高水三山〜富士山への第一歩〜 〜2021.3.27〜

dakekanba-admin

日時 2021.3.27(d)天気:快晴
山域:奥多摩
メンバー:竜少年(L)、レイザー

 

何と一年ぶりのハイキング。2年前には高水山でリタイア、その悪夢がよみがえる。
普段ジョギングなどしていても山登りとは大違い。
軍畑の駅からコンクリ道を過ぎ山道に入ったころからノロノロ運転息も絶え絶え呼吸が荒い。
後ろを歩くレイザーさん、無言、息遣いが聞こえない、ここから同調圧力ならぬ後続圧力にますます息が上がる、稜線に出て一本。


「ここから引き返そうか」と思う。レイザーさんのゆっくり休みましょうの優しい言葉が恨めしい。
もう意地しかない。

高水山を過ぎ、うしろのパーティから次々抜かされていく。
いいのだこれでいいのだ、俺は歩いているのだ、行きたきゃ行け!
地面をにらみつつ岩茸石山。山座同定。ここから330度の山を同定する。
惣岳山への途中、周りの山々は全て伐採されている新しく植林するのだろうか?
山は自然のままが美しいのに、これも生活の為か。
惣岳山から御嶽駅への下りには膝がガクガク杖にすがってよろよろとようやく下山できた。
歩きとおせた。背後の後続圧力が無ければ完歩は難しかっただろうとおもう、そういった点ではレイザーさんに感謝だ、やはり山仲間はうれしい。

富士山、行くぞ、そのための山行だったのだから。
山行後、駅から自宅最寄りの停車場までバスに乗る、混んでて座れないなー、足もフラフラだ。
ストックを持っていた僕にうら若き女性が「座席どうぞ」と声が掛かる。
一瞬ふらっと「お言葉に甘えて」が出そうになった。が、「いえ、大丈夫です」と心にもない。
「あー、譲ってもらえばよかったー。」と反省しながら帰った。

竜少年


紆余曲折あり、前日に急遽竜少年の山行にお供させて頂くことに♪
「途中でリタイアあるかもしれない、、、」のコメントを
「途中でギブするかも知れないので、その時は助けてくれ」と勝手に解釈して前夜レスキューの練習に励む (`_´)ゞ

軍畑駅前で合流、「さあ、行くぞ!」肘タッチで山行スタート ♪( ´▽`)
竜少年、ペースはゆっくりだが足取りはしっかりしており、休憩地点までノンストップを繰り返し無事山頂に。
終了点の御嶽駅付近で足元がヨタヨタしてきてちょっと心配であったが、無事にゴール!(≧∇≦)
「富士山への第一歩、やり遂げましたね!おめでとうございます!」肘タッチで喜びを分かち合う。

帰宅の道中、傘寿を間近に控えた竜少年にクライマーであり続けるためのポイントをヒアリング。
1、食べ物に拘りは持たない、妻に出されたものを残さず食べる(愛妻家ですな)
2、酒は毎日呑んでも良いが、量には気をつける(2合位ですかね)
3、毎週末に山行するのが理想。今は出来ないので2回/週、2km程度をジョギングと1回/週東部体育館(クライミングジム)に通っている(継続は力なり!ですね)

なるほど、勉強になります ( ^ω^ )
私も今年で人生の折り返し地点(50歳)。
昨年立てた人生のスローガンは、
「No Climbing, No Life. 目指せ!80代現役クライマー」

目標とする竜少年や微苦笑さんと一緒に山行が出来て幸せです ♪( ´▽`)
これからもよろしくお願いします。

レイザー