もなかなか手強い沢だった

巻きが多く、足を踏み外せばそのまま谷底‥なビジュアル
気持ちに余裕が生まれない

寒さのため休憩するのも憚られ
歩き続けた方が体はあたたまるが、体力がすり減っていく

今回は、色々な面でキツい遡行となり、また考えさせられることも多かった

リーダーが復活したら
また一から鍛え直してもらおう!

レイさんコッシーさん
ご同行させていただきありがとうございました٩(ˊᗜˋ*)و

@ピーコ