山域:小川山 野猿返し
日程:2019年9月1日(日)
参加者:ムー、サトちゃん(会員外)、ほか2名
「今年初めての小川山(;^ω^)」
クライミングを楽しむ山の会に所属していながら、9月にもなって小川山が今年初めてというのは、エセ(似非)山岳会員と思われそうで恥ずかしい・・・。
もっと言うと、毎年1回くらいしか小川山には行っていない。小川山と言うと「混んでる」「遠い」ので敬遠していたとこもあったと思う。
今回、日帰りで小川山を楽しめたことで、今後のクライミングを楽しむにあたって「良いきっかけ」になりました♪
長いトンネルを抜け出せるか・・・。
「野猿返し」と聞くと、猿でも登れないような難しいルートではないか?と感じましたが、ちょっと調べてみると、いくつか記録も有るようで、烏帽子岩左稜線のようなリッジ上を進む楽しそうなルートでした。
また、“野猿”と聞くと、あのとんねるずの音楽ユニット(我々中高年は、その世代ですよね!?)を思い出し、私は、しばらく長い“トンネル”から抜け出せずにいる事を意識しました。長いトンネルとは、6月以降の山行で雨に降られることが多いのです。自称「晴れ男」のはずが・・・幸い、縦走や沢登り等で山行が中止になることはなく、クライミングでも登る間だけ岩が渇いているという、ある意味では強運なのですが(;^ω^)
核心から逆算( ̄▽ ̄)
このルート、核心は5ピッチ目らしいので、逆算して1ピッチ目をサトちゃんのリードでスタート!(スミマセン(^^;))
終わってみるとルートは、1、3、5ピッチ目は高度を上げ、2、4、6~10ピッチ目はトラバース気味。
さすがにそこまで調べていなかったので、自分がリードする部分は、高度感はあるものの厳しいクライミングは無く楽しめました。ただ、いつものようにフォローでもリード想定で登るようにしていたので、外岩の緊張感を味わうこともできました。
5ピッチ目
核心であるらしい5ピッチ目は、フォローしているとリードが見えなくなる直前にリッジ上を立ち上がる部分と、それ以降の見えなかった部分が、「リードしていたらどうだろうか?」と感じた部分で、難しいというよりは、高度感・開放感の苦手な私はビビッてしまいました。そこを越えてしまえば焦るようなところはなく、クライミングシューズが痛ければ、アプローチシューズに戻しても良いかもしれません。
最近、多くの人がルートに入っているとは言え、全体を通して僅かに脆い部分や浮き石もあるので、外岩ではいつもそうですが、掴んだ岩が落ちる事だけでなく、自分が落とすことも上から落ちてくることにも注意が必要だと思いました。
晴れた♪けど・・・
今回のルートは、4人で2人ずつロープを結び楽しく登ることができました。それもこれも、朝夕の20度前後の涼しい気温。リッジ上で日差しを浴びていると、かなり暑いくらいでも、湿気の無い爽やかな風が心地よくさせてくれました。朝、高速を移動中に少しだけ雨粒が落ちてきましたが、今回は晴れでしょう!
帰り道で、今回晴れたことに安堵していると新たな疑惑が浮かんできた。それは「今回の晴れは同行者のおかげ!?」・・・聞いてみると、皆さん自称「晴れクライマー」でした(*^^*)
ムムム、これは自称「晴れ男」と名乗るのは怪しくなってきたな~(T_T) ・・・今後の山行の楽しみが1つ増えたところで、今回のレポートは終了です。次回のレポートでは、天気がどうだったのかもお楽しみにご覧ください(‘ω’)ノ
ムー